2024年10月14日
遠藤投手がフェニックス・リーグで躍動!新たな決意で来季に挑む!
広島・遠藤 原点回帰!ワインドアップ再解禁で快投 スピードよりもキレ 目の色変える25歳
10/14(月) 8:00配信
デイリースポーツ
先発し、8回途中3失点の力投を見せた遠藤
「フェニックス・リーグ、広島1−3楽天」(13日、天福球場)
今季の鬱憤(うっぷん)を晴らすような躍動感だった。広島・遠藤淳志投手が7回1/3を5安打3失点(自責点2)の力投。「ストライク先行でいけた。真っすぐだけでなく、変化球でもストライクが取れていたので自信を持ちながら投げていました」と満足顔で振り返った。
球数が100球を超えた八回に制球の乱れから逆転を許したが、七回までは単打3本に抑える圧巻の投球だった。体調不良で離脱した滝田の代役として11日に合流。「滝田には申し訳ないけど、チャンスだと思って」と必死に腕を振った。
今季は球速の低下にも悩み、3年ぶりに1軍で白星をあげられなかった。そこで今秋は本来の持ち味であるキレを取り戻す取り組みに着手。この日は最速142キロながら「空振りもファウルも取れていた」と打者を押し込む場面も。「スピードよりもキレだなと再確認できた」と収穫の多いマウンドだった。
原点回帰が功を奏している。昨秋に一度はワインドアップを封印したが、「ボールに勢いがほしかったので戻しました」と今夏に再度解禁。この日も、ゆったりと振りかぶる美しいフォームで快投を見せ「しっくりきています。(フォームの)流れをこっちの方がつかみやすい」と手応えを口にした。
すでに目線は春を見据えている。「2月のキャンプを1軍で迎えるのと2軍で迎えるのは全然違う。試合だけでなく練習の姿勢もしっかりやっていきたい」と遠藤。来季8年目を迎える25歳が、目の色を変えている。
13日のフェニックス・リーグの楽天戦で、遠藤投手が先発しました。滝田投手がフェニックス・リーグに参加する予定でしたが、体調不良で離脱したため、遠藤投手にチャンスが巡ってきました。
122球を投げて7回1/3を5安打3失点(自責2)とアピールに成功しました。今季は1軍でリリーフ3試合の登板にとどまり、2019年以来5年ぶりに先発なしに終わりました。
初回からストライク先行のピッチングでリズムに乗りました。ストレートのMAXは142キロでしたが、球速以上のキレがあり、カーブ、スライダー、チェンジアップ、カットボールなどの多彩な変化球を駆使して5回まで楽天打線を1安打に抑えました。
当初はフェニックス・リーグに参加する予定はありませんでしたが、ドラ3ルーキーの滝田投手が体調不良で離脱したため、追加メンバーとして合流しました。今季は3試合に登板して防御率4.50と不本意なシーズンだっただけに、フェニックス・リーグからの巻き返しに意欲十分です。
一部噂では、遠藤投手は今オフの現役ドラフトに出るのではないかと言われていますが、ドリヨシ的には来季にもう一度カープでブレイクするチャンスを与えてほしいと思います。遠藤投手は必ずやってくれると信じています。
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