段々と空が暗くなってきます。
まだ夕陽には早いのですが
今日の天気ならまずまずの
太陽を見ることができそうです。
列車はそんなことを知ってか知らずか
たんたんと走って行きます。
畳千畳を敷くことができると
いわれる千畳敷海岸沿いを走り、
駅名でも千畳敷とあるくらいだから
かなり有名なのでしょうね。
確かに海岸は岩がゴツゴツとしていて
海水に浸かっていない所が
広範囲に渡ってあります。
ところでこの千畳敷の由来ですが、
寛政4年にこの辺りを地震が襲い
今の海岸に岩肌が露出しました。
そして、この岩肌にどこかの殿様が
畳千畳を敷いて酒宴を開いたということから
千畳敷と名付けられたようです。
嘘かホントか分からないが
言い伝えられていることには
違いないのでとりあえず信じておきましょう。
ちなみにこの【リゾートしらかみ】は
秋田と弘前を往復運転されていて
どちらかといえば秋田発弘前行の方が
色々とイベントが用意されています。
夏場限定ということですが、
能代では能代工業にちなんで
フリースロー大会。
そして、
蜃気楼ダイヤと呼ばれる
特別なダイヤを組んでおり
途中下車し観光してから
駅に戻っても
また列車が向かえにくるという設定や
それこそ列車が出発しても
先の駅で待っているというダイヤなど
観光列車となるのですね
また、鰺ヶ沢と五所川原間では
先頭車にある展望席で
三味線の生演奏が聞けるなど
盛りだくさんな内容なんです。
一度乗ってみる価値はありそうですね。
ただし、
晩酌セットは秋田方面へ進む列車でしか
扱っていないのでご注意を
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