2022年03月30日
2回戦@マツダ 広島8−3阪神 會澤選手勝ち越しタイムリー!床田投手7回1失点で今季初勝利!チームは開幕5連勝!
【広島】会沢翼勝ち越し打&床田好リードで勝利貢献「何とか1点ずつ、何とか三振しない」
3/30(水) 22:32
配信
日刊スポーツ
広島対阪神 6回裏広島2死一、二塁、会沢は勝ち越し右前適時打を放つ(撮影・加藤孝規)
<広島8−3阪神>◇30日◇マツダスタジアム
広島会沢翼捕手(33)が攻守で勝利に貢献した。
6回に同点に追い付き、なお2死一、二塁。阪神伊藤将の外角チェンジアップを右前へ運んで勝ち越しの適時打。「何とか1点ずつ、1点ずつ。チームとして何とか三振しないっていうこともコーチの方に言われています。チームとして一丸となってできているんじゃないかと思います」。守備では今季初先発の床田を好リードした。
試合前半は阪神先発伊藤投手の前に抑えられ、重苦しい雰囲気でしたが、試合後半は打線のつながりで阪神を逆転し、開幕5連勝をマークしました。
先発の床田投手は7回を82球の省エネピッチングで4安打無四球4奪三振1失点に抑えました。失点は5回先頭の阪神ロハス選手のソロホームランの1点のみでした。それ以外は全ての回で先頭を抑えてテンポを生みました。相手打者に考える暇さえ与えないほどのテンポの良いピッチングで、投手優位のカウントを組み立てました。打者24人と対戦し、初球ボールはわずかに8人でした。それくらい今日の床田投手の調子は抜群に良かったですね。
2番手は中崎投手が8回1イニングを3者凡退に抑えました。中崎投手は球威、コントロール共に申し分なく、リーグ3連覇の頃のピッチングを彷彿とさせました。今季のセットアッパーは確定ですね。
しかし、9回に3番手に登板したコルニエル投手がピリッとしません。1アウト1、2塁から阪神佐藤選手にライト前タイムリーを浴び、さらに阪神大山選手のサードゴロの間に1失点しました。コルニエル投手はストライクを入れるのにアップアップになっており、独り相撲的なピッチングになっていました。コルニエル投手はファームで調整すべきですね。
打線は5回までは天敵の阪神先発伊藤投手を攻略できず、0が並びました。しかし、6回からは打線が粘りを見せました。6回は2アウト1、2塁から坂倉選手がファースト強襲のタイムリーで1−1の同点に追いつきました。さらに會澤選手がライト前へ技ありのタイムリーを放ち、2−1と逆転しました。さらに末包選手のショートゴロを阪神中野選手がエラーし、1点追加で3−1としました。
7回はノーアウト1、2塁から菊池涼介選手がバスターを仕掛けて、ライトへのタイムリー2ベースとなり4−1。1アウト後、阪神2番手の浜地投手からマクブルーム選手がセンター前へタイムリーを放ち5−1。マクブルーム選手は来日初打点となりました。さらに坂倉選手がレフトへの犠牲フライを打ち、6−1としました。
8回は阪神3番手の小野投手を攻め、1アウト2塁から代打松山選手のサードゴロを阪神大山選手が悪送球し、ランナーが生還して7−1。続く西川選手がライト前タイムリーを放ち、8−1として試合を決めました。
今季のカープ打線は本当に粘りがあります。三振が激減しており、打者個人の粘りがチームの粘りにつながっています。
これでカープは開幕5連勝になりました。実に29年ぶりだそうです。
明日のカープの先発は玉村投手です。恐れるものはありません。初回からどんどん飛ばして欲しいですね。阪神は秋山投手です。もはや秋山投手は天敵ではありません。明日も粘りの野球でしっかり勝ちきりましょう。
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