2021年04月11日
3回戦@マツダ 広島0−9読売 今季初の完封負け。野村投手4回途中5失点KO。
広島は大敗で3連勝ならず…野村が四回途中5失点でKO負け
4/11(日) 16:44
配信
デイリースポーツ
1回、岡本和(右)に先制2ランを浴びた野村(撮影・立川洋一郎)
「広島0−9巨人」(11日、マツダスタジアム)
広島は大敗で同一カード3連勝はならず。先発した野村が四回途中5失点でKOされ、2敗目を喫した
野村は初回2死一塁で、4番・岡本和に先制2ランを被弾。三回は城に詰まりながらも右前にポトリと落とされ、適時打を許した。四回は香月を死球で出塁させ、投手の今村に安打でつながれて1番・松原には中越えに適時二塁打、坂本への四球を挟んで3番・亀井にも適時打を浴び、2点を追加されたところで佐々岡監督が交代を告げた。
打線はつながりを欠き、7安打を放ちながら無得点だった。
野村投手は連続先発の登板188試合のプロ野球記録を、勝利で飾る事は出来ませんでした。
野村投手は1回表、2アウト1塁から読売岡本選手にバックスクリーン右へ先制2ランを浴びました。それまではコーナーを突く野村投手らしい丁寧なピッチングだったように見えましたが、この一発でガラッと変わった感じがしました。常にかわそうとするピッチングになりました。元気がなかった読売打線も、こうなると活発になりますね。
3回は読売大城選手にライト前タイムリーを浴びて3失点目。4回は先頭の読売香月選手に死球を与え、自らの暴投の後、読売今村投手にも安打されて1アウト1、3塁とされると、読売松原選手にセンターオーバーの2ベースを浴びて4失点目。読売坂本選手を四球で歩かせて満塁とされると、読売亀井選手にレフト前タイムリーを浴びて5失点となりました。野村投手は球威がないので、コントロールが生命線ですが、かわすピッチングになってコントロールが甘くなり、読売打線に捕まりました。4回途中87球を投げて、8安打5失点でKOとなりました。
2番手の中田投手もピリッとしません。4回のピンチは凌いだものの、5回には伏兵の読売増田選手にレフトスタンドへ2ランを浴びて0−7となりました。
5番手のケムナ投手も打たれ、9回、読売岡本選手にレフト前タイムリーを浴び、さらに大城選手にレフト前タイムリーを許して0−9となりました。ここでの失点は流れ的にも読売で、ケムナ投手もモチベーションが上がっていなかったのかもしれません。
リリーフ陣で良かったのは、3番手のコルニエル投手と、4番手の藤井藜來投手です。コルニエル投手は6回、7回を投げて無安打4三振で無失点でした。コントロールにややばらつきがあるものの、MAX157キロのストレートは魅力があります。将来的にはセットアッパーか抑えでもいけそうな気がします。藤井藜來投手は8回に登板し、無安打2三振で無失点でした。ファームでは抑えとして活躍していて、リリーフピッチャーとしての適応は十分だと思います。1軍でもっと経験を積んで、勝ちパターンでの継投に入ってくれればかなり助かります。
打線は読売先発の今村投手の前に散発7安打で完封を喫してしまいました。チャンスがなかった訳ではありません。しかし、あと1本がなかなか出ませんでした。またしてもカープ打線から見て苦手ピッチャーを作ってしまったでしょうか。次回は必ずリベンジしなくてはなりません。
さて、読売3連戦は2勝1敗とカード勝ち越ししたので、まあ良しとしないといけないでしょう。あさってからは甲子園で首位阪神との3連戦です。今の阪神は投打ががっちり噛みあって強いです。しかし、走らす訳にはいかないので、最低でも2勝1敗したいです。あわよくば3タテして、首位戦線に食い込みたいところですね。
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