2024年10月31日
育成ドラフト1位指名の知徳高・小船翼投手に指名あいさつ!
広島、育成1位の198センチ右腕・小船翼に指名あいさつ 高校恩師は駒大OB・新井監督の1学年上 広島ユニ着るイメージは「ありました」
10/31(木) 15:19配信
中日スポーツ
広島からドラフト指名あいさつを受け、緊張の面持ちで感謝を述べる知徳高・小船。右は初鹿監督
広島は31日、育成ドラフト1位の知徳高・小船翼投手(18)に指名あいさつを行った。田村スカウト部長と担当の松本スカウトが静岡県長泉町の同校を訪問。小船は「とてもうれしい気持ちでいっぱいです」と指名を実感した。
会談の中で松本スカウトから伝えられたのは「安心して来てください」という話。その理由は小船とカープの縁にある。同校の初鹿文彦監督は駒大OB。大学時代、1学年下にいたのが現在の広島・新井貴浩監督だ。
小船は新井監督の印象について「とても優しいということとか、すごく礼儀正しいということとかを初鹿先生からよく聞きます」と話す。そのためドラフト前から赤いユニホームを着るイメージは「ありました」。
もともとの縁を指名までつなげたのは小船自身だった。198センチの大きな体から投げる速球はMAX152キロ。松本スカウトは「ストレートが150キロを超える高校生はなかなかいない。真っすぐだけで通用するんじゃないかというポテンシャルがある」と、角度とスピードを生み出せる右腕にほれ込む。
素材的には「本当は支配下で指名してあげたかった」という高評価。しかし「体幹がまだ弱い」など基礎的な体力強化から始めなくてはならないのが現状だった。今いる支配下選手の枠の問題もあり、育成1位で縁ある大器を迎え入れることになった。
中日スポーツ
写真を見る限り、小船投手はかなり緊張している様子が伺われます。今日、育成ドラフト1位の知徳高の小船投手に田村スカウト部長と松本スカウトが指名あいさつを行いました。
小船投手は身長198センチ、体重108キロです。海老名サンダースで軟式の野球を始め、柏ケ谷中時代は海老名シニアに所属しました。
知徳高(22年-24年)では1年生の夏からベンチ入りしました。
1年時秋の予選でエースの座を掴み、5試合32.1回12失点、防御率3.34の粘投で県ベスト4進出を飾りました。
初戦の川根高戦で7K5対0完封勝利、準々決勝御西戦で4安打4-1完投を記録しました。
シーズン後、オフの練習で投球フォームを修正し、一冬を越してMAX142キロ右腕へと成長をとげました。
2年時夏の静岡大会で夏大デビューし、2試合12回で7K2失点、防御率0.00と活躍しました。
0-2完封負けとなった2回戦・日大三島戦で、MAX146キロ、7回4K2失点の粘投を演じています。
2年生の秋時点でMLBからも注目されるも常葉大橘との県初戦に3-4で敗戦しました。
地区上位決定戦・沼津東戦で150キロを計測し、1安打13K、無四球2-1完投勝ちを収めました。
その後、3年生の春の地区2回戦・御西戦(6対2完投)で18K&151キロをマーク。
続く静岡大会2回戦・浜松城北工業戦で、自己最速152キロ、14K4対0完封を記録している。
3年時夏の予選は聖隷クリストファーに2-4(5回4失点KO)で敗れ準々決勝で敗退しました。
肩痛(5月)明けで全4戦の先発を担い、計19.1回19K10失点、防御率3.26の粘投を見せました。
初戦・浜松日体高校戦でピッチャー返しが顔面に直撃するアクシデントを経験しました。
3回戦終了後には熱中症を患うなど不運が続き、不完全燃焼で高校生活最後の夏を終えました。
県大会ベスト4が最高成績。甲子園出場経験はありません。
198cm108kgの恵まれた体格のプロ注目152キロ右腕です。
ノーワインドから溜めて上体を倒して重心を下げ、着地早めに肘を使った腕の振りから投げ下ろす
最速152キロ(高3春の予選で計測)の真っ直ぐとスライダーを始めとする変化球があります。
1年生の秋から主戦として活躍。2年生の夏に146キロ、同秋に150キロ、3年生の春に152キロを出しました。
高3夏4試合19.1回で、奪三振率8.84、四死球率4.19でした。
小船投手は、やはり身長198センチの角度のある高さから繰り出されるMAX152キロのストレートが魅力です。体づくりをしっかり行い、スタミナある体力をつければ、1軍で十分通用するピッチャーになるのではないかと思います。小船投手はダイヤモンドの原石かもしれません。
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