2022年05月11日
8回戦@甲子園 広島3−2阪神 小園選手同点タイムリー!末包選手勝ち越し犠飛!九里投手粘投で2勝目!チームは4連勝で首位浮上!
【広島】4連勝で首位浮上!今季阪神戦8試合で7勝1分け、先発九里亜蓮が粘投
5/11(水) 21:13
配信
日刊スポーツ
阪神対広島 広島先発の九里(撮影・前岡正明)
<阪神2−3広島>11日◇甲子園
広島が阪神に逆転勝利し、4連勝で首位に浮上した。今季阪神戦8試合で7勝1分けと負けなしだ。
昨季まで苦手とした阪神秋山から1回に幸先良く1点を先制した。その裏、3安打を集中されて2点を失い逆転を許した九里だが、尻上がりに調子を上げた。2回以降は追加点を与えず、5回1死二塁のピンチも切り抜けた。
先発九里の粘りの投球に打線が応えたのは、1点を追う6回1死一塁。小園が左腕渡辺に追い込まれながら、3球続いたスライダーを捉えた。右中間を破る適時三塁打で同点。さらに続く末包の浅い中飛に、三塁小園がタッチアップして勝ち越しに成功した。
7回1死満塁のピンチは九里がマルテを空振り三振。2死満塁で4番佐藤輝は代わったターリーが3球三振に切った。接戦を勝ち切って、4月18日以来の首位浮上。こいのぼりの季節が終わっても、コイの季節は終わらない。
今日の試合はカープの粘り勝ちでした。特にリリーフ陣は終盤の阪神の猛攻を抑えての勝利だっただけに、価値ある1勝だと思います。
先発の九里投手は7回途中8安打2失点で4月5日以来の2勝目を挙げました。
立ち上がりの九里投手は不安定でした。1点を先制した直後の1回裏には四球と3安打を浴びて2失点しましたが、2回以降は徐々に持ち味を取り戻し、打たせて取るピッチングで流れを引き戻しました。
九里投手は勝ち投手の権利を得ながらも、継投失敗などで約1か月勝ちから遠ざかっていましたが、4試合ぶりに白星に恵まれました。
今日は2人のリリーフピッチャーがよく踏ん張りました。まずはターリー投手です。3−2で迎えた7回裏、2アウト満塁で九里投手に代わって登板しました。阪神佐藤選手と対峙すると、ストレート2球で追い込み、最後はアウトコースへのスライダーで空振り三振に斬りました。攻め方は完璧でした。ターリー投手は勝ちパターンに十分通用するピッチャーだと思います。
そして鬼門の8回裏、ケムナ投手が2連続四球から作った1アウト2、3塁で森浦投手に代わりました。まず阪神代打ロハス選手を空振り三振。そして阪神梅野選手をショートゴロに仕留めて、最少リードを守り切りました。
勝ちパターンのリリーフ起用は、ターリー投手、森浦投手、ケムナ投手で回すようにしたらいいと思います。今日のケムナ投手は準備不足だったのかと思うので、それほど気にしなくていいと思います。しかし、ターリー投手も森浦投手もよく踏ん張りました。アッパレです!
打線は1回表、阪神先発の秋山投手を攻め、1アウト3塁から西川選手がショートへのタイムリー内野安打で1点を先制しました。
1−2で迎えた6回表、阪神3番手の渡邉投手を攻め、1アウト1塁から小園選手が右中間へのタイムリー3ベースを放ち2−2の同点に追いつきました。さらに続く末包選手がセンターへ犠牲フライを放ち、3−2と逆転しました。末包選手はよくセンターフライを打ってくれました。
どちらが勝っても不思議ではない試合でしたが、今日みたいに競った試合に勝つのは非常に大きいと思います。これでカープは4連勝で、今日首位のヤクルトが敗れましたので、単独首位に浮上しました。明日も勝って、首位をガッチリキープしたいところです。
明日のカープの先発はアンダーソン投手です。前回来日初登板の読売戦では無双のピッチングでした。明日も素晴らしいピッチングを期待しましょう。阪神はガンケル投手です。5回くらいで降板するパターンが多く、不安定な部分もあるので、立ち上がりを攻めて行きたいですね。特に外国人ピッチャーに強い堂林選手に注目です。
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打線の援護もあまりなかったのもありますね。次回からはしっかり勝ち続けると期待しています。
久里投手は立ち上がり良くなくかなり失点するかと思ってました。
2点に抑え中継ぎ抑えがよく抑えて久しぶりに勝ちましたね。
久里の時は中継ぎが踏ん張れてなく昨日もドキドキしたけど良かった。
今日はアンダーソン投手ですね。
2試合目もあんなピッチングして欲しいです。