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広島が痛恨逆転負け 悪夢の八回、熱投の九里が牧に逆転3ラン被弾 デビッドソン後逸も響く 2位浮上ならず
5/17(水) 21:04配信
デイリースポーツ
8回、逆転を許し降板する九里は悔しさをにじませながらベンチへ戻る(撮影・田中太一)
「DeNA7−4広島」(17日、横浜スタジアム)
広島はリードを守り切れずDeNAに痛恨の逆転負け。七回まで1失点と粘りの投球をけていた先発・九里が八回に逆転を許した。
1点リードの八回も九里はマウンドに上がった。だが先頭の佐野に四球を与え、犠打で1死二塁のピンチを背負った。ここで3番・宮崎の打球を三塁・デビッドソンが後逸。一、三塁とピンチが広がり、牧に逆転3ランを浴びてしまった。さらに続くソトにもソロを浴びたところで無念の降板となった。
打線は初回、マクブルームが先制適時打。1点を追う二回は菊池の2点適時打で逆転に成功し、五回はマクブルームが中犠飛。しかし六回以降は得点を挙げられなかった。
この試合、勝てばDeNAを逆転して2位に浮上する好機だったが、3連勝を逃し、DeNAとの差は1・5に開いた。
今日は勝たなくてはいけない試合を落としてしまいました。ドリヨシ的には、先発の九里投手を8回まで引っ張ったのが敗因だと思います。
先発の九里投手は3日のDeNA戦で6回途中4失点で、リベンジをかけたマウンドでした。味方が1点先制した直後の1回裏、DeNA牧選手に逆転2ランを許し、1−2となりました。
しかし、すぐに打線が援護しました。2回表に菊池選手が2点タイムリーを放ち、3−2とすると、5回表にマクブルーム選手の犠牲フライで4−2としました。九里投手も4回から6回までノーヒットピッチングとリズムに乗りました。
しかし、7回裏に1点を返され、4−3となり雲行きが怪しくなり、8回裏にデビッドソン選手の失策などで1アウト1、3塁のピンチを招くと、DeNA牧選手に逆転3ランを被弾し、4−6となりました。続くDeNAソト選手にもソロホームランを浴びて4−7とされました。九里投手はここで降板となりました。
今日の九里投手は8回途中99球を投げて8安打7失点でした。ドリヨシ的には、7回裏のピッチングを見ると、球が甘く入り始めており、黄信号が点灯していたと思います。なので、8回裏からリリーフ陣にスイッチした方が良かったように感じます。8回表の攻撃で、1塁ランナーの西川選手が牽制死して、流れがDeNAに傾いていただけに、8回裏はスパッとリリーフ陣に代えておくべきだったと思います。
それにしても九里投手はDeNA打線を苦手にしている感じがありますね。
今日勝てば単独2位に浮上する試合でしたが、痛い星を落としました。明日はカード勝ち越しをかけての3試合目です。明日のカープの先発はコルニエル投手です。明日も安定したピッチングが期待されますね。DeNAは東投手です。前回読売戦では5回10安打4失点と打たれています。カープ打線にとっても大チャンスだと思います。明日は快勝して甲子園に乗り込みましょう!