2024年04月28日
5回戦@バンテリンドーム 広島0−0中日(延長12回規定により引き分け) 九里投手7回無失点好投も援護なく今季初勝利ならず。リリーフ陣が最終盤に再三のサヨナラのピンチをしのぐ。
広島 リリーフ陣が再三のサヨナラのピンチを切り抜ける 延長10回は2死満塁、11回は1死満塁を無失点
4/28(日) 21:10配信
スポニチアネックス
<中・広>4番手で力投する矢崎(撮影・椎名 航)
◇セ・リーグ 広島0―0中日(2024年4月28日 バンテリンD)
プロ野球史上初となる月間3度目の0―0引き分け。広島は救援陣が粘りに粘って中日打線に得点を許さなかった。
延長10回に登板した4番手の矢崎は先頭の村松にいきなりストレートの四球。さらに代打・石川昂の左前打で無死一、二塁とされた。相手の送りバント失敗などもあり、最後は2死満塁で代打・宇佐見を二ゴロに抑えてピンチを脱出。「どうせやられたら終わりなので、普通に打者と勝負する感じだった」と振り返った。
続く延長11回は森原がマウンドに上がるも、味方失策も絡んで1死満塁と再びサヨナラのピンチ。ここで石川昂を二飛、岡林を二ゴロと踏ん張り「1点取られたら負け。開き直って腕を振った」と胸を張った。
7回まで広島九里投手、中日高橋宏斗投手の投げ合いで、スコアボードにゼロを並べる好投を見せました。
九里投手は2回裏、先頭の中日中田選手を四球で歩かせましたが、中日細川選手を併殺打に打ち取りました。3回裏は2アウト2塁のピンチを招きましたが、中日田中選手をショートゴロに抑えました。
5回裏は先頭の中日上林選手にこの日2つ目の四球を与え、1アウト2塁としましたが、後続を断ちました。
6回裏、7回裏も得点圏にランナーを背負いましたが、あと1本を許さない粘りのピッチングで試合を作りました。8回表の打席で代打の田村選手か送られ、降板となりました。
今季は九里投手は自身初の開幕投手を務めましたが、未だに勝ちがありません。今日も好投しましたが、白星をつかむことは出来ませんでした。九里投手は相手チームの先発投手がエース級なので、なかなか打線の援護がありません。
九里投手にはこれに腐ることなく、淡々とレベルアップを図り、相手チームに恐れることなく、頑張って欲しいと思います。
試合は延長戦に入りましたが、両チーム決定打に欠き、スコアレスドローとなりました。
10回裏はノーアウト1、2塁とされましたが、相手の送りバント失敗にも助けられて、ピンチを脱しました。
11回裏は森浦投手がマウンドに上がりました。小園選手の失策も絡んで1アウト満塁とサヨナラのピンチを招きましたが、中日石川選手をセカンドフライ、岡林選手をセカンドゴロと踏ん張り、ピンチを脱しました。
延長戦での中日の勢いを考えると、サヨナラ負けやむなしかと思われましたが、リリーフ陣が驚異的な踏ん張りを見せて、なんとかドローに持ち込む事が出来ました。ドリヨシ的には価値ある引き分けだったと思います。
チームは10勝10敗3分けの4位で、首位阪神と2.5ゲーム差です。明日からはマツダスタジアムでその首位阪神との3連戦です。明日のカープの先発は大瀬良投手です。前回読売戦では5回無失点の粘投でした。明日は是非今季初勝利を挙げたいところです。阪神は西勇輝投手です。前回読売戦では8回1失点と好投しています。明日は大瀬良投手の出来如何で試合が決まると言っていいと思います。先制点を与えないように、どこまで我慢できるかですね。
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