2021年04月07日
2回戦@神宮 広島2−3東京ヤクルト 菊池涼介選手のソロで一時逆転も、森浦投手打たれ逆転負け。
広島は打順組み替えも逆転負け 新1番・菊池涼が3号ソロも
4/7(水) 21:48
配信
サンケイスポーツ
6回、ソロ本塁打を放つ広島・菊池涼=神宮球場(撮影・今野顕)
(セ・リーグ、ヤクルト3−2広島、2回戦、1勝1敗、7日、神宮)高く舞った打球が左翼ポールを直撃した。1−1の六回先頭で、広島・菊池涼が3号ソロで一時リードを奪った。
「いい追加点になってよかったです」
6球目のカーブに泳ぎながらも食らいつくと、打球は左翼へ。自身3試合ぶりの一発で、開幕からの連続試合安打を「11」に伸ばした。
8年連続でゴールデングラブ賞に輝いたが、今季は打撃も好調だ。試合前時点で打率・455、20安打はリーグ1位。2日のDeNA戦(横浜)で自身の連続守備機会無失策記録が「569」で止まったが、バットでは快音を響かせ続ける。
得点力アップへ、この日、佐々岡監督が決断を下した。菊池涼を「1番・二塁」に、打率1割台と不振の田中広を「2番・遊撃」に変更。試合前時点でチーム打率はリーグ2位の・258の一方で、チーム得点はリーグ5位の32と効率が悪かった。2年ぶりに1番でスタメン出場した菊池涼のソロで一時勝ち越したが、投手陣がピリッとしない。
先発の床田は2−1と逆転した直後の六回1死一、三塁で荒木にセーフティースクイズを決められ、同点に。七回から登板した3番手・森浦は山崎にタイムリーを浴び、勝ち越しを許した。打線も組み替えた効果は薄く、5安打2得点で逆転負けを喫した。(柏村翔)
結果としては、森浦投手が勝ち越しのタイムリーを浴びて敗戦となりましたが、森浦投手の責任ではありません。打線がしっかり機能していないのが敗因だと思います。5安打で、得点は5回の會澤選手のソロホームランと、6回の菊池涼介選手のソロホームランの2点のみです。
打線で気になるのは、田中広輔選手と鈴木誠也選手、それに堂林選手の状態です。打線が線としてのつながりが出来ていないのは否定できませんね。
先発の床田投手は、6回途中110球を投げて、6安打2失点でした。今日の床田投手はボールが先行するやや苦しい展開でしたが、粘りのピッチングで5回までヤクルト村上選手のタイムリー2ベースの1点に抑えていました。
しかし、2−1とリードした直後の6回裏、1アウト1塁からヤクルト村上選手にライト前ヒットを浴び、1、3塁とされると、ヤクルト荒木選手にセーフティースクイズを決められ、2−2とされました。
7回からマウンドに上がったドラ2ルーキー森浦投手は、1アウト2塁からヤクルト山崎選手にライト前タイムリーを浴び、2−3と勝ち越しを許しました。プロ初失点です。でも、ドリヨシは森浦投手は責められないと思います。森浦投手には、この失点を糧にして、次回登板に活かして欲しいと思います。
9回のカープの最後の攻撃は、1アウトから鈴木誠也選手のレフトオーバーの2ベースを足がかりにチャンスを作りましたが、最後は代打松山選手がライトフライに倒れ、万事休すとなりました。
最初にも言いましたが、打線がもっと機能しないと、防御率の良い投手陣と言えども、ストレスがかなりかかります。なので明日は打線の奮起を切に願います。
明日のカープの先発は中村祐太投手、ヤクルトは奥川投手です。中村祐太投手ですから、打線の大量援護が勝利の絶対条件です。なんとか頑張って、カード勝ち越しを決めて欲しいですね。
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10648596