2023年06月29日
12回戦@マツダ 広島5−3横浜DeNA 今季2度目の5連勝!DeNAに3タテで1.5ゲーム差!野村投手6回無失点好投!
【広島・広輔と一問一答】ごめん、祐輔「僕が最初のチャンスで打てれば、勝ちを」次回援護を約束!
6/29(木) 21:54配信
スポニチアネックス
<広・D>ヒーローインタビューを終えポーズをとる田中(左)と坂倉 (撮影・奥 調)
◇セ・リーグ 広島5−3DeNA(2023年6月29日 マツダ)
広島が29日のDeNAに勝利し、今季最長となる5連勝を達成した。3連戦が始まる前まで首位だったDeNAに3連勝。これで2位・DeNAに、1・5ゲーム差まで詰め寄った。
試合は、今季初先発の野村が6回を無四球無失点という快投。322日ぶり白星こそ付かなかったが、見事な好投だった。
打線は同点の7回に、坂倉の勝ち越し中前適時打が生まれ、続く田中も左翼越えの適時二塁打。2点を奪い、試合の流れを引き寄せた。
田中は6月の月間打率が・356と好調。試合後は坂倉とお立ち台に呼ばれた。同学年の野村祐輔投手に“謝罪”した。以下、田中と一問一答。
―7回に適時打。
「サク(坂倉)がいいタイムリーを打ってくれたので、その流れに乗って打たせてもらいました」
―月間打率が・350を超えた。打撃が好調だ。
「まだ先が長いので、今の結果に満足せず、もっともっと良い結果を求めてやっていきたい」
―ジェット風船直後の追加点だった。
「やっぱり、すごくいい光景ですし、もっともっと風船の後に点が取れるように僕たちも頑張りたいなと思います」
―同学年の野村が今季初先発だった。
「何とか、勝ちを付けたかったんですが、僕が最初のチャンスで追加点を打てれば、もしかしたら勝ちを付けていたかもしれないので、今度は良い場面で打てるようにしたい」(3回、2点を挙げ、なおも1死二、三塁で一ゴロに倒れた)
―12安打5得点で5連勝。チームも打撃好調。
「今はすごく良い状態だと思う。これから暑い夏が来るので、もっと気を引き締めて頑張りたい」
今日の試合は今季初登板初先発の野村投手に注目が集まっていましたが、素晴らしいピッチングでチームに勢いをつけてくれました。勝ちこそつきませんでしたが、先発ローテーションに新たに1枚加わりました。
先発の野村投手は1回表2アウトからDeNA佐野選手にヒットを許しましたが、DeNA牧選手をキャッチャーフライに打ち取りました。
DeNAの先発ガゼルマン投手に対して打線は2回裏、2アウトから田中選手とデビッドソン選手の連打に上本選手の死球で2アウト満塁としましたが、続く野村投手はセンターフライに終わり、先制出来ませんでした。打線の巡り合わせが悪かったのはアンラッキーでした。
しかし、3回裏、菊池選手と野間選手の連打と秋山選手の四球でノーアウト満塁のチャンスを迎えました。続く西川選手がライト前に2点タイムリーを放ち、2−0と先制しました。なおノーアウト2、3塁のチャンスでしたが、追加点を奪えませんでした。ここで追加点が入っていれば、カープの一方的な試合になっていただけに、そして野村投手に勝ちがついていただけに、少々悔やまれます。
野村投手は2回から4回は低めに丁寧に投げて1人のランナーも許しませんでした。5回表は1アウトからDeNA京田選手にヒットを打たれましたが、DeNA伊藤選手、森選手を外野フライに打ち取りました。
6回表は2アウトからDeNA桑原選手に2ベースを浴びましたが、DeNA佐野選手を打ち取り降板しました。今日の野村投手は6回74球を投げて3安打、無四球、2奪三振で無失点のナイスピッチングでした。変化球もキレキレでしたし、制球も抜群でした。天国にいる北別府さんも、そして入院中の安仁屋さんも野村投手の好投に喜んでいると思います。
しかし、7回表に2番手のターリー投手が捕まります。先頭のDeNA牧選手にヒット、ソト選手に四球を与え、続くDeNA京田選手に送りバントを決められ1アウト2、3塁とされ、DeNA代打宮崎選手にライトへ犠牲フライを許して2−1となりました。続くDeNA代打大和選手にセンター前タイムリーを浴びて2−2の同点となりました。これで野村投手の322日ぶりの白星と通算80勝目はお預けとなりました。
しかし、直後の7回裏に打線が奮い立ちました。DeNA3番手のエスコバー投手に対して野間選手が四球、秋山選手のサードゴロと西川選手のライト前ヒットで1アウト1、3塁としました。続く坂倉選手がセンター前タイムリーを放ち、3−2と勝ち越しました。さらに代わったDeNA森原投手から田中選手がレフトオーバーのタイムリー2ベースを放ち、4−2とリードを広げました。田中選手は今月絶好調ですね。ドリヨシは完全復活を宣言します!
8回表は島内投手がDeNA関根選手、桑原選手、佐野選手を3人でピシャリと抑えました。
打線は8回裏、先頭の上本選手がヒット、続く代打矢野選手が送りバントを決め、菊池選手のヒットで1アウト1、3塁とします。続く野間選手のセカンドゴロ併殺崩れの間に上本選手が生還し、5−2としました。地味ですが、この1点は大きかったですね。
9回表、守護神の矢崎投手が登板しましたが、先頭のDeNA牧選手にレフトスタンドへソロホームランを浴びて5−3となります。それだけに、8回裏の1点が大きかったですね。その後は3人で抑えて試合が終わりました。矢崎投手は13セーブ目です。
チームは今季2度目の5連勝で貯金を今季最多の6としました。2位DeNAに1.5ゲーム差、首位阪神に3ゲーム差としました。いよいよ追撃体制が整ってきた感じがします。
さて、明日からは神宮でヤクルトとの3連戦です。投打がガッチリ噛み合ってきた我らが広島東洋カープは3タテも可能かと思います。明日のカープの先発は九里投手です。前回は7回3失点でまとめましたが、敗戦投手となりました。明日はリベンジに燃えていると思います。ヤクルトはサイスニード投手です。前回の中日戦では9回完封をしています。タフな試合になりそうですが、総合力で勝てると思います。
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