2024年10月26日
米とパンの違い
最近は米の値段が高騰して買えないとの記事が多い。
ある調査では米からパンやパスタ、うどんなど麺類に変えるとの意見が2割程度ある。
しかし、ロシアとウクライナとの戦争の影響で輸入小麦粉も高くなっている。
小麦粉をはじめ麺類の原料高騰で昨年からラーメン屋の倒産が急増しているという。
現在、私が住んでいる地方都市だと食パンは５枚入りで１５０円ほどで売られているが
米は５ｋｇで３５００円だとしても、５ｋｇの米はごはん８０杯分に相当するという。
したがって、ごはん一杯は４５円程度であり、価格面で小麦粉のパンのほうが安いといいきれない。
もし、菓子パンだと１個１３０円はするだろう。
菓子パン２個では２６０円、一方でご飯２杯だと９０円、ごはんにおかずを付けてとしても
ごはんのほうが安いのではないのだろうか。
パンやうどんなど麺類の場合、食べる都度買いに行かなくてはいけないというデメリットがあると思う。
自宅から店まで近ければよいが、遠い場合、パンを購入しても３日程度までしか日持ちしないのが普通だ。
その点、コメは保存期間が長いため、自宅に米と水道と電気さえあれば、炊飯して暖かく食べられる。
パンでも焼きたててふわふわの商品を売っていることは少ないだろう。
パンをレンジで温めて食べる方法もあるが。
あとは、自分の好みでご飯が好きな人とパンが好きな人がいると思う。
私の場合、毎日３回ご飯でも苦痛を感じないが、毎日パンだけだと苦痛である。
米は今の時代、ほとんど農薬を使わない食べ物としては安心な食べ物だと思う。
一方でパンなどの小麦粉食品はグルテンアレルギーなどがあり、一定のアレルギーのある人には体質的に向かない面がある。
グルテンはアレルギーだけでなく、体に炎症を起こしているとの研究もある。
posted by kobu at 00:00| 食べ物と健康との関係