赤穂線のローカルな所を走るわりには
車内が騒々しい。
というのも、酔っ払いが
園児を連れた主婦に絡んでいたからです。
声がでかいし、
自分が全て正しいと思っているようです。
挙句には哲学とまで言い出しやがった。
たぶんこのおやじは
席に座れなかった腹いせに
大声で話しているのではと思います。
ドア付近にドカッと腰を下ろし
ずいぶんとでかい態度でした。
そして今度はいじめに対する
論弁が始まりました。
いじめられる奴はいじめる奴を
相手にしなきゃ良いのだ。
などと言っています。
俺は今、お前を相手にしたくない。
と言ってやろうかと思いました。
酔っ払いの声は段々とでかくなります。
自分の横のシートに座っている人なんかは
「ちっ!」とでかい舌打ちをしていたのですが、
それも酔っ払いには聞こえないくらい
自分に陶酔していました。
止めると結局喧嘩になりそうなので、
乗務員に知らせるも運転手しかいないので
何もできなかったです。
卑怯かもしれませんが、
危害は声が大きいだけで
殴られたりしたわけではないので。
まぁこの際仕方ないと
諦めましょう。
ただ、ふと思ったのですが、
そのおやじは男性には
誰一人として絡もうとしない。
おそらく怖いのではないのでしょうか。
だから声を大きくして
威嚇している。
そんなふうに見て取れました。
沿線には瓦屋根の家が多いです。
結構密集して家が建てられていますね。
ただ、かなりの家の数なのに
人の気配がほとんど無いのは
不気味でした。
雪が舞っているのですが
だいぶ水分が多いようで
窓にくっ付いてはすぐに融けてしまいます。
車内が暖かいので
窓も温まっている影響もあると思いますが、
水っぽい雪であまり触れたくは無い
感じでもありました。
日生を出るとまたしばらく
小山の間を走ります。
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