2022年07月01日
12回戦@マツダ 広島2−4東京ヤクルト(延長12回) 10回のサヨナラ機に併殺で潰す。12回中崎投手打たれ力尽く。対ヤクルト9連敗。
【広島】球団ワーストタイのヤクルト戦9連敗 12回に勝ち越され今季7度目の同一カード3連敗
6/30(木) 22:07
配信
日刊スポーツ
広島対ヤクルト 12回表ヤクルト1死二塁、村上は敬遠(撮影・加藤孝規)
<広島2−4ヤクルト>◇30日◇マツダスタジアム
広島がヤクルトに敗れ、対ヤクルト戦の連敗が9に伸びた(1分けをはさむ)。ヤクルト戦9連敗は球団ワーストタイ記録(93年)となった。
先発ドリュー・アンダーソン投手(28)は6回1失点と試合をつくった。唯一の失点は0−0の3回、先頭長岡秀樹内野手(20)に浴びたソロのみ。6回8奪三振の好投で、ヤクルト打線を封じた。
打線は6回に小園海斗内野手(22)の3号ソロで同点に追いついた。しかし以降は得点を奪えず、1−1のまま今季11度目の延長戦に入った。
延長10回には守備のミスから1点を失い、リードを許した。だが直後の攻撃で1死満塁から松山竜平外野手(36)が右前適時打を放ち、再び同点に追いついた。
決勝点を失ったのは延長12回。三塁矢野雅哉内野手(23)の失策で勝ち越しの走者を出した。その後2死一、二塁となり、丸山和郁外野手(23)が右中間を破る適時二塁打を放ち、2点を奪われた。この2点を取り返すことはできず、敗れた。
今季7度目の同一カード3連敗。首位ヤクルトとのゲーム差は「15」に広がった。
接戦はミスしたチームが敗れてしまいますが、カープは延長戦で守備のミスを連発。ヤクルトとの力の差を感じた試合でした。
先発のアンダーソン投手は3回表、ヤクルト長岡選手にライトスタンドぎりぎりにソロホームランを浴びて0−1と先制されました。
6回表にヤクルト石川投手に四球、続くヤクルト塩見選手に死球、ヤクルト山田選手にヒットを打たれて1アウト満塁の大ピンチを招きましたが、ヤクルト村上選手と坂口選手を連続空振り三振に斬り、ピンチを脱しました。アンダーソン投手は6回4安打8奪三振で1失点でした。アンダーソン投手らしいピッチングは出来たと思います。
そのピンチを脱した直後の6回裏、先頭の小園選手がヤクルト先発石川投手の初球スライダーをライトスタンドへ叩き込むソロホームランを放ち、1−1の同点に追いつきました。さらに続く代打中村健人選手が2ベースを放ち、上本選手が送りバントを決めて1アウト3塁としましたが、中村奨成選手は浅いセンターフライ。菊池涼介選手も凡退し勝ち越せませんでした。ドリヨシ的には上本選手にはそのまま打たせた方が良かったと思います。バッティング好調の上本選手だけに、彼にかけても良かったのではないでしょうか。
7回からは継投に入り、7回表は2番手矢崎投手、8回表は3番手森浦投手、9回表は栗林投手がそれぞれ無失点で切り抜けました。
試合は1−1で延長戦に入りました。10回表、5番手のケムナ投手が先頭のヤクルト代打川端選手に死球。続くヤクルト塩見選手のヒットと塩見選手の2盗でノーアウト2、3塁のピンチとなりました。続くヤクルト山崎選手はファーストゴロに打ち取りましたが、続くヤクルト山田選手はサードゴロを打ち、挟殺プレーで3塁ランナーをアウトにしましたが、その後會澤選手の2塁への送球が悪送球となり、2塁ランナーが生還して1−2と勝ち越されました。この悪送球は痛かったですね。
10回裏、ヤクルトの守護神のマクガフ投手を攻めて、先頭の坂倉選手の安打と會澤選手の送りバントをヤクルトマクガフ投手が2塁へ悪送球し、続く堂林選手が送りバントを決めて1アウト2、3塁としました。続く小園選手は敬遠されて1アウト満塁の逆転サヨナラのチャンスを迎えました。続く代打松山選手がライト前にタイムリーを放ち、2−2の同点に追いつきました。しかし、続く上本選手はファーストゴロ併殺に倒れ、サヨナラとはなりませんでした。好調上本選手で勝ちきれなかったのは残念ですが、仕方ないでしょうね。
12回表、7番手に今日登録された中崎投手が登板しました。しかし、先頭のヤクルト塩見選手のサードゴロを矢野選手が失策して出塁を許すと、2アウト2塁からヤクルト村上選手を敬遠し、2アウト1、2塁からヤクルト丸山選手にセンターオーバーの2点タイムリー2ベースを浴びて2−4と勝ち越されました。
12回裏、さすがにカープは反発力なく3者凡退に終わり、試合が終わりました。
結局リリーフ陣の層の厚さで勝負が決まった形になりました。ヤクルトのリリーフ陣は全てのピッチャーが勝ちパターンでも使えるという、素晴らしく充実しています。やはり、カープはヤクルトとの力の差を感じざるを得ないですね。
これでチームは7度目の3連敗で借金は3になりました。今季ヤクルト戦は1勝10敗1分けで引き分けを挟み9連敗です。4位のDeNAに1.5ゲーム差に縮まりました。
このままヤクルトにやられっぱなしで行くわけにはいきません。次戦からはおそらく「ヤクルトキラー」の秋山選手がスタメンに入ると思いますので、カープの逆襲に期待しましょう。
さて、明日からはマツダスタジアムで読売との3連戦です。明日のカープの先発は大瀬良投手です。連敗ストッパーとしての素晴らしいピッチングを期待します。読売はシューメーカー投手です。カープは初対戦になりますが、絶対勝たなくてはなりませんので、全員野球で攻略して欲しいです。
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