2023年11月14日
育成ドラフト2位の佐藤選手に指名あいさつ。
【広島】育成2位の佐藤啓介が指名あいさつ、松本有史スカウト「(西川)龍馬ぐらいになってくれるんじゃないかな」
11/14(火) 17:51配信
スポーツ報知
広島から指名あいさつを受けた静岡大・佐藤啓介
広島から育成2位でドラフト指名された静岡大の佐藤啓介内野手(22)は14日、静岡市内の同校で指名あいさつを受けた。走攻守三拍子そろった大型内野手として、広島では初の国立大出身選手の誕生となる。「まずは支配下にあがって、もっと期待される選手になりたい」と野望を語った。
未来のカープの主砲へ、大きな期待が寄せられた。球団からあいさつを受けた直後の会見では緊張した表情で「少しずつプロになるんだな、という実感がわいてきた」と佐藤。大学時代に広角に打てる打者として公式戦7発を含む17発を放り込んだ。持ち味のしっかり振り込んだ力強いバッティングでアピールすることを誓い、静大としては初となる支配下入りを目指す。
広角打法に惚れ込んでいたのが担当の松本有史スカウト(46)だ。「長打も打てて反対方向にもしっかり打てる。すぐに支配下として試合に出てくれると思う」。今季打率3割5厘でリーグ2位の西川龍馬外野手(28)にイメージを重ね「ホームランが打てるので、龍馬ぐらいになってくれるんじゃないかな、と期待を持っている」とさらなる成長を楽しみにした。
近年の広島の野手では、大盛穂外野手(27、18年・育1位)、中村貴浩外野手(23、22年・育2位)が育成から支配下へとはい上がっている。松本スカウトは「野手はカープは結果を出している。佐藤くんも支配下になって1軍の試合に出てもらいたい」と話し「(1軍で)タイトル、ホームラン王、首位打者を狙って欲しい」と期待した。
佐藤と同じく中京大中京出身の広島の選手は堂林翔太内野手(32)ら4人いる。「堂林先輩にマンツーマンで教えてもらったら良いと思う」と松本スカウトがアドバイス。「まずは中京大中京の先輩たちにあいさつをしたい」と話した。
現在は卒業論文など多忙な学生生活の合間を見ながら毎日グラウンドに足を運ぶ。最初の目標は支配下登録だが「もっともっと上を目指す」とキッパリ。会見の最後はすっかりプロの顔つきとなり「もう勝負は始まっている」と表情を引き締めた。
◆佐藤 啓介(さとう・けいすけ)2001年5月24日、愛知県大治町生まれ。22歳。小学1年時に野球を始め、小、中ともに中京ボーイズに所属。高校は中京大中京でプレー。3年夏は愛知大会4強に入り、背番号15で全試合出場し2本塁打を放つ。大学では1年秋からレギュラーを獲得し、力強いスイングで通算100安打超。181センチ、92キロ。右投左打。
報知新聞社
育成ドラフト2位に指名した静岡大の佐藤選手に松本スカウトらが指名あいさつしました。
佐藤選手は2001年5月24日生まれ、181センチ92キロの恵まれた体格です。走攻守3拍子そろった内野手で、静岡大では主将を務め、4年春のリーグ戦では打率.444、2本塁打、23打点と中軸としてチームを牽引しました。
佐藤選手も伸びしろのある楽しみな選手です。カープでは育成から支配下選手になった、大盛選手や二俣選手、中村貴浩選手らがいます。お手本になる選手が沢山いますので、佐藤選手も一日も早く支配下選手になれるよう、頑張って欲しいと思います。
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