先日、待合室には週刊誌が置いてあり10冊くらい読んだ。
その中で、食べてはいけない国内食品という内容の記事が2週間、
食べても問題ない国内食品という記事が2週間分それぞれ、商品の銘がらで書かれたものを読んだ。
その中でなるほどと気が付いたものがあった。
最近は抹茶や豆腐、納豆、刺身などをはじめ、日本での食生活は海外と比べ安全だと思い込んでいた私がいた。
そころが、よくよく精査するとそうでないことに気づかされた。
週刊誌に載っている銘柄リストで食べてはいけない国内食品には化学調味料や、
油脂分の多いパンや加工食品、カップ麺などが記載されており、
特に食パン以外の味が付いた甘いパンや菓子パンのほとんどがトランス型という飽和脂肪酸を含むということで体に悪いと記載されていた。
トランス型脂肪酸の代表格はマーガリンである。
私はご飯党であまりパン類は食べないのだが、それが事実ではと思うことがあった。
私のいとこに60歳の母娘の家庭があるが、二人とも仕事をしており朝は面倒なので、
前日に菓子パンを購入しておき、朝は菓子パンなどの味付きのパンを食べる習慣があった。
母親はまだ60歳なのに脂肪肝で肝臓が悪く、顔もむくんでいた。
それも酒を飲む習慣も無いのに、どうして肝臓や腎臓が悪いのかが気になり、
食事の内容を聴いてみたら、ごはんの食事よりも菓子パンやカップ麺が好きで圧倒的にそちらの食事が多いそうだ。
私はいとこに菓子パンのほとんどにトランス型脂肪酸という油の一種が使用されており、
おいしい菓子パンなどの多くに体内に蓄積しやすい種類の脂肪を多く含んでいることと
毎日ご飯がわりに菓子パンを食べすぎると肝臓にも悪いし癌になる可能性が高いことを告げた。
私の栄養学の本を読むと、脂肪の多い食事をとると、摂取後1時間程度で、血液がドロドロになり始め、
6時間経過すると血液の流れが悪くなるピークに達し、12時間でやっともとにもどると書いてあった。
また、脂肪を採りすぎると、胆汁酸の分泌が増加し、腸の中で悪玉菌が発がん物質を生成しやすくなることが記載されていた。
なるほど、近年、胆管癌や大腸がんが多いことと飽和脂肪酸や油脂類を多く含むパンや加工食品、カップ麺などが原因であると考えられた。
近年はレンジでチンできる多くの加工食品が増えたし、朝や夕方にごはんを焚く時間を面倒くさがって、
味付きのパンやレンジでチンできる加工食品が増えた。
そのほとんどに飽和脂肪酸に類する体に蓄積しやすい脂肪が使用されているが、
手ごろな値段でおいしいため、つい知識のない人は購入してしまう。
ところで、私は中性脂肪と悪玉コレステロールが高いわけだから、肉類など油脂類の多い食品は避けてきた。
中年になり新陳代謝が落ちている体では、炭水化物でさえも寝ている間に脂肪に変換され体に蓄積される。
その中で、パンが体に悪く、味の付いたやわらかくおいしいパンのほとんどに体内で分解しにくい脂肪が含まれていることに気が付き、
今後、いとこをはじめ、身内にはパンだけに偏る食習慣が体に悪い、血管障害やガンのもとになることを知らせてゆこうと思った。
今回、週刊誌を読み漁ったことがきっかけで、脂肪の採りすぎは肥満や高脂血症
が原因の血管障害や脳梗塞以外のリスクを知ることになったほうが有意義だと思った。
中国産や南米産養殖魚やアメリカ、オーストラリア産などのホルモン剤入り牛肉など、
海外の食品の危険性は多くの人が知るところだが、日本の食品だから安全ということはないと思った。
日本の食品と言っても、無農薬で生産され、添加物や合成保存料の入っていない食品は安全といわれており、
週刊誌の記事の食べても問題ない加工食品リストには合成化学物質を含まない製品の銘がらが記載されていた。
しかし、週刊誌の中の、食べても問題ないパンや加工食品のリストの銘柄数は数が少なかった。
それと、やはり無農薬で合成添加物、油脂類でもアルファーリノレン酸という無害な油脂が使用された加工食品は
値段が高く、日持ちもしないため、コンビニなどでの品数は少ない。
要は、菓子パンなどやわらかくて甘くおいしいパン類やおいしいレトルト食品は時々食べる程度で、
安くておいしく、手軽なだけで毎日食べ続けると明らかに体に悪いということだと思う。
普段はやはり自分でご飯を炊いてごはんと野菜や納豆、豆腐、魚などを食べる食習慣が必要であると考える。
posted by
kobu at 12:00|
有害疑惑の食品