2022年09月11日
23回戦@神宮 広島15−7東京ヤクルト 打線猛攻1イニング12得点で快勝!3位阪神に肉薄0.5ゲーム差に!
【広島】“アキロス”吹き飛ばす球団最多タイ1イニング12得点!窮地で3位阪神に0.5差肉薄
9/10(土) 22:41配信
日刊スポーツ
ヤクルト対広島 3回表広島無死一、三塁、松山は左適時打を放つ(撮影・浅見桂子)
<ヤクルト7−15広島>◇10日◇神宮
広島打線が総力戦で“アキロス”を吹き飛ばした。1点を追う3回に打者15人2本の3ランを含む3本塁打など10安打で12点を奪い逆転した。84年5月30日ヤクルト戦の4回以来となる球団最多タイの1イニング12得点。4回に5点差まで追い詰められるも、6回に3点を奪って突き放した。
2回まで好機を生かせなかった広島打線が3回にヤクルト先発サイスニードに襲いかかった。無死一、三塁から4番松山の左前打で追いつくと、失策などで3点を勝ち越した。なお2死一、二塁で堂林が左翼席へ豪快な3ラン。代わった2番手山本にも攻撃の手を緩めず、坂倉が3ラン。さらに上本がプロ10年目での初本塁打となるソロで長い攻撃を締めくくった。通算477打席目での初弾に上本は「1球目からフルスイングしようと思っていたので、しっかり打つことができて良かったです。たまたまです」と控えめに喜んだ。
試合前、秋山の出場選手登録が抹消された。加えてコンディション不良の菊池涼が2戦連続、マクブルームが3戦連続で先発から外れた。チームの窮地で、代役を務めた選手が打線を活性化させた。11点差から5点差となった6回も、2死二、三塁から秋山に代わって中堅を守る野間が一塁線への2点三塁打で流れを引き戻した。
広島は20安打15得点でヤクルトを振り切り、連敗を止めた。3位阪神に0.5ゲーム差と肉薄した。総力戦でCS争いにしがみつく。【前原淳】
▽広島野村(12点の援護をもらうも4回途中7失点で降板。3勝目を逃し)「大量の援護をしてもらったのに、その後に点を取られてしまってチームに申し訳ない。それだけです」
先発の野村投手は1回裏、1アウト3塁からヤクルト山田選手にタイムリーを浴びて0−1と先制されました。
そして、超ビッグイニングの3回表、ヤクルト先発のサイスニード投手に対し、野間選手と西川選手の連打でノーアウト1、3塁から松山選手のレフト前タイムリーで1−1の同点に追いつきました。続く坂倉選手の四球でノーアウト満塁となり、続く上本選手のサードゴロをヤクルト村上選手が本塁に悪送球し、2−1と勝ち越しに成功しました。小園選手はレフトフライ、會澤選手は空振り三振で2アウト満塁となり、バッターは野村投手です。ドリヨシはこのまま2点止まりかなと思いましたが、野村投手は食らいつくバッティングでライト前に2点タイムリーを放ち、4−1となりました。この野村投手のタイムリーはとても大きかったですね。なお2アウト1、2塁から堂林選手が初球をレフトスタンド中段へ3ランを放ち、7−1としました。さらに野間選手と西川選手の連打で2アウト1、3塁となった所でヤクルトは2番手の山本投手に交代。続く松山選手はレフト前へこのイニング2本目のタイムリーを放ち8−1。さらに1、2塁から坂倉選手がレフトスタンドへ3ランを放ち11−1。続く上本選手がプロ初となるソロホームランをレフトスタンドへ叩き込み、12−1としました。このイニング、打者15人10安打3本塁打で一挙12得点でした。神宮球場のレフトスタンドと3塁側スタンドはもうお祭り騒ぎになりました。
しかし、先発の野村投手がピリッとしません。12−1で迎えた4回裏、先頭のヤクルト村上選手に2ベース、続くヤクルトオスナ選手は三振も、ヤクルト中村選手にタイムリー2ベースを浴びて12−2。ヤクルトサンタナ選手の四球とヤクルト長岡選手のヒットで1アウト満塁からヤクルト代打内山選手にタイムリー、続くヤクルト塩見選手に2点タイムリーを浴びて12−5とされました。ここで野村投手は交代し、2番手に島内投手が登板します。1アウト1、2塁からヤクルト山ア選手に2点タイムリー2ベースを浴びて12−7とされました。さらにヤクルト山田選手と村上選手に連続四球を与え1アウト満塁となり島内投手は1アウトも取れず降板しました。島内投手は素晴らしい球を持っているのですが、メンタルが弱いのが難点です。なので島内投手はランナーなしの場面でしか登板させてはいけないと思います。3番手に森浦投手が登板しました。ヤクルトオスナ選手をフルカウントからサードゴロ併殺に打ち取り、ヤクルトの猛反撃を断ちました。ここが今日の試合のポイントだったと思います。先発の野村投手は3回1/3、8安打7失点でした。
森浦投手は5回まで投げて2勝目を挙げました。
12−7で迎えた6回表、小園選手のヒットと會澤選手の送りバントなどで2アウト2、3塁から野間選手がライト線を破る2点タイムリー3ベースを放ち、14−7としました。このタイムリーは大きかったですね。野間選手はかなり勝負強くなりましたね。チャンスメイクもポイントゲッターにもなれますね。続く西川選手もセンター前タイムリーを放ち、15−7としました。
5月8日のDeNA戦の21安打、7月23日のヤクルト戦の22安打に次ぎ20安打で今季10度目の二桁得点になりました。
1イニング12得点は1984年5月30日のヤクルト戦で記録して以来、2度目となりました。
チームは連敗を2で止め、3位阪神と0.5ゲーム差に縮まりました。いよいよ虎のしっぽを掴みました。残り11試合、1つも落とせません。
さて、明日はマツダスタジアムで読売との今季最終戦です。カープの先発は遠藤投手です。前回のDeNA戦では7回無失点の好投でした。ピッチングのコツを掴んだ感じで、明日も素晴らしいピッチングに期待です。読売は赤星投手です。対広島戦の防御率は6.10です。6点は取れる計算なので、勝機は十分あります。明日も勝つ!
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おっしゃる通り、島内投手にも矢崎投手のふてぶてしさが欲しいですね。少々のことには動じないハートがあれば、島内投手は素晴らしいセットアッパーになれると思います。
島内投手に矢崎投手のふてぶてしさがあればいいピッチャーなんですが肝が座ってないからピンチで出たら特に嫌な予感しかしないです。
今日は堂林選手と上本選手のホームランが印象的でした。