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広島、6点ビハインドひっくり返すもサヨナラ負け…3位DeNAが2ゲーム差に迫る
9/18(月) 18:39配信
ベースボールキング
広島・堂林翔太 (C)Kyodo News
○ 中日 8x − 7 広島 ●
<23回戦・バンテリンドーム>
広島は6点ビハインドを一時ひっくり返すも逆転サヨナラ負け。貯金は10に減り、3位・DeNAに2ゲーム差に迫られた。
広島は先発・森が4回7安打3失点で降板。6回には3番手・中アが3点を失い0−6と突き放された。
打線は今季初登板の中日先発・根尾の前に6回まで散発3安打で無得点。それでも7回、一死から敵失などで満塁とし、6番・マクブルームの二ゴロの間にようやく1点を返した。さらに、続く田中が四球を選び、ここで根尾が降板。ここから中日リリーフ陣に対し一気に畳みかけた。
まずは2番手の藤嶋に倒し、二死満塁で8番・中村貴が中前適時打を放ち2点目。なおも満塁で代打・松山の痛烈な打球を一塁・ビシエドが後逸し(記録は失策)、一気に2者が生還した。さらに二死一、三塁で、1番・秋山が中日3番手・齋藤から右前適時打を放ち1点差。続く代打・末包は4番手の清水から左前適時打を放ち、打者12人を送り込む猛攻で一気に6点を奪い試合を振り出しに戻した。
同点で迎えた9回も敵失絡みで二死二、三塁の好機を作り、4番・堂林の遊撃への適時内野安打で勝ち越しに成功。しかし1点リードに変わった9回裏、守護神・栗林が二死走者なしから痛恨の同点ソロを浴び試合は延長戦に入った。
11回裏は2イニング目となった大道が先頭から3連続四球を与え無死満塁のピンチを招くと、最後は3番・カリステに右前適時打を浴びサヨナラ負け。敗戦投手の大道は今季初黒星(3勝)となった。
BASEBALL KING
せっかく6点差を追いつき、9回に勝ち越したのですが、栗林投手が2アウトから同点被弾してしまいました。ここが一番悔やまれるところですね。
今日は田村選手が左手小指の骨折で登録抹消。秋山選手を1番、7試合連続で堂林選手が4番、坂倉選手がキャッチャーで5番、マクブルーム選手を6番、田中選手を7番サード、中村貴浩選手を8番ライトへ入れるオーダーを組みました。
中日先発の根尾投手に対し、1回表に秋山選手が四球から2アウト2塁としましたが、堂林選手はセンターフライで先制出来ませんでした。
先発の森投手は2回1アウトから中日細川選手に四球、福永選手に2ベースを打たれ1アウト2、3塁から中日石橋選手にセンターオーバーの2点タイムリー2ベースを浴びて0−2と先制されました。
打線は中日根尾投手に3回までノーヒットに抑えられました。
森投手は2回2アウトから中日石橋選手、根尾投手に連打されて1、2塁から中日岡林選手にセンター前にタイムリーを浴びて0−3となりました。森投手は4回72球を投げて7安打、3失点で降板しました。ドリヨシ的には森投手はそんなに悪くなかったと思いましたが、ゾーンで勝負したところ、甘く入って来たところを打たれた感じです。来季に向けて、もっとキレのある球を磨いて欲しいと思います。
打線は5回表に先頭坂倉選手はヒットで出塁も、マクブルーム選手はライトフライ、田中選手のファーストライナーで1塁ランナーの坂倉選手が帰塁出来ず併殺に終わりました。
5回裏はアンダーソン投手が登板し、1アウトから中日ビシエド選手に四球も、石川選手をキャッチャーファウルフライ、細川選手を空振り三振に抑えました。
6回表、先頭の中村貴浩選手が内野安打も、デビッドソン選手はショートゴロ併殺打、秋山選手はセカンドゴロに倒れました。
6回裏は3番手の中崎投手が1アウトから中日石橋選手に2ベース、根尾投手をショートゴロ、岡林選手と大島選手に連続四球で2アウト満塁のピンチを迎えました。ここで中日カリステ選手のライトへの飛球は中村貴浩選手が捕れず、走者一掃のタイムリー2ベースとなり、0−6と大きくリードを奪われました。
誰もがもはやここまでと思ったはずです。ドリヨシも同様です。ですが、選手は諦めていませんでした。
7回表、先頭の羽月選手が四球、小園選手はライトフライ、堂林選手のショートゴロを併殺狙いの中日ショート福永選手が落球、坂倉選手のヒットで1アウト満塁のチャンスを迎えます。続くマクブルーム選手のセカンドゴロの間に1点を返し1−6。続く田中選手は四球で2アウト満塁とし、中日根尾投手から代わった藤嶋投手に対し、中村貴浩選手がセンター前にタイムリーを放ち2−6。代打松山選手のファーストゴロを中日ビシエド選手が後逸してランナー2人が生還して4−6としました。さらに2アウト1、3塁で秋山選手がライト前にタイムリーを放ち5−6。さらに2アウト1、3塁から代打末包選手がレフト前へタイムリーを放ち、ついに6−6の同点に追いつきました。
7回裏は4番手の矢崎投手が登板し、中日打線を3者凡退に抑えました。
8回表、1アウト1、2塁のチャンスも田中選手、中村貴浩選手が凡退して勝ち越せませんでした。
8回裏は5番手の島内投手が登板し、2アウトから中日岡林選手にヒットを許すも、自らの牽制で岡林選手を刺して抑えました。
打線は9回表、先頭の代打大盛選手が死球、秋山選手はサードゴロに倒れましたが、矢野選手の送りバントを中日松山投手がファンブルして1アウト1、2塁となりました。小園選手のショートゴロで2アウト2、3塁とし、堂林選手がショートへタイムリー内野安打を放ち、7−6と勝ち越しました。堂林選手の執念が見えた一打でしたね。
9回裏は守護神の栗林投手が登板。中日加藤選手、カリステ選手を打ち取り、あと1人というところで、中日ビシエド選手にレフトスタンド中段にソロホームランを浴びて7−7の同点に追いつかれました。ビシエド選手に対しての配球が間違っていたように感じました。確かにストレートで押してカウントを取るのもありだと思いますが、中日ビシエド選手はストレート1本に絞っている中で、甘く入ってきたストレートを痛打されました。ドリヨシが考えるに、中日ビシエド選手は緩急に弱い打者だと思いますので、栗林投手の緩いカーブを使って欲しかったと思いました。
試合は延長戦に入り、10回表は3者凡退に終わり、10回裏は大道投手が中日打線を3者凡退に抑えました。
11回表、打線は1アウトから秋山選手がヒットで出塁も、矢野選手がピッチャーゴロ併殺打でチャンスを作れませんでした。
11回裏も大道投手が回跨ぎで登板しました。ドリヨシはイヤな予感がしました。リリーフピッチャーは回跨ぎさせるのはダメだと思います。特に大道投手は1イニングに全てをかけるタイプなので、アドゥワ投手でも良かったのではないかと思いました。この回、先頭の中日代打堂上選手に四球、岡林選手にも四球、加藤選手にも四球を与え、ノーアウト満塁の絶体絶命のピンチを迎えました。続く中日カリステ選手にライト前へタイムリーを浴びて、7−8でサヨナラ負けを喫してしまいました。
とても残念でなりません。チームは今季8度目のサヨナラ負けで貯金は10となりました。今日も3位のDeNAが阪神に勝利したため、ゲーム差は2となりました。カープは残り7試合です。全部勝つしかありません。
明日は試合がありません。あさってはマツダスタジアムで3位DeNAとの直接対決です。2位争いの天王山となります。投手、野手も総動員で勝たなくてはなりません。我々カープファンも必死で応援しましょう。