広島先発ローテ入りへ森ＶＳ小林ＶＳ玉村 高橋コーチ「アピールが必要」遠藤はロングリリーフか
3/1(火) 20:17
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デイリースポーツ
投手指名練習に参加した森（左）と玉村（撮影・伊藤笙子）
広島のドラフト２位・森翔平投手（三菱重工Ｗｅｓｔ）、小林樹斗投手、玉村昇悟投手が１日、横浜スタジアムで調整を行った。
３投手は佐々岡真司監督が先発ローテーション５、６番目の候補に挙げている。２日・ＤｅＮＡ戦（横浜スタジアム）に森、３日・ＤｅＮＡ戦（横浜スタジアム）に小林が先発、玉村は３日にリリーフで登板する予定となっている。
練習を見守った高橋建投手コーチは「みんなに求めたいのは四球（減）。引き続きですけど、ローテーションを争っている投手たちなので、アピールが必要になる。監督に安心を与えてくれる投球をしてくれたら」と期待した。
指揮官はキャンプ総括の際にローテ候補について「よっぽどのことがない限り３人で」と話した。候補とみられていた高橋昂也投手はキャンプ中に２軍落ち。一方で遠藤淳志投手は対外試合２試合に登板し４回で自責点０と結果を残している。高橋コーチは「僕の中では評価しているし、先発して欲しい１人ではあります。マウンドさばきとか、去年の話を聞いたら（今年は）全然違うと言うし、そういうところも引き出せたらいいなという面はあるでしょうね」と話した。現状はロングリリーフ要員で期待しているようだ。
先発ローテーションは大瀬良投手、九里投手、森下投手、床田投手は確定していますが、残り２枠が決まっていません。現在その２枠を争うのが、ドラ２ルーキーの森投手、高卒２年目の小林投手、そして高卒３年目の玉村投手です。
森投手は対外試合デビューの２月２２日のDeNAとの練習試合で３回５安打１失点の粘りのピッチングでした。球が高めに浮いていて、本来のピッチングではありませんでした。ドリヨシが見る限り、森投手は大崩れはしないタイプだと思いますので、間違いなく先発向きです。明日のDeNAとのオープン戦に先発しますので、どれだけ修正できたか、楽しみです。
小林投手は２月２５日の紅白戦で、３回４安打３失点と精彩を欠いた内容でした。２回まではパーフェクトでしたが、３回に捕まりました。ランナーを出してからのピッチングに課題を残しました。小林投手はあさってのDeNAとのオープン戦に先発します。小林投手もどれだけ修正できたか注目です。
玉村投手も２月２５日の紅白戦で、３回３安打１失点でした。１回、ヒットとエラーでランナーを許すと、ドラ６の末包選手にセンター前タイムリーを浴びました。この日の玉村投手は、ストレートは腕が振れていましたが、変化球を投げる時に腕が振れていませんでした。故に変化球のキレが今ひとつでした。玉村投手はあさってのDeNAとのオープン戦でリリーフとして登板予定です。
３人の投手はそれぞれに課題を持っています。明日、あさっての試合で課題克服の一発回答を期待しましょう。
ただ、ドリヨシは思うのですが、現在先発ローテーション残り２枠を３投手が争う形になっていますが、遠藤投手を含めて４人のピッチャーで２枠の中で回していいのではないかなと…。中１０日から中１２日の間隔を置いて先発登板させた方が、経験不足でシーズン通してスタミナを維持出来るか不安の残る森投手、小林投手、玉村投手を起用する上ではベターではないかと思うのですが、高橋健投手コーチ、いかがでしょうか？
