2017年03月06日
小久保監督、前日会見
侍J小久保監督、キューバ戦前に打順で悩む「もうひと晩しっかり考えたい」
Full-Count 3/6(月) 18:13配信
筒香の4番は変わらず「どんなことがあっても4番・筒香は不動」
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド初戦(7日)でキューバと対戦する侍ジャパンは6日、東京ドームで前日練習を行った。練習後に公式会見に臨んだ小久保裕紀監督は「まず初戦、明日勝ちに行きます」と、声に力を込めて言い切った。
公式会見に臨んだ指揮官は、視線と口調に力を込めて言った。
「世界一を取るために初戦が大事なってくると思う。なんとか、この4回目のWBCのスタートをいい形で切りたい。まず初戦、明日勝ちに行きます」
準決勝で敗退した第3回大会の半年後、2013年10月に侍ジャパン監督に就任した。約3年半の準備期間を経て、7日のWBC開幕を迎える。それまで監督経験はなかったが、国際大会や強化試合で場数を踏んだ。監督就任以来の自身の成長について問われると、「自分の成長は結果でしか分からないと思いますので、とにかくこの大会を勝つというところで示したいと思います」と言い切った。
監督としても、チームとしても、成長を見せつけたい大一番を前に、投手陣には大きな手応えを感じている。一方、強化試合5戦の中で、打順はたびたび入れ替えた。「どんなことがあっても4番・筒香(嘉智)は不動」と話すが、彼を中心とする打順は「ある程度頭の中にありますけど、もうひと晩しっかり考えたい」と、決戦前夜も頭を悩ませるつもりだ。
打順決定のポイントとなるのは、三塁手の起用法。WBC初戦という独特の雰囲気と緊張感に襲われる試合で、三塁を本職とするベテラン松田宣浩(ソフトバンク)を起用するのか、打撃の状態がよく、攻撃の幅を広げる可能性のある田中広輔(広島)を起用するのか。自らも国際大会が持つ独特な雰囲気を知るだけに、頭を悩ませる。
もう1つのポイントとなるのが、キューバが取るであろう作戦だ。指揮官は「向こうの作戦としては、ピッチャーを8人9人注ぎ込んでの継投になると思う」と想定。左投手はフォーシーム系、右投手はムービングファーストボール系と見ており、「それを踏まえて」の打順を組む予定だという。
今後の戦いを考えても「キューバ戦が一番のポイント」と語る小久保監督が、一体どんなオーダーを組んでくるのか。数々の場面を想定しながら、指揮官は就任以来最も悩ましいひと晩を過ごすのかもしれない。
フルカウント編集部●文 text by Full-Count
いよいよ明日始まりますね。壮行試合、強化試合のトータルは2勝3敗と負け越しています。侍ファンの皆さんの思いと僕の思いは間違いなく同じだと思います。投手陣はある程度やれる感覚になっています。(則本投手と藤浪投手が心配ですが…)僕も日本の投手陣はしっかり抑えてくれると思っています。
問題は打線ですね。 全体的に当たりは戻ってきているようですが、つなぐ攻撃が今一つのようです。打線のキーマンは菊池選手と中田選手ではないでしょうか。菊池選手はおそらく2番ですから、1番が出塁した時にどうつなぐかです。送りバントやエンドランなどのサインが出た時に確実にその仕事が出来るかどうかが注目です。中田選手は5番で筒香選手の次を打つでしょうから、筒香選手が歩かされた後でチャンスで回ってくるでしょうから、中田選手が一振りで決めてくれるかがカギとなりそうです。
ポジティブな要素としては、昨日の強化試合で9回に秋山選手が打ったタイムリー3ベースで、日本のベンチが最高に盛り上がっていたことですね。あれでチームがやっと一つになった感じがします。
明日のキューバ戦が侍ジャパンの行く末を物語ると思うので、全員野球でなにがなんでも勝ちをもぎ取って欲しいです。出来れば、カープ3人衆がスタメンになって欲しいですが、贅沢ですかね…。
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最後の最後に逆転できたのは確かに大きかったですよね!
いよいよ今日から!