2021年04月17日
5回戦@バンテリンドーム 広島0−5中日 またしても零封負け。序盤の好機を逃したのが響く。
広島、直近5戦で4度目のゼロ封負け「走塁ミス」など序盤に好機を逸する
4/17(土) 17:49
配信
日刊スポーツ
中日対広島 7回裏中日無死一、二塁、マウンドの九里のもとに集まる広島ナイン(撮影・森本幸一)
<中日5−0広島>◇17日◇バンテリンドーム
広島が直近5試合で4度目のゼロ封負けとなった。1回1死二塁から西川の右翼フェンス直撃の二塁打に、二塁走者羽月がスタートを切れず二、三塁となり、後続も倒れた。3回2死満塁も無得点。序盤に好機を逸したことが響き、佐々岡監督は「今日は1回がすべて。走塁ミス。その後、走者をかえせなかったところ。チャンスで1本打てなかった」と首をひねった。
広島九里(7回3失点で今季初黒星)「先に点を与えてしまって、そこから粘り強く投げられれば良かったんですけど、7回に2点取られたので。ああいった場面はもう少し粘り強く投げないといけない」
ここ5試合で4度の完封負けです。打線に元気がありません。昨日13安打7得点の打線は沈黙でした。1回1アウトから羽月選手がレフト線へ2ベースでチャンスを作ると、西川選手がライトフェンス直撃の2ベースを放ちましたが、2塁ランナーの羽月選手が打球判断を誤り、生還できず3塁にストップしました。ここで1点先制していれば、流れは変わっていたと思います。結局後続が凡退で得点できませんでした。
3回は2アウト満塁と中日先発柳投手を攻め立てましたが、坂倉選手がピッチャーゴロに倒れ、チャンスを潰しました。
0−1の6回は、1アウト2塁で坂倉選手、堂林選手が連続三振に終わり、ことごとくチャンスを潰しました。結局中日柳投手の前に14三振を奪われ、9回は中日R・マルティネス投手の前に3者凡退に終わり、試合が終わりました。
チャンスになっても、打者が追い込まれている感じがして、タイムリーが出ない雰囲気がプンプンしています。打線のさらなるテコ入れが必要と思います。
先発の九里投手は3回まで中日打線を無安打に抑えて、調子は上々でしたが、4回、先頭の中日大島選手にライト前にヒットを浴び、送りバントで1アウト2塁とピンチを背負いました。ここで中日福留選手にライト線へタイムリー2ベースを浴びて0−1と先制を許しました。
7回はノーアウト1、2塁から中日三ツ俣選手のピッチャー前へのバントの打球を九里投手が3塁へ送球しましたが、判定はセーフ。犠打野選でピンチを広げて満塁とされると、中日根尾選手にライト前に2点タイムリーを浴びて0−3となりました。結局九里投手は7回6安打3失点で降板しました。九里投手は悪くなかったのですが、打線の拙攻が続く中で、我慢しきれなかった感じでした。
8回はケムナ投手が登板しましたが、やはり悪かったですね。2アウト1、2塁から中日三ツ俣選手にライト線へ2点タイムリー2ベースを浴びて0−5とされました。ケムナ投手はかなり疲れていますね。ファームでリフレッシュする事をオススメします。
しかし、カープは本当にシーズン序盤の正念場を迎えています。特に打線ですが、堂林選手とメヒア選手、田中広輔選手は現実スタメンは厳しいと思います。思い切って若手のいきのいい選手をどんどん起用して欲しいですね。今日一つ疑問だったのは、昨日プロ初安打を記録して、勢いが出てくるであろう中村奨成選手を何故起用しなかったのかなと思いました。
さて、明日は絶対に負けられない試合です。カープの先発は高橋昂也投手です。左肘の手術からの復帰登板です。なんとしても打線の大量援護で高橋投手を勝たせてあげましょう。中日は小笠原投手です。明日は右バッターがカギを握りそうです。
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