2021年10月21日
23回戦@神宮 広島11−7東京ヤクルト 中盤逆転されるも、終盤に再逆転し、打撃戦を制す!コルニエル投手プロ初勝利!CSへ望みつなぐ!
広島が執念の逆転勝ち!7回一挙7得点の猛攻でCSに望みつなぐ
10/21(木) 21:54
配信
デイリースポーツ
7回、勝ち越し打を放つ広島・坂倉(撮影・西岡正)
「ヤクルト7−11広島」(21日、神宮球場)
広島が終盤に執念の逆転劇を見せ、CS進出に望みをつないだ。
負ければCS進出の可能性が消滅し、3年連続のBクラスが確定する一戦。二回に林の10号2ランで先制するも先発の大瀬良が四回途中7安打6失点と誤算。一時逆転を許した。
しかし、3−6の3点を追う七回。無死一、二塁から宇草が中前打。センターへ転がった打球を中堅・塩見が後逸。ボールが転々としている間に一気に本塁に生還し、同点に追いつくと坂倉、菊池涼の連続タイムリーなどで勝ち越し。この回打者一巡11人の猛攻で一挙に7点を奪った。
コルニエルが来日初勝利。ヤクルトは中継ぎ陣が崩れた。
4回にヤクルトに一挙5点奪われた時には、カープの今シーズンが終わったかなと思いましたが、選手の皆さんは諦めていませんでした。今日は勝ちへの執念を感じました。
2回表、ヤクルト先発の小川投手を攻め、2アウト1塁から林選手が左中間スタンドへ2ランを放ち、2−0と先制しました。林選手は日々成長していますね。今日のホームランで二桁到達です。
3回裏、ヤクルトに1点を返された直後の4回表、2アウト3塁から菊池涼介選手がライト前に技ありのタイムリーを放ち、3−1とリードを広げました。
これでカープが試合の主導権を握ったかに見えましたが、先発の大瀬良投手がピリッとしません。4回裏、1アウト2、3塁からヤクルト代打川端選手にセンター前タイムリーを浴びて3−2。さらに2アウト満塁からヤクルト山田選手にレフト前タイムリーを浴びて3−3の同点になりました。続くヤクルト村上選手に左中間を破る走者一掃のタイムリー2ベースを浴びて3−6と一気に逆転されました。村上選手にはカウント0−2と追い込んでいただけに、悔やまれます。結局大瀬良投手は3回2/3、89球を投げて7安打6失点でKOとなりました。二桁勝利まであと1勝という、見えないプレッシャーがあったのかもしれません。
ドリヨシはここで正直CSは諦めていました。でも、チームは全く諦めてはいませんでした。7回表、ヤクルト4番手の田口投手を攻め、ヒットと四球でノーアウト1、2塁とし、宇草選手がセンター前にヒットを放ちました。この打球をセンターのヤクルト塩見選手が後逸し、ランナー2人と打者走者の宇草選手まで生還し、たちまち6−6の同点に追いつきました。ここが今日の試合のポイントだったと思います。ヤクルトは5番手のスアレス投手に代わりましたが、1アウト1、3塁から坂倉選手がタイムリーを放ち、7−6と再逆転に成功しました。なお2、3塁から菊池涼介選手がレフト前タイムリーを放ち8−6。さらに2アウト1、2塁から會澤選手がライトオーバーの2点タイムリー2ベースを放ち、10−6とリードを広げました。このイニングは打者一巡の猛攻で一挙7点のビッグイニングとなりました。
7回裏は4番手の森浦投手がヤクルトサンタナ選手にレフトスタンドへソロホームランを浴びて10−7とされましたが、直後の8回表、ヤクルト6番手の星投手から西川選手がタイムリー2ベースを放ち、11−7とし、試合を決めました。
今夜はカープは執念の逆転勝ちをし、まだわずかではありますが、逆転クライマックスシリーズ出場に望みをつなぎました。とにかくあと残り5試合を全勝するしかありません。
明日のカープの先発は床田投手です。立ち上がりから全力で行って欲しいですね。ヤクルトは高梨投手です。4点くらいは取れると思います。カープは残り試合はトーナメントのつもりで戦わなくてはなりません。投手、野手総動員で戦って欲しいですね。
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