2020年08月31日
明日から試練の13連戦へ!
広島13連戦へ「打たないと勝てない」佐々岡監督
8/31(月) 18:14
配信
日刊スポーツ
広島佐々岡監督(2020年7月16日撮影)
広島が8月31日、1日から始まる13連戦へ向けて敵地・名古屋へ移動した。敵地での3連戦を終えた翌日は広島へ移動した日にナイターを行い、土日はデーゲーム。本拠地での7連戦後には、再び甲子園へ移動した日にナイターが待っている。最後は再びデーゲーム2連戦で締めくくりとなる過酷な日程。1日の休養を挟み、さらに9連戦が始まる。開幕から6連戦が続いた広島ナインにとって、後半戦最初の戦いが大きな正念場といえる。
佐々岡真司監督(53)は「投手を中心とした守り勝つ野球」を掲げる。今後も1点でも少なく、ミスをなくす意識は選手に求める。ただ、チーム事情に加え、蓄積疲労の影響を受ける夏場は打線が投手陣を引っ張る時期と捉えている。「きついのは分かるけど、打たないと勝てないだろう。投手を中心として守りの野球は基本だけど、やっぱり打って勝って勢いに乗りたいところ」。攻撃陣に上位浮上のけん引役を期待する。
リーグトップはDeNAに譲ったものの、リーグ2位のチーム打率2割6分5厘を残す。12球団で唯一、0封負けが1度もない。つながりは、ある。ただ、30日阪神戦のように序盤に大量失点しては機動力はつかえず、つなぎの攻撃もできない。攻撃陣の攻撃力も半減する。
投手陣に不安を残す今季は1点を先制した試合でも7勝9敗1分けと、負け越している。先制点が2点以上になると、10勝1敗1分けと勝率が一気に跳ね上がる。複数得点の援護で、試合の主導権を握ることが反攻の鍵となりそうだ。
13連戦では主力でも1試合以上はスタメンから外す方針のようだ。すでに西川、石原慶がコンディション不良で戦線離脱。打撃好調の堂林も29日阪神戦で左足首を痛め、翌30日は欠場した。先発投手も中6日の登板間隔を維持し、中継ぎ陣は基本は最大3連投。上位浮上へムチを打ちながらも、これ以上の離脱者を出さないことも求められる。
広島は24勝30敗6分けの5位でシーズンを折り返した。佐々岡監督は「1つずつ、まずは借金返さないといけない」と表情を引き締める。後半戦で、佐々岡広島の真価が問われる。
今季最大の試練が訪れます。明日9月1日から恐怖の13連戦がスタートします。今季のカープは、投打が噛み合わないままで公式戦前半を終了しました。ここまで噛み合わないのは、あのカープの暗黒時代以来ではないかと思います。
投手陣では、新外国人投手が機能しませんでした。DJ・ジョンソン投手は球に威力はあるものの、制球がばらつき、四球を連発しましたし、スコット投手はオープン戦までは無双のピッチングをしながらも、公式戦に入ると全くダメでした。現有勢力では、先発ではやはりK・ジョンソン投手の不調が響きました。床田投手も調子が上がらず、薮田投手の復活にも期待しましたが、現状は中継ぎに回っています。中継ぎでは、今までブルペンを支えてきた今村投手や一岡投手の調子が上がりませんでした。そして一番難しかったのは、抑え投手の起用です。この抑え投手の不在で、何試合落としたことでしょうか?現状はフランスア投手が戻ってきましたが、完璧ではありません。
しかし、今季先発にはドラ1ルーキーの森下投手や、遠藤投手が苦しい台所の中でも頑張っています。中継ぎにはケムナ投手、島内投手、そして塹江投手がブルペンを支えてくれています。新しい戦力も台頭してきています。
野手陣では、ドリヨシは「タナキク」の絶不調が大きいですね。田中広輔選手は膝の手術から順調に回復してきたものの、打撃が不振で、打率も2割を切りそうな状態です。菊池涼介選手も、打撃に粘りがなくなって、非常にたんぱくに感じられるようになりました。この「タナキク」で出塁し、クリーンアップで返すという、カープの得点パターンが全く機能しませんでした。今季は「タナキク」は解体されてしまってますが、ドリヨシ的には再びこのコンビが躍動して欲しいと思っています。
あとは打順が4番以外は固定できなかったのも良くなかったですね。そんな中で、新外国人のピレラ選手は、まずまずの活躍を見せてくれていると思います。ピレラ選手は6番か7番あたりでノープレッシャーの状態で打たせるのがベターだと思います。そして堂林選手も活躍を見せてくれています。堂林選手もクリーンアップを打たせるよりも、6番、7番あたりで打たせるのがいいと思います。
4番の鈴木誠也選手が最近打撃不振に陥っているのが気になります。甘い球を仕留める確率が下がって、打ち損じが増えています。ドリヨシ的にはバットが遠回りに出ている感じがします。なのでストレート系の球に差し込まれているようです。
いずれにしても、この13連戦で、カープの今季の位置が決まると言っても過言ではありません。理想はあくまで13連勝ですが、いまのチーム状態では望めません。しかし、首位読売の後ろ姿を見るためには、この13連戦は10勝3敗で乗り越えなくてはなりません。選手の皆さんも夏の疲れがあると思いますが、今季最大の山場ですから、全員一丸となって勝ちにこだわって欲しいです。優勝しろとは言いませんが、1試合でも多く勝ちゲームを見せてください!
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10161042