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21年前、急性前立腺炎から慢性前立腺炎に移行し、1日中疼痛などがひどく眠れなくなり、会社を辞めて3年ほど試行錯誤の末、ケールの青汁をきっかけに、飲食物や安定剤のおかげでほぼ完治して復職し、再発なく現在に至ります。ケールの青汁が役立ったことを平成15年当時にHPを立ち上げて情報発信しましたがその当時は誰も信じてくれませんでした。
プロフィール

2018年01月02日

日本の魅力の根底は海外との宗教観の違い


近年、訪日観光客はアジア圏だけでなく、欧米諸国からの訪日客も多く増えた。

欧米人訪日客に対するテレビ局のインタビューで多い意見が、

「日本は西洋とはいろんなことで大きく違う」という外国人の意見だ。

その根底にあるのは何なのかを突き詰めれば日本と海外での宗教観だと思う。

日本は多神教であることが西洋人からすれば理解しがたいことだという。

その多神教ではいわゆる「八百万の神」と表演されるが、

多くの場合、神道と仏教を同時に崇拝するスタイルがほとんどで、キリスト教徒は1%とされている。

つまりはお盆には先祖の墓参りや死者の供養は仏教的で、願い事や悩み事の解決のお願いは神にするものという感じで、

生活の中に仏教と神道が融合しているのである。

また神道や仏教から分派した現在の日本の宗教法人、新興宗教の宗派は数多く存在し、宗教熱心な人もいるのは事実だろう。

日本以外の国では1神教が普通であり、神は絶対的存在であり、

神の教えに背くことは死後に永遠に救われることはなく地獄に落ちることを意味する。

死後に神に救われ天国へ行ける唯一の方法が神の絶対的なしもべとして神の言ったことを信仰し服従することだといわれている。

だからイスラム教徒などは一日に何度も礼拝することを欠かさないし、戒律を守るということだろう。

その点、日本人の宗教感は人として悪いことを生前に行わなければ、地獄に落ちることもなければ、

神を熱心に崇拝すれば死後に天国に召されるということでもない。

生前に社会や人に役立つ良い行いをすれば死後に神に召されるのではなく、極楽往生すると教えているだけだ。

世界的に他の宗派を見ると、例えばキリスト教でもカトリックとプロテスタントなど宗派によって過去に戦争になったり、

イスラエルでの聖地の奪い合いでの紛争が絶えない。

近年ではイスラム教がスンニ派とシーア派で紛争が起き、スンニ派はテロ事件を世界で起こしている。

同じイスラム教徒でもシーア派という穏健派を目の敵にテロや殺戮を繰り返している。

このように人を幸福に導くはずの神の教えの宗教が原因で多くの人が不幸になっている事実。

これらに共通していることは「排他性」であると考えられる。

宗教の排他性は、神は唯一絶対な存在であり、他の宗教の神は邪教であり認めないとする考えだ。

そのため、自分の信じる神以外を否定し、自分の神以外を信じる者に攻撃的になる。

ところが日本は多神教であり、キリスト教徒は1%だけだ。

日本の歴史を紐解けば、日本の宗教の最初は原始的な自然崇拝宗教であり、

それが天照大神としてその周りに様々な神がいた。

天皇の先祖である神道には国民が争いが少なく平和に暮らすために、人として行ってはいけないことを説いた仏教が好都合な教えであり、

また人民の死への恐怖や不安を軽減することで人々に安らぎを与えるのにも役立ったといえる。

1400年ほど前に遣隋使や遣唐使など当時の中国につかわし、積極的に仏教を取り入れ、日本人の道徳規範としたと考えられる。

この時点で日本神道も寛容な考えで、日本人の古い先祖はもともと寛容な考えだったことがわかる。

つまり、日本の先祖は仏教が入る以前から排他性の傾向が少なかったといえる。

仏教が日本に入ると、平安時代には日本独自の国風文化が発展し神道と仏教は共存混合していたった。

今から800年ほど前の鎌倉時代に入ると、釈迦が死んで1000年経過すると仏教の教えは敗退し、

その敗退によって世の中が乱れ不幸になると信じられ、当時の鎌倉時代は疫病や飢饉、地震などの天変地異が頻繁に起きたせいで

末法思想の信じられ、人々をすくために仏教に様々な宗派が派生して今に至るが、

過去に宗派が違うから争いになることはなかった。

それは、日本人が持っている「他を認めるこころ」が無意識にあるためだと考えられる。

私もそうだが、相手がどのような宗教や宗派を信仰していようが、自分に不利益なことを強要されない限り、

相手の宗教や宗派を否定することはない。

ただ、オウム真理教のように社会に有害な新興宗教は否定するが。

過去の日本人には他を認めるこころがあったから、過去の為政者や敵対する為政者の作った建造物を壊すこともなく、

地方の文化も否定しないため、こんなに小さい日本でも地方地方で独自の食文化や伝統文化が残っている。

現在の国会でも多種多様な意見を取り入れる観点から少数派会派の主張を完全に無視することは少ない。

このように日本では日本神道と仏教が融合し、現在まで続いてきたが、

一方で仏教の発祥の地のインドでは仏教が衰退し、中国では共産主義が宗教になりかわり、

韓国では儒教とキリスト教で占められ、仏教徒は少数派となった。

宗教から派生した考え方の日本と西洋の違いに性善説と性悪説があると思う。

西洋では人は生まれながら罪と穢れを背負っており、それを取り除く方法は唯一絶対の神の教えに従っていきることだと説く。

日本は性善説が普通であり、生きている際に人や社会に有益なこと人が喜ぶことをすれば成仏して極楽往生し、

殺人、強姦、窃盗、暴力など悪いことをすれば地獄に落ちて長い苦しみを受けると教える。

日本の神には様々な得意分野があり、多くの神や仏がその場その場に応じて人を助けるというのが普通の考えだと思う。

それが様々な職業にも生かされ、明治以前の職人は高度な技を磨き、

伝統工芸の職人は着物や織物に代表される世界に誇れるものを作り出してきた。

中国から取り入れた様々な文化を日本風に高度にアレンジし、より便利で美しく機能性の富んだものにしてきた。

明治以降も海外から取り入れた科学技術や文化もより専門性の中で高度化していった。

その代表格が工業技術の日本車、医療技術、環境技術、ラーメンや焼き餃子、かつ丼、神戸牛、天ぷらなどに代表される食文化の進化の根底の意識は、

人にもそれぞれ得意不得意があるように神にも得意分野があるということだ。

その無意識が日本に様々な伝統文化を開花させ、その一端が日本の漫画やアニメにも垣間見れる。

日本ではある唯一の絶対神に従わなければ救われないとする考えはないため、戦国武将でさえ多数決の意見や

部下の進言など合議制によってものごとが最善の方向へ導く道理で動いてきた。

その伝統が日本の会社での会議の多さや地方の集落での合議制で物事を決めることに反映されている。

日本は宗教を熱心に信仰する国よりも平和で社会や技術が発展し、人が幸福に自由に暮らすことを可能にしているといえるだろう。

日本では信仰の自由が憲法で保障されているが、オウム真理教以外でも戦後に誕生した新興宗教が日本全国に残存し、その勢力を拡大し、政党を形成したり、選挙に立候補するなど

論理的な思考で機能しない団体に危惧する動きがある。

それらの新興宗教に共通していることは、自己以外の宗教は邪教だとする「排他性」である。

日本が他国と違って平和なのは排他性を排した「寛容性」が日本全国に浸透しているからであるといえる。

唯一絶対、自分が信じる神以外は嘘だとする新興宗教は信仰の自由が保障されているとはいえ、

矛盾だらけで、どの宗教かが嘘をついていることになる。

したがって、特に戦後に派生した新興宗教には気を付けるべきである。

また、神も仏も全く信じない中で社会的なモラルが崩壊し、犯罪が多発するのも問題である。

結論から言うとある宗教を熱狂的に信じることも、今の現実でお金や物質がすべてだと割り切って、

犯罪などの悪事を平気で働くという、どちらかの両極端に偏ることが最も良くないことだと考えられる。
posted by kobu at 00:00| 日本の将来のために