2022年05月06日
7回戦@マツダ 広島3−4横浜DeNA(延長11回) 11回島内投手打たれて対DeNA戦は6連勝でストップ。
広島 延長11回に力尽き、DeNAに今季初黒星 5番手・島内が勝ち越し許す
5/6(金) 22:18
配信
スポニチアネックス
<広・D>11回1死一、二塁、神里に勝ち越しの適時三塁打を打たれた島内 (撮影・奥 調)
◇セ・リーグ 広島3−4DeNA(2022年5月6日 マツダ)
広島が、6日のDeNA戦に3−4で競り負けた。
先発の大瀬良は初回に大田、牧と2本塁打を浴びて3失点したが、そこから立ち直った。7回まで3失点でしのぐと、8回からはケムナ、ターリー、栗林と継投。無失点でつないだものの、延長11回、5番手の島内が神里に勝ち越し適時打を許した。
一方の打線は初回に西川の適時打、坂倉の犠飛で2点を返し、3回には坂倉が同点適時打。早々と追いついたが、中盤以降はなかなかDeNA投手陣を攻略できなかった。4回以降は2安打に終わり、今季6戦6勝だったDeNA戦に、初黒星を喫した。
先発大瀬良投手の熱投も、その後のリリーフ陣の粘り強いピッチングも、勝ちに結び付ける事が出来ませんでした。とても悔しい敗戦です。
先発大瀬良投手は1回表にDeNA大田選手にレフトスタンドへソロホームラン。さらにDeNA牧選手にレフトスタンドへ2ランを浴びて3点を先制されました。立ち上がりの出鼻をくじかれた感じで、大瀬良投手自身も、今日の調子を確認する前に先制パンチを食らった格好になりました。
しかし、2回以降は粘りのピッチングを展開しました。3−3で迎えた5回表は2アウト3塁のピンチでDeNA大田選手をピッチャーゴロに打ち取り、7回表の2アウト満塁の大ピンチではDeNA楠本選手を空振り三振に仕留め、感情を露わにガッツポーズをしました。大瀬良投手のエースの貫禄を見た感じです。
残念ながら5勝目とはなりませんでしたが、大瀬良投手は7回122球8安打3失点と、今季登板7試合全てでクオリティースタートを達成しています。
打線は3点を追う1回裏、今季初登板のDeNA今永投手を攻めて、西川選手のセンター前タイムリーで1−3。さらにノーアウト満塁から坂倉選手がレフトへ犠牲フライを放ち2−3と1点差に迫りました。しかし、この際、2塁ランナーの西川選手が走塁死。さらに内野安打で出塁した中村健人選手が牽制死となり、チャンスを潰してしまいました。西川選手の走塁死は仕方ないにしても、中村健人選手の牽制死はいただけませんね。これらのアウトがなかったら、一気に逆転していたかもしれません。
3回裏は坂倉選手のライト前タイムリーで3−3の同点に追いつきました。
8回からは継投に入り、8回はケムナ投手、9回はターリー投手、10回は栗林投手がDeNA打線を抑えました。
しかし、11回表、5番手の島内投手が捕まりました。先頭のDeNA戸柱選手にセンター前ヒットで出塁を許すと、続くDeNA倉本選手のピッチャー前への送りバントを島内投手が2塁へ送球せず、1塁へ送球して送りバント成功という形になりました。そのまま2塁へ送球していればアウトになっていたタイミングでしたが…。島内投手の大きなミスでした。ここが今日の試合のポイントになりました。続くDeNA神里選手に右中間へのタイムリー3ベースを浴びて3−4と勝ち越されました。何度も書いていますが、島内投手はプレッシャーに弱い傾向があります。技術的に不安があるから弱いのか、弱いから技術的に生かされないのかわからないですが、ドリヨシ的には島内投手もシーズンオフに護摩行をするべきではないかと思います。島内投手自身も悔しい思いが一杯だと思いますので、次回登板ではこの借りをきっちり返すべく、頑張って欲しいと思います。
さあ、気持ちを切り替えて、明日しっかり勝ちにいきましょう。明日あさってはデーゲームです。明日のカープの先発は森下投手です。無双のピッチングに期待です。DeNAは上茶谷投手です。ゲームをしっかり作るピッチャーですが、前回のカープ戦では6回途中でKOしています。明日も序盤から粘り強く攻めて行って欲しいですね。
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