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島内投手が球団初のタイトル「最優秀中継ぎ投手賞」を受賞！
広島カープ 島内颯太郎 球団初のタイトルで表彰 NPB AWARDS 2023
11/28(火) 20:02配信
RCC中国放送
中国放送
プロ野球の年間表彰式NPBアワーズが28日に開かれ、カープの 島内颯太郎や、カープからオリックスへの移籍が決まっている 西川龍馬 が登壇しました。
最優秀中継ぎ投手賞を受賞したのは、150キロを超える快速球を武器に今シーズン、62試合に登板し、球団最多タイの42ホールドポイントを記録した 島内颯太郎 。
広島カープ島内颯太郎 投手
「初めて1年間、1軍でプレーをさせていただいた1年だったので、本当に充実した1年になりました」
― ご自身にとっての初タイトル、広島球団にとってもこのタイトルが初めて。
「球団初ということで、そこはすごく光栄に思いますし、また来年も獲れるようにがんばります」
打率リーグ2位の3割5厘をマークし、カープの2位躍進に貢献、今シーズン限りでオリックスへの移籍が決まっている 西川龍馬 は、ベストナインに初選出されました。
このほかにもファーム部門で 黒原拓未 投手がウエスタン・リーグ勝率第1位投手賞を受賞。二俣翔一 選手が、ウエスタン・リーグ優秀選手賞を受賞しました。
中国放送
島内投手、最優秀中継ぎ投手賞受賞おめでとうございます。島内投手の今季のピッチングは、カープのリーグ２位への躍進に大きく貢献しました。
今季は６２試合に登板し、球団最多タイの４２ホールドポイントを記録しました。ドリヨシは昨季までの島内投手について、素晴らしいストレートと、ブレーキの効いたチェンジアップを持ちながら、コントロールが安定せず、さらには島内投手の「ノミの心臓」で、勝負所で粘れない事から、もはやここまでかと思いましたが、今季は飛躍的な進化を遂げました。大変恐れ入りました。
島内投手自身、今季は充実したシーズンになりました。この勢いを持って、来季以降益々存在感を示すピッチングを期待しています。来季は開幕から「８回の男」として、セットアッパーの役割を果たし、９回の栗林投手につないて、カープの必勝パターンを確立させて欲しいと思います。査定担当の井生さん、島内投手の年俸をグッと上げてくださいね。
また、ファーム部門では黒原投手がウエスタン・リーグ勝率第１位のタイトルを獲得しました。黒原投手が来季ブレイクする可能性が高いです。来季は１軍の先発ローテーション争いに食い込む活躍を期待します。
そして二俣選手がウエスタン・リーグ優秀選手賞を受賞しました。二俣選手は秋季キャンプからバッティングフォームを改造してから、打撃力がアップしています。来季は二俣選手にとって勝負のシーズンになります。サードのホットコーナーを奪取できるように頑張って欲しいと思います。
栗林投手が契約更改！球団最速タイの１億円の大台突破！
広島カープ 栗林良吏 球団最速タイの大台突破「来季は守護神としてマウンドへ」
11/28(火) 19:44配信
RCC中国放送
中国放送
広島カープ主力選手の契約更改が28日から始まり、栗林良吏 投手が球団最速タイの大台突破を勝ち取りました。
広島カープ 栗林良吏 選手
― 契約更改のサインは?
「はい。去年より2000万円上げてもらいました」
9500万円（推定）→1億1500万円（推定）
今シーズンはWBC日本代表からの途中離脱から始まり、3月・4月だけで4敗を喫する苦しいスタートで、5月1日には登録抹消も味わいました。しかし、球団としても日本代表の活動に大きな理解を示し、その点も評価に反映されました。
栗林良吏 選手
「ことしはWBC出てはいないですけど、途中離脱もあって、そういうところもたくさん話してもらって、ことしの成績だけでいったら給料も上がらないというか、そんなにここまで上げてもらえない中で、WBCというところを考慮してもらって、今回、こうやって上げてもらったので、そういうところの説明とか含め、こまかいところも話させてもらいました。まあ、やっぱりシーズンの後半というのか、7月以降の成績を開幕から出せれたらよかったと思いますし、自分の負けの数が順位に反省されていると思うので、チームに迷惑をかけちゃったなという気持ちでいっぱいです」
中継ぎに配置転換されながらも、6月には7回に登板し、プロ初勝利をマーク。そして、シーズン後半は、本来のキレを取り戻し、自己最多の55試合に登板。あらゆる場面で投げた経験を糧に来シーズンに備えます。
栗林良吏 選手
「今回はドライブライン（トレーニング施設）に参加させてもらいましたし、そこで出た課題というのが明確に出ているので、オフ（シーズン）ではそういうところをしっかり練習してきたいなというふうに思いますし。あとは本当にことし、オフシーズンですけど体のケアもしながら、来年、けがをしないようにしたいなと思っています」
すでに来シーズンに向け、投球の見直しも行う栗林。4年目のシーズン、背番号20は、どこまでも “9回のマウンド” にこだわります。
栗林良吏 選手
「リーグ優勝に貢献したいというのが一番なので、そのためには1年目の成績を出したいなと思いますし、チームのリーグ優勝に必ず貢献できるようにがんばりたいなと思っています。もう一回、“9回” のポジションを奪い取れるようにしてきたいなと思いますし、それを1年間守りきれたらなと思っています」
― 森下暢仁 に並ぶ球団最速、4年目での1億円突破。年俸アップにも特に「買いたいものはない」ということですが、「胸を張って家に帰りたい」とコメントしていました。
中国放送
栗林投手、１億円突破おめでとうございます。森下投手に並ぶ球団最速タイの４年目での１億円突破となりました。
今季の栗林投手は決して順風満帆ではありませんでした。３月のWBCの侍ジャパンに選ばれるも、腰痛で離脱しました。シーズン序盤は精彩を欠き、５月１日から１か月戦列を離れました。その後１軍に復帰してからは徐々に調子を上げ、守護神に返り咲くなど、５５試合に登板し３勝７敗、１８セーブ、１５ホールドで防御率2.92でした。
この７敗は栗林投手にとっても、チームにとってもかなり痛かったですね。これが勝ちかセーブになっていたら、セ・リーグの優勝争いの展開が違っていたかもしれません。しかし、この悔しい思いは来季に向けての大きな糧となるはずです。
来季は開幕からベストな状態で守護神を務めて、チームのリーグ優勝、そして日本一に貢献して欲しいと思います。さらには来年秋に開催される「プレミア１２」の侍ジャパンの守護神として活躍して欲しいですね。
2023年11月27日
ドラフト４位の仲田選手が仮契約！
広島ドラ４・仲田侑仁「目標は本塁打王と打点王」 契約金３５００万円で仮契約
11/27(月) 17:58配信
デイリースポーツ
仮契約した広島ドラフト４位・仲田侑仁
広島のドラフト４位・仲田侑仁内野手（１８）＝沖縄尚学＝が２７日、那覇市内のホテルで契約金３５００万円、年俸５００万円で仮契約した。背番号は未定。（金額は推定）
１８６センチ、９８キロと恵まれた体格のスラッガーは「打ってほしい場面で打てる打者になりたい。目標は本塁打王と打点王。気合を入れて頑張ろうと思う」と表情を引き締め意気込みを語った。
高校通算本塁打は２２本。今春に出場したセンバツ１回戦の大垣日大戦では、沖縄県勢として“春初”の満塁弾を放った。そのパワーは超高校級だ。
沖縄出身で地元からの期待も大きく、声援をひしひしと感じている。「自分のプレーで県民の方を勇気づけられるように頑張りたい。小さい子どもたちが野球をやりたいと思ってもらえるようなプレーをしたい」と話した。
ドラフト４位指名の仲田選手(沖縄尚学高)が仮契約を結びました。
仲田選手は2005年７月３１日生まれ、身長186センチ、体重９４キロの右のスラッガーです。高校生離れしたパワーで快音を響かせる長距離砲で、懐の深い打撃フォームで球を呼び込みシャープなスイングを披露します。今年春のセンバツでは大垣日大高戦で左中間スタンドへ満塁弾、夏の甲子園では慶應義塾高戦でレフトスタンドへホームランを放ちました。高校通算２２本塁打という数字だけでは測れない大物感が漂います。
昨年のドラフト２位の内田選手とはライバル関係になりそうです。カープ球団としては、右の大砲を早く育てたいという意向がありますので、仲田選手には内田選手と切磋琢磨して、カープの黄金期を支えた山本浩二さんと衣笠祥雄さんのコンビのように、将来のカープのクリーンアップに名を連ねるコンビになって欲しいと思います。
沖縄尚学高からのカープの選手という事で、誰よりも我らがカープのレジェンドで、沖縄尚学高(当時は沖縄高)出身の安仁屋宗八さんが喜んでいるはずです。
中村健人選手が秋山選手に弟子入り！
広島・中村健 秋山に弟子入り 来年１月に合同自主トレ参加「野球観にすごく共感しているのでお願いしました」
11/27(月) 8:00配信
デイリースポーツ
秋山との合同自主トレに参加する中村健
広島の中村健人外野手（２６）が２６日、秋山に弟子入りすると明かした。来年１月に秋山の合同自主トレに参加する。打撃技術や打席での考え方を学ぶことに加え、徹底的に走り込んで下半身を鍛え上げる意気込み。心技体、全てを整えて春季キャンプに臨む構えだ。
日米通算１６３６安打を誇るバットマンの門をたたく。中村健は、来年１月に秋山が静岡・下田市内で行う合同自主トレに参加を志願した。「恐縮なんですが、野球観にすごく共感しているのでお願いしました」。飛躍のきっかけを見つける構えだ。
技術指導を仰ぐことに加え、打席での考え方などを学ぶつもりだ。シーズン中も「健人だったら、ここ何を狙っているの？」など会話を重ねてきた。右打ちと左打ちの違いはあるものの、秋山が積み重ねてきた経験全てを吸収する意気込みだ。
体づくりでも春季キャンプを前に追い込みたい思いと合致した。今年参加した宇草から「すごく走り込むと聞いたので行きたいと思った」
体が絞れていた今季後半は手応えがあり、みやざきフェニックス・リーグや秋季キャンプでも結果が出た。「年明け走り込んで合同自主トレに入っていきたい。その流れで２月１日のスタートを迎えたい」と力を込める。
２年目の今季は１軍出場なし。その悔しさを力に変えて臨む来季になる。西川のオリックスへのＦＡ移籍により外野は激戦必死だ。「競争はし烈になる。その先頭を走りたい」。秋山塾で全てに磨きをかけ、勝負の土俵に上がる。
中村健人選手が来年１月の秋山選手が主催の合同自主トレに参加する事になりました。
中村健人選手はプロ２年目の今季は１軍の出場がなく、ファームでもピリッとしませんでした。１年目の昨季は１軍に６３試合に出場し、121打数２９安打で打率.240、３本塁打、打点１０でした。外野の守備でもスーパープレーを連発するなどし、２年目の今季は飛躍のシーズンかと思われましたが、プロの世界はそんなに甘くはなかったようです。
秋山選手に弟子入りするのはタイミング的にも良かったのではないかと思います。右左の違いはありますが、秋山選手のバッティングについてしっかり吸収する事で、中村健人選手の打撃力が上がるのは間違いないでしょう。中村健人選手自身、同期入団の末包選手が１軍のシーズン後半で活躍したのを見て、焦りを感じたと思います。
来季、中村健人選手の「逆襲」が見られる可能性は高いです。西川選手が抜けた後の外野手争いはますますし烈になるのは間違いありません。
2023年11月26日
九里投手がフォーム改造でMAX150キロを目指す！
広島・九里 ＭＡＸ１５０キロ更新へ投球フォームの歩幅狭める 米最先端トレーニング参加で「明確に出た」
11/26(日) 6:00配信
デイリースポーツ
球速アップで来季さらなる活躍を目指す九里
広島の九里亜蓮投手（３２）が２５日、マツダスタジアムで自主トレを行い、自己最速１５０キロの更新を来季の目標に掲げた。球威増を目指し、現在６・５〜７足の歩幅を５歩にするフォームに修正中。直球の質を上げることが、投球全体に向上につながるという信念の下、挑戦のオフが始まった。
飽くなき向上心が、変化を恐れない姿勢につながっている。来季、自己最速を目指す九里が挑戦するのは、従来より歩幅を狭くしたフォーム。「僕が力を発揮できるのは、重心が高いところだった」。科学的な根拠を基にした取り組みだ。
今月中旬、都内にある施設で「ドライブライン・ベースボール」のセミナーに参加。米国の最先端トレーニングで汗を流した。さまざまなデータを取った結果、球速増につながるヒントがあった。
「ジャンプ測定だったりを含め（重心が）高いところのパワーの方が強かった。しゃがめばしゃがむほど、パワーが低い。下半身の力が上半身に伝わっていないというのが、明確に出た」
投球動作の中で、下半身の使い方はスムーズだった。一方で、生み出したパワーを無駄なく上半身につなげる動作に、改善の余地があった。
力をロスなく指先に伝達するため、歩幅を狭くするフォームを提案された。今季の歩幅は６・５〜７足。それを大幅に狭くする。「５歩くらいがベストかな」。長さで言えば、踏み出す左足が４５センチほど短くなる。
新フォームで目指すのは、自己最速１５０キロの更新。今季の最速も同じ数字で、昨季は１４８キロ、２１年は１４７キロだった。多彩な変化球を操る上で、最も重きを置くのが直球となる。
「真っすぐにこだわりをもってやっていかないと、全部の球種は上がっていかない。真っすぐが強くなって回転数が上がれば、他の変化球の回転数も上がっていく」
最速が上がれば、今季１４３キロだった平均球速も上がり、変化球もさらに生きる。投球の軸に磨きをかけることが成長と来季の活躍のカギと考えている。
この日はマツダスタジアムで自主トレ。平地でのキャッチボールでは、違和感は徐々になくなってきた。傾斜のあるマウンドで投げるのが次のステップ。その段階に進むため、反復練習が続く。
「年齢は重ねるけど（球速は）上がっていけるようにやっていきたい」
３２歳で迎える２４年シーズン。描く明確な目標に向かい、充実した毎日を過ごしている。
（データはＪａｐａｎ Ｂａｓｅｂａｌｌ Ｄａｔａ）
九里投手が新たに進化しようとしています。今月の中旬に東京都内の施設であった「ドライブライン・ベースボール」のセミナーに参加し、いろいろなデータを取って分析した結果、下半身の力が上半身に伝わっていない事が判明したそうです。下半身で生み出したパワーをそのまま上半身につなげる為に、ピッチングフォームの歩幅を狭くする事にしました。
九里投手は多彩な変化球を操るピッチャーだけに、基本のストレートの威力が増すのは、より一層変化球が生きるようになり、相手打者はさらに打ちあぐねるようになりますね。来季の九里投手のピッチングが楽しみですね。
