2017年08月21日
進化し続けるタナキクマルセイヤ
広島の攻撃を牽引する田中、菊池、丸、誠也
8/21(月) 11:30配信
ベースボールキング
高い攻撃力を誇る上位4人
優勝マジック24とリーグ2連覇に向けて首位をひた走る広島。好調の要因のひとつに1番・田中広輔、2番・菊池涼介、3番・丸佳浩、4番・鈴木誠也の上位を打つ4人が挙げられる。
【上位4人の打撃成績】
1(遊)田中広輔 率.291 本 4 点44 出塁率.388
2(二)菊池涼介 率.288 本13 点51 出塁率.326
3(中)丸 佳浩 率.315 本19 点76 出塁率.404
4(右)鈴木誠也 率.301 本25 点88 出塁率.388
プロ野球解説者の山本昌氏は、7月26日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−広島戦』で「上位の4人は助け合って、みんなで攻めてきますよね」と話す。「また野球の上手い選手が揃っているので、何かをしてくるんですよね。その辺で得点率が高いなと思います」と続けた。
8月15日の阪神戦では、初回に田中と菊池の連打でチャンスを作ると、3番の丸が先制の3ラン。3点リードの4回には田中が二塁打、菊池の四球で一、三塁とすると、丸がタイムリー、鈴木誠也の野選で得点を挙げたという試合もあった。
足が使える4人
「出た選手出た選手足があります」と山本氏が話すように、上位4人は打つだけでなく、足も使えるのが特徴だ。
【上位4人の盗塁数】
1(遊)田中広輔 27盗塁
2(二)菊池涼介 6盗塁
3(中)丸 佳浩 12盗塁
4(右)鈴木誠也 16盗塁
1番の田中がリーグトップの27盗塁をマークし、4番を打つ鈴木もリーグ4位の16盗塁と積極的に次の塁を狙う。チームの盗塁数はリーグトップの93だが、この4人で半分以上の61盗塁を記録。ちなみに、4人の61盗塁は阪神(48盗塁)、巨人(48盗塁)、ヤクルト(40盗塁)DeNA(32盗塁)を上回る。
盗塁だけでなく、走塁でも存分に力を発揮している。7月26日の巨人戦では、5回二死一塁から鈴木誠也が放った打球を、二塁のマギーが後逸。打球がセンター方向に転々としている間に、一塁走者の菊池涼介が一塁から一気にホームイン。山本昌氏は「菊池選手のナイス走塁だと思いますね」(同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−広島戦』)とべた褒めした。
攻撃と走塁さらに守備でもチームを引っ張る4人。リーグ優勝に向けて、彼らの活躍から目が離せない。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
BASEBALL KING
カープが誇る上位4人は他球団にとってはかなりの脅威だと思います。打って、走って、守れるこの4人はいまだに進化し続けています。田中選手はリードオフマンとしての働きを十分果たしています。.388の出塁率と27盗塁で相手バッテリーに圧力をかけています。菊池選手は難しい2番の働きを巧みにこなしています。犠打、エンドランも出来ますし、一発長打のパンチ力もありますね。そして、何と言っても超人的な守備力です。今季も菊池選手のプレーでチームはかなり救われています。丸選手は今季は左方向へ強い打球が増えてきました。6月のソフトバンク戦でバンデンハーク投手から打った3打席連続ホームランも、そして岩嵜投手から打った決勝ホームランも全てセンターから左方向で、進化した丸選手を見せつけられました。そして、4月途中から不動の4番に座った鈴木選手ですね。4番の重圧もあるとは思うのですが、彼なりに試行錯誤を繰り返し、もがきながらでもその役割を果たしてくれています。打点88は見事ですよ。是非打点王目指して頑張って欲しいですね。
タナキクマルセイヤの後の打順も、松山選手、新井選手、エルドレッド選手、安部選手、西川選手など、3割前後のバッターがズラリと並んで、切れ目のない打線になっています。優勝に向けて順風満帆。来月に来るであろう歓喜の時を、ファンはワクワクしながら待っています。
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これが一番いい打順ですね。
これだけの選手が定位置にいるわけですし盗塁王や打点王狙える選手が
いるからすごすぎです。
確かにカープファンじゃなくよその球団のファンなら怖すぎますね。
誠也はそんなに盗塁してたんですね。