2022年08月29日
24回戦@マツダ 広島6−4読売 堂林選手3打点の活躍!坂倉選手2試合連続2ラン!8回は「矢崎劇場」!4位浮上で3位阪神に1.5差!
【広島】堂林翔太3打点で打線けん引4位浮上 3カードぶりの勝ち越し
8/28(日) 22:07
配信
日刊スポーツ
広島対巨人 5回裏広島2死一、二塁、勝ち越し適時二塁打を放った堂林はナインに迎えられる(撮影・加藤孝規)
<広島6−4巨人>◇28日◇マツダスタジアム
広島が4位に浮上した。堂林翔太内野手(31)が打線を引っ張った。0−2と2点を追う1回2死満塁では左前に2点適時打を放ち、同点にした。4−4の5回2死一、二塁では右翼線へ勝ち越しの適時二塁打を放った。
満塁弾を放った7月17日巨人戦(東京ドーム)以来の1試合3打点を記録。今季7度目の勝利打点で勝利へ導いた。試合前で0・5差だった巨人に競り勝ち、3カードぶりの勝ち越しで、22日以来6日ぶりとなる4位に浮上した。
いよいよカープの底力の本領発揮です。今日も接戦となりましたが、最後はカープの勝ちへの執念が読売を上回りました。
先発の大道投手は1回表、先頭の読売吉川選手に2ベース、読売丸選手に四球を与えるなどして1アウト1、3塁のピンチを背負い、読売中田選手に犠牲フライを許し、さらに読売岡本選手にタイムリー2ベースを浴びて2点を先制されました。
4−2と勝ち越した直後の4回表、先頭の読売岡本選手に死球を与え、続く読売ポランコ選手にライトスタンドへ2ランを浴びて4−4の同点とされました。今日の大道投手はやはり制球にばらつきがあり、全体的に球が高めに浮いていました。結局4回74球を投げて5安打4失点でした。次回登板は微妙な感じですね。
打線は読売先発の赤星投手に対し、2点を先制された直後の1回裏、大盛選手と西川選手が死球を受け、さらに坂倉選手が四球を選び2アウト満塁とします。続く堂林選手がレフト前へ2点タイムリーを放ち2−2の同点に追いつきました。2点先制された直後にすかさず同点に追いついたのは大きかったですね。
3回裏、西川選手がヒットで出塁。1アウト後、坂倉選手がライトスタンドへ2試合連続の2ランを放ち、4−2と勝ち越しました。坂倉選手は完全に復調してきました。タイミングの取り方が好調の時の状態となり、いわゆる間が取れてきた感じです。
4−4で迎えた5回裏、読売2番手の今村投手に対し、矢野選手が四球、西川選手のセカンドゴロを読売吉川選手が失策、マクブルーム選手と坂倉選手は凡退しましたが、続く堂林選手がライトへタイムリー2ベースを放ち、5−4と勝ち越しました。今日の堂林選手は勝負強さを発揮しました。このタイムリーは非常に大きかったですね。
6回裏、小園選手のヒットから2アウト1、2塁とし、矢野選手のセカンドへの内野安打を読売吉川選手が1塁へ悪送球し、2塁ランナーの小園選手が生還して6−4としました。矢野選手が1軍の試合に出始めて、彼はラッキーボーイ的な存在になっていますね。スーパーサブとしての役割も十分果たしていけるのではないかと思います。
ピッチャーは5回から継投に入り、2番手に島内投手が登板しましたが、2アウトから読売中田選手に四球を与え、続く読売岡本選手にヒットを浴びて1、2塁とされたところで3番手の塹江投手に交代しました。島内投手はやはり制球難が改善されていませんね。素晴らしい球を持っているだけに、もったいないですね。塹江投手は続く読売ポランコ選手に四球を与えましたが、続く読売ウィーラー選手をサードゴロに打ち取りました。
6回表は4番手のターリー投手が3者凡退に仕留め、7回表は5番手の森浦投手が3者連続三振に斬りました。
そして、「魔の8回」はコロナから復帰した矢崎投手が6番手で登板しました。が、読売岡本選手にヒット、続く読売ポランコ選手に四球、読売若林選手にヒットを打たれてノーアウト満塁の大ピンチを背負いました。しかし、ここからが矢崎投手の真骨頂です。読売大城選手を空振り三振、続く読売代打の中島選手をセカンドフライ、続く読売吉川選手を空振り三振に斬り、ピンチを脱しました。「矢崎劇場」の完成です。矢崎投手は技術的にも精神的にもタフになりましたね。8回は矢崎投手に任せていいと思います。
9回表は守護神の栗林投手が3人で締めて26セーブ目を挙げました。
チームは連勝で3カードぶりに勝ち越しました。借金は6となり、読売と入れ替わり4位に浮上しました。3位阪神に1.5ゲーム差です。残り22試合、1つも落とせません。
さて、あさってからは甲子園で阪神との直接対決の3連戦です。最低でも2勝1敗でゲーム差を1つ縮めたいところです。コロナで離脱した主力選手が戻って来ますので、チームとしては士気が一層上がって来ますね。
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