2022年08月25日
21回戦@神宮 広島3−2東京ヤクルト(延長10回) 松山選手値千金の決勝タイムリー!野村投手6回1失点粘投!松本投手2勝目!栗林投手24セーブ目!
【広島】松山竜平の殊勲打で連敗ストップ「おっさんがしっかりチームを引っ張れるように」
8/25(木) 22:15
配信
東スポWeb
広島・松山(東スポWeb)
ベテランが存在感を見せた。広島は25日のヤクルト戦(神宮)に延長10回、3―2で勝利した。先発・野村が6回1失点の好投。打線も少ないチャンスを確実にものにした。これで連敗は6でストップし、借金を7とした。
ヒーローは延長10回二死一塁で左中間への適時二塁打を放った松山竜平外野手(36)だ。松山は「流れが悪い中で矢野がまた(塁に)出てくれて。何とかアツ(会沢)のバント(犠打失敗)をカバーをしようと思って強い気持ちでいった」と話した。
「手応えはまあまあ良かったので抜けてくれるかなと思った」という松山。今後に向けては「ほんとに苦しい戦いがつづいているが、まだまだみんなあきらめていない。力を合わせておっさんがしっかりチームを引っ張れるように頑張っていきたいと思う」と笑顔でファンにアピールした。
東京スポーツ
試合後半の流れを見ると、まさか勝てるとは思いませんでした。リリーフ陣が耐えて耐えて、延長10回のチャンスをモノにしました。
打線はヤクルト先発の高橋投手に対し、1回表1アウトから羽月選手が左中間へ2ベースで出塁。続く西川選手がライト前タイムリーを放ち、先制しました。この先制攻撃は鮮やかでした。
4回表、2アウトから坂倉選手が四球で出塁し2盗を決め、長野選手も四球で2アウト1、2塁とし、會澤選手がセンター前へタイムリーを放ち、2−0としました。會澤選手の勝負強いバッティングが戻りつつあるように思います。ヤクルト高橋投手のチェンジアップをうまく残しながら打ちました。
先発の野村投手は2回裏、先頭のヤクルト村上選手は見逃し三振に仕留めました。
3回裏、1アウトからヤクルト塩見選手と山ア選手に連打され、1アウト1、2塁とされましたが、ヤクルト宮本選手をセカンドゴロ併殺に仕留め、ピンチを脱しました。
4回裏、先頭のヤクルト村上選手を空振り三振に斬りました。
5回裏、1アウト3塁からヤクルト高橋投手にセンター前タイムリーを浴びて2−1とされました。
6回裏、1アウト2塁でヤクルト村上選手を申告敬遠し、1アウト1、2塁からヤクルトサンタナ選手をサードゴロ併殺に仕留め、ピンチを脱しました。今日の野村投手は低めに丁寧なピッチングで、変化球もキレており、相手打者が芯を外すバッティングが多かったように思います。6回96球を投げて5安打1失点の粘投でした。本当は野村投手に勝ちをつけてあげたかったですね。
7回裏、2番手のコルニエル投手が1アウトからヤクルト中村選手に四球を与え、2アウト2塁となり、ヤクルト代打青木選手に左中間へタイムリー2ベースを浴びて2−2の同点とされました。コルニエル投手の課題はやはり制球力ですね。155キロ超えのストレートを生かすためにも、なんとか制球力を向上させて欲しいですね。
8回裏、3番手のターリー投手が先頭のヤクルト山ア選手に四球を与え、1アウト2塁でヤクルト村上選手は申告敬遠し1アウト1、2塁となりました。ここで4番手松本投手に交代しました。続くヤクルトサンタナ選手に死球を与えて1アウト満塁の大ピンチとなりましたが、ヤクルト山田選手を空振り三振、続くヤクルト中村選手をセンターフライに仕留めてピンチを脱しました。ここが今日の試合のポイントだったと思います。
9回裏、イニングまたぎの松本投手が先頭ヤクルト長岡選手にヒットを許すも、後続を3人で抑えました。
そして試合は延長戦に突入し、10回表、ヤクルト5番手の梅野投手に対し、先頭の長野選手がヒットで出塁。代走に曽根選手が入ります。続く會澤選手が送りバントをしますが、1塁ランナーの曽根選手が打球の判断を誤り、結局ピッチャーゴロ併殺となりました。これで勝ち越しのチャンスが途切れたかに思われましたが、2アウトランナーなしから矢野選手がライト前ヒットで2アウト1塁とし、代打松山選手が初球を叩き、左中間を破るタイムリー2ベースを放ち、3−2と勝ち越しました。カープベンチはお祭り騒ぎになりました。松山選手も勝負強いバッティングを見せてくれています。
10回裏は守護神の栗林投手が登板。ヤクルト村上選手を空振り三振に仕留めましたが、2アウト満塁の一打逆転サヨナラの大ピンチを背負いましたが、最後はヤクルト長岡選手をライトフライに仕留め、試合が終わりました。
チームは6連敗でストップしました。借金は7になりましたが、今日は3位の阪神も勝利していますので、ゲーム差は2.5のままです。残り25ゲームです。1つも落とせません。
明日からはマツダスタジアムで読売との3連戦です。カープの先発は玉村投手です。前回の読売戦では7回2失点と好投しています。対読売戦の防御率は2.57と抑えています。期待していいのではないでしょうか。読売は山ア投手です。対広島戦の防御率は2.53です。玉村投手の出来次第では投手戦になる可能性もありますが、明日はクリーンアップの活躍で主導権を握りたいところです。さて、秋山選手は1軍に復帰するのでしょうか?
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