2022年04月30日
7回戦@バンテリンドーム 広島2−4中日 終盤同点に追い付くも、今日も中崎投手らリリーフ陣打たれ敗戦。
広島またもや“八回の壁”越えられず 佐々岡監督は中崎の2軍再調整を示唆
4/30(土) 19:31
配信
デイリースポーツ
8回、降板する中崎(撮影・神子素慎一)
「中日4−2広島」(30日、バンテリンドーム)
広島は中日に競り負け、2連勝を逃した。これで4月は10勝12敗1分けとなり、月間の負け越しも決まった。
同点の八回、2番手で登板した中崎が先頭からの連打と犠打で1死二、三塁のピンチを招いた。ベンチはここで塹江にスイッチしたが、その後1死満塁で加藤翔に中前適時打。なおも満塁から代打・福留の中犠飛で2点を失った。
チームの課題は中継ぎ陣。中崎は28日のヤクルト戦でも2点リードの場面で登板したが、3者連続四球など精彩を欠き4失点。チームもこの回だけで9失点して逆転負けを喫していた。
佐々岡監督は中崎について「体も心も今の状態で投げてもという判断ではあります」と2軍再調整を示唆。今後の勝ちパターンの人選には「そこは考えながら。あす以降は流動的になるでしょうね」と話すにとどめた。
今日も恐るべき8回になってしまいました。せっかく打線が奮起して同点にしたのに…。残念でなりません。
先発の森下投手は、7回104球を投げて、8安打3四球と、再三ピンチを背負いながらも2失点にまとめました。
森下投手は4回裏、1アウト1、2塁から中日阿部選手にレフト前タイムリーを浴びて0−1と先制されました。なぜ中日阿部選手によく打たれるのでしょうか?インコースへ徹底した攻めをしているのでしょうか?
5回裏には1アウト満塁から中日石川選手にライトへの犠牲フライを打たれて0−2とされます。しかし、よく満塁の大ピンチで、1失点で抑えたと思います。森下投手はレベルの高い投球術を持っています。今日も状態は決して良いとは言えませんが、その時はそれなりに攻め方を変えてましたね。並のピッチャーではないと感じています。
打線は中日先発の松葉投手の前に、5回まで抑えられました。立ち上がりの松葉投手はいつも手探り状態で、不安定なので、1回表の攻撃がカギになるとドリヨシは思っていましたが、先頭の堂林選手がレフト前ヒットで出塁。菊池涼介選手が送りバントを決めて1アウト2塁とします。しかし、続く西川選手がセカンドゴロでランナー3塁に進みました。マクブルーム選手は四球を選び、2アウト1、3塁とチャンス拡大です。しかし、続く坂倉選手がセカンドゴロに倒れ、チャンスを潰しました。今思えば、この1回表の攻撃が全てでした。
0−2で試合は後半へ。中盤までに中日がリードした試合は、中日の素晴らしい、強力リリーフ陣がブルペンにいますので、逃げ切りパターンが出来てるいたと思います。
8回表、中日は3番手のロドリゲス投手に代わりました。1アウト1、2塁から西川選手がレフト前タイムリーを放ち1−2。さらに1アウト1、2塁からマクブルーム選手がライト前タイムリーを放ち、2−2の同点に追いつきました。マクブルーム選手は今年の夏の暑さ対策をすれば、かなり打つと思います。もうしばらく我慢ですね。それにしても防御率0.00の中日ロドリゲス投手から、よく打って同点に追いついたと思います。カープの底力を見た感じです。
しかし、その直後の8回裏、何故か佐々岡監督は2番手に中崎投手をマウンドへ送りました。中崎投手はおとといのヤクルト戦で2点リードの8回に登板して、3者連続四球を与えるなどし、リリーフに失敗しています。ストレートには伸びがなく、変化球もキレがなく、ゾーンに入った球は痛打されるという、最悪な状態でした。そんな中崎投手を今日再び登板させるのは無理があると思いました。案の定、先頭の中日阿部選手、高橋選手に連打を浴び、中日木下選手の送りバントで1アウト2、3塁のピンチを招きました。ここで佐々岡監督は慌てて3番手に塹江投手を登板させましたが、時既に遅しでした。1アウト満塁のピンチから、中日加藤選手にセンター前タイムリーを浴びて2−3。さらに中日福留選手にセンターへの犠牲フライを打たれて、2−4とされました。カープのセットアッパーは完全崩壊ですね。7回、8回の勝ちパターンで起用するピッチャーを再考しなくてはなりません。ドリヨシ的には、ドラ5ルーキーの松本投手や、新外国人のターリー投手、そして思い切って野村投手を当てても面白いのではないかと思います。
という事で、今日は2−4で競り負けてしまいました。森下投手で落とすのは悔しいですね。
さて、明日はカード勝ち越しをかけての一戦です。カープは玉村投手です。初回からどんどん飛ばして、5回クリアを目標に頑張って欲しいです。中日は柳投手です。カープにとっては難攻不落のピッチャーです。が、前回読売戦では6回途中12安打6失点と炎上しています。打線の粘りで、柳投手をなんとかマウンドから引きずり下ろしたいですね。
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