2021年04月25日
6回戦@東京ドーム 広島9−8読売 6点リードも中継ぎ陣炎上で一時同点に。最後は菊池涼介選手の決勝犠飛で逃げ切る!
広島 激戦を9―8で制して勝率5割復帰! 巨人は8回に6点差追いつくも広島戦2カード連続負け越し
4/25(日) 17:48
配信
スポニチアネックス
<巨・広>9回1死三塁、菊池涼は勝ち越しとなる中犠飛を打つ (撮影・西川祐介)
◇セ・リーグ 広島9―8巨人(2021年4月25日 東京D)
今季最多となる16安打を放った広島が一度は6点差を追いつかれながらも9―8で巨人を下して2連勝。前回のマツダ開催から巨人戦2カード連続勝ち越しとなり、勝率を5割に戻した。巨人は8回に6点差を追いついたものの2連敗を喫し、貯金が5に減った。
広島は初回、菊池涼の左翼フェンス直撃二塁打を足場に西川の右前適時打で先制。4回にクロンの左中間への2号ソロ、5回には西川の右前適時打で着実に加点して3―0とリードを広げた。3―2と1点差に迫られた直後の6回には打者9人で西川のこの試合3本目となる中前適時打など5安打集中で一挙5得点。8―2と巨人を一度は突き放した。だが、5回5安打2失点で降板した野村の今季初勝利が懸かっていた8回に森浦、大道、塹江のリリーフ陣が打ち込まれて6点を失い、8―8の同点となって野村の今季初勝利が消滅。それでも9回、代打・中村奨の二塁打から菊池涼の中犠飛で勝ち越し。最後は新守護神・栗林がデビューから12試合連続無失点で切り抜けて逃げ切った。
巨人は11日の広島戦(マツダ)で7三振を奪う142球力投で自身3年ぶりプロ2度目となる完封勝利を飾った先発左腕・今村が5回途中7安打3失点で降板。0―3で迎えた5回には大城が2試合ぶりとなる3号2ランをバックスクリーンへ叩き込んで1点差に迫ったが、直後の6回に平内、高木のリリーフ陣が5失点と踏ん張れず。2―8で迎えた8回には丸の今季初打点となる右前適時打、中島の2点適時二塁打などで一挙6点を挙げて同点としたが、直後の9回に中川が踏ん張り切れなかった。
一時は楽勝かと思いきや、一気に6点差を追いつかれた時には、ドリヨシは敗戦の予感がプンプンしていましたが、選手の皆さんの勝ちたい気持ちが読売を上回りました。よく勝ち切ったと思います。
まず、カープが先手を取れたのは大きかったですね。1回表、読売先発の今村投手から西川選手がライト前タイムリーで1点を先制しました。
4回表にはクロン選手が左中間スタンドへソロホームランを放ち、2−0としました。クロン選手はもうしばらく我慢して起用すべきだと思います。5回表は西川選手がライト前へタイムリーを放ち、3−0としました。読売先発の今村投手を5回途中で降板させたのも大きかったですね。
カープ先発の野村投手は5回80球を投げて2失点で降板しました。なんとか読売の攻撃を抑えましたが、5回裏に読売大城選手にバックスクリーンへ2ランを浴びて3−2とされました。
このまま1点勝負かと思いきや、6回表、打者9人の猛攻で一挙5点を入れて8−2と大きくリードしました。
リリーフは、6回、7回はコルニエル投手が無失点に抑え、流れからしてもカープの快勝だと思いました。
しかし、8回裏、ドラ2ルーキーの森浦投手、ドラ3ルーキーの大道投手が次々に読売打線に捕まり、塹江投手まで登板する事になりましたが、読売中島選手に左中間へのタイムリー2ベースを浴びてこの回一挙6点を奪われ、8−8の同点になりました。
東京ドームは完全に雰囲気が変わり、読売の押せ押せムードになりましたが、その雰囲気に待ったをかけたのは、中村奨成選手でした。9回表、小園選手の代打で先頭バッターとして登場し、読売6番手の中川投手から、右中間フェンス直撃の2ベースを放ち、ノーアウト2塁のチャンスを作りました。追い込まれていましたが、ナイスバッティングでした。続く代打三好選手が見事に送りバントを決めて1アウト3塁とし、菊池涼介選手がセンターへの犠牲フライを打ち、中村奨成選手が生還!9−8と勝ち越しました。
9回裏は新守護神のドラ1ルーキー栗林投手が読売打線を3者連続三振に仕留め、見事な火消し!乱打戦を制しました。
今日は森浦投手、大道投手、塹江投手が打たれましたが、勝利した事で救われました。しっかり反省して、またあさってから頑張って欲しいと思います。カープは読売に2勝1敗で勝ち越して、勝率を5割に戻しました。本当に良かったです。
さて、あさってからはマツダスタジアムでDeNAとの3連戦です。チームが崩壊状態のDeNAですから、必ず3タテしたいところですね。
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