三島から乗った島田行は
沼津で混雑した車内に変化して
先を目指します。
先ほどは富士山が見えなかったのですが、
原、東田子の浦付近では
またはっきりと富士山を
見ることができました。
裾の方まではっきりと見ることができる
珍しい区間です。
ただ、その綺麗に見える富士山も
地元の人には見慣れたものなのか
見向きもしていませんでした。
旅人も乗っている車内ですが、
ソワソワとする人が
増えてきました。
実は自分もその一人なんですが、
三島を出てから45分ほどが経過し、
静岡の手前の興津へ到着します。
ここで、乗り換えです。
またもや乗り換えです。
静岡の手前で乗り換えるのは、
それなりに意味があり、
興津始発の列車は浜松行です。
つまり、今乗っている島田行より先へ行き
しかも始発なので座ることができるのです。
なので、三島を出て48分後の
12時56分に到着した興津で降りました。
同じ考えの人が多く、
なぜか興津で乗り換えバトルが
発生していました(^^;
ところが、これも1人旅の自分には
慌てる必要もなく、一つくらい
席は空いています。
なぜそこまで急ぐ人がいるのかというと
2人以上だから、みんなで
並んで座ることができるように
しなければいけないからなんですね。
興津始発は13:04分発なので
まだ時間があります。
駅の外へ出てみました。
JR東海の駅らしく
オレンジ色が目立つ駅舎でした。
自分が小学生の頃も
興津行を見たことがあるので
随分前から折返し列車が
運行されている駅だったんですね。
興津折返しの浜松行は
なんと3両編成です(^^;
これはこれで予想外。
けっこうな人がここで乗り換えるので
座れるかなぁと微妙でしたが、
やはり座れました。
鈍行旅には図々しさと
素早い動きが必要ですね。
13時04分の出発時刻になると
列車はゆっくりと静岡方面の線路へ渡ります。
静岡はすぐなんですが、
地元の人はほとんど乗っておらず
旅人ばかりなので、
静岡から乗る人は座ることは厳しそうです。