2023年07月23日
15回戦@マツダ 広島3−1中日 今季初の7連勝!大瀬良投手7回1失点で4勝目!秋山選手先制タイムリー!松山選手貴重な犠飛!矢野選手ダメ押しタイムリー!
広島が今季初の7連勝!新井政権最多の貯金「11」 守護神・栗林が復活の3カ月ぶりセーブ 新井監督「全員で」
7/23(日) 21:06配信
デイリースポーツ
中日に勝利しタッチを交わす広島ナイン
「広島東洋カープ3−1中日ドラゴンス」(23日、マツダスタジアム)
広島は投打ががっちりとかみ合い、今季初の7連勝で貯金を最多の「11」とした。新井監督就任後は最長の7連勝となり、20年10月27日・ヤクルト戦〜11月5日・巨人戦以来となった。
初回にマツダスタジアムの電光掲示板が全消灯するハプニングがありながらも、大瀬良が2死一、三塁のピンチをしのぐ。その裏、秋山のタイムリーで先制点を奪うと、六回には代打・松山の中犠飛で貴重な追加点を奪った。八回には途中出場の矢野がダメ押しの適時打を放った。
大瀬良は中日戦に今季3戦3敗、22年7月8日から5戦5敗だったが、粘りの投球で7回1失点にまとめた。2点リードの最終回は中継ぎで調整していた栗林がマウンドに上がり、中日打線の中軸を三者凡退に仕留め、4月22日以来のセーブを挙げた。
新井監督は「さすが松山さんですね。どうしても次の1点が欲しかったですので」と笑顔。「矢野もチャンスで俺に回してくれと言っていたので」とたたえていた。
「チーム全員で良い野球ができている」と指揮官。主力にサブがかみ合った最高の野球で連勝を伸ばした。
今日は連勝中のチームの勢いが勝たせてくれた試合だったと思います。チームはオールスターを挟んで7連勝で、虎のしっぽを掴んだまま、しっかり離しません。
中日先発の柳投手に対して、打線は1回裏、1アウト2塁から秋山選手がセンター前へタイムリーを放ち、1−0と先制しました。天敵の中日柳投手から先制出来たのは大きかったですね。
6回裏、1アウト満塁の追加点のチャンスで、代打松山選手がセンターへの犠牲フライを放ち、2−0としました。この追加点はかなり貴重だったと思います。
先発の大瀬良投手はドリヨシ的には調子は良くなかったと思います。球にばらつきがあり、制球に苦しむ展開でした。1回表の立ち上がりは2アウト1、3塁のピンチでしたが、中日宇佐見選手を見逃し三振に仕留め、ピンチを脱しました。その後6回までなんとか粘って無失点に抑えました。
しかし、7回表、1アウトから中日宇佐見選手にセンター前ヒットで出塁され、中日細川選手に四球を与えて1、2塁とされます。続く中日村松選手はショートゴロで2アウト1、3塁となり、中日代打川越選手にレフト前タイムリーを浴びて2−1とされました。しかし、1塁ランナーの中日村松選手が2塁をオーバーランし、帰塁出来ず走塁死となり、3アウトとなりました。ここが今日の試合のポイントだったと思います。そのまま2アウト1、2塁で続いていたら、試合展開が変わっていた可能性がありました。それだけにこの走塁死は大きかったですね。
大瀬良投手は7回112球を投げて5安打1失点と先発の役割を果たしました。
打線は8回裏、中日3番手の上田投手を攻め、1アウトから坂倉選手と田中選手の連打で1、2塁とすると、途中出場の矢野選手がセンター前タイムリーを放ち、3−1と大きな1点を追加しました。矢野選手も小園選手に負けられないと必死です。
9回表は矢崎投手ではなく、栗林投手が登板しました。中日ビシエド選手をショートゴロ、石川選手を空振り三振、宇佐見選手をレフトフライと、3者凡退に仕留め、4月以来の8セーブ目を挙げました。栗林投手が復活すれば、チームにとってはかなりのプラスになります。矢崎投手とのダブルストッパーも完成しそうで、カープの勝ちパターンのリリーフ陣は盤石になりますね。
チームはこれで今季初、2020年以来3年ぶりの7連勝となり、貯金も今季最多の11に伸ばし、引き続き首位阪神にゲーム差なしでピッタリくっついています。
さて、次のカードは25日からマツダスタジアムでヤクルトとの3連戦です。チーム状態が上がってきているだけに、要警戒です。気を引き締めて戦わなくてはなりません。できれば3タテして、さらに勢いをつけたいところです。
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