2023年04月04日
1回戦@マツダ 広島4−5阪神 10年ぶり開幕4連敗。守護神栗林投手が決勝タイムリーを浴びる。走塁ミスも響く。
広島、粘り及ばず開幕4連敗…再び走塁ミス続出、栗林が勝ち越し許す
4/4(火) 21:51配信
ベースボールキング
広島・栗林良吏
● 広島 4 − 5 阪神 ○
<1回戦・マツダスタジアム>
広島は粘り及ばず10年ぶりの開幕4連敗。今季から指揮を執る新井貴浩監督(46)の“監督初勝利”はまたもお預けとなった。
本拠地開幕戦を託された先発・九里は5回途中4安打4失点(自責点2)で降板。6四球を与えるなど制球に苦しみ、5回は自らの失策が絡み失点を重ねた。
それでも今季初勝利へ、打線は粘り強く反撃。3点を追う7回は7番・坂倉の右越え1号2ランで1点差に迫り、8回は6番・デビッドソンの中犠飛で追いついた。
しかし、同点の9回表を託された今季初登板の栗林が誤算。一死から2番・中野に四球を与えると、二死二塁で4番・大山に決勝点となる適時二塁打を左中間へ運ばれた。
その裏、一死から代打・松山が中前打で出塁するも、代走で出場した大盛が牽制で誘い出され痛恨の走塁死。5回は二直で飛び出した一走・小園が憤死し、完封負けを喫した3月31日の開幕・ヤクルト戦(神宮)に続き、またも走塁面でのミスが目立った。
BASEBALL KING
1勝がかなり遠いです。悪夢の開幕4連敗となりました。野村監督が率いた2013年以来の屈辱です。しかし、その2013年はカープが初めてクライマックスシリーズに出場した年です。これが救われる話題でしょうか。
2回表、先発の九里投手が与えた連続四球からノーヒットで先制を許すと、1−1に追いついた直後の4回表は阪神のルーキー森下選手に勝ち越しのタイムリー2ベースを浴びて1−2とされました。
5回表は九里投手の悪送球からピンチを広げ、さらに2点を奪われて1−4とされました。
7回裏は坂倉選手が反撃の2ランを放ち、3−4として阪神先発の西勇輝投手をマウンドから引きずり降ろし、ベテランの菊池選手がこの試合3度目となる1塁へのヘッドスライディングで内野安打をもぎ取るなど気迫を見せました。
8回裏はデビッドソン選手の犠飛で4−4の同点に追いつき、試合を振り出しに戻しましたが、9回表、登板した栗林投手が誤算でした。阪神大山選手にタイムリー2ベースを浴びて4−5と勝ち越されました。
今日は先発の九里投手と守護神の栗林投手が誤算でした。九里投手は6四球を与えたのが痛かったですね。失点に大きく絡んでいます。栗林投手は今日は球がいってなかったように感じます。今季初登板という事で、体が馴染んでなかったのではないでしょうか。
そして、痛い走塁ミスが2度ありました。5回裏、ノーアウト1塁から代打韮澤選手がセカンドライナーに倒れ、1塁ランナーの小園選手が飛び出して憤死。併殺となってしまいました。小園選手の明らかな打球判断ミスです。一体何をしているのでしょうか?
そして、4−5で迎えた9回裏、1アウトから代打松山選手がセンター前ヒットで出塁しましたが、代走の大盛選手が牽制で誘い出され痛恨の走塁死となりました。大盛選手の判断ミスですね。この2つの走塁ミスはかなり痛かったですね。
チームの開幕4連敗は過去に5回あります。このうち、2013年は野村監督で、最終的には球団初のクライマックスシリーズ出場を果たしていますし、1979年は古葉監督で最終的には2回目のリーグ優勝と、球団初の日本一になっています。ちなみに、開幕連敗のワーストは7で、1954年の白石監督の年で、最終的に4位になっています。
ドリヨシとしては、スタメンを大幅に変えるべきだと思います。田中広輔選手、韮澤選手、上本選手、田村選手らを積極的に起用すべきです。さらに、ファームで無双のバッティングを見せている育成の中村貴浩選手を早く支配下選手にして、1軍デビューさせるべきだと思います。誰とは言いませんが、スタメンを張る事自体おかしい選手がいます。早く代えるべきです。
明日のカープの先発は遠藤投手、阪神は大竹投手です。遠藤投手は大瀬良投手に次いで安定しているピッチャーです。明日も好投が期待されます。阪神の大竹投手は現役ドラフトでソフトバンクから移籍して来ました。2軍での直近2登板では10イニングを投げて3失点と好投しています。明日は投手戦になりそうです。心配なのは天気です。予報はくもりのち雨で、明日18時からの降水確率は80%です。
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