2021年10月26日
林選手が今季100安打達成を目指す!
カープ林 絶対100安打到達だ 10発40打点はクリア…残り3戦で5安打
10/26(火) 6:30
配信
デイリースポーツ
今季100安打へラストスパートをかける林
広島の林晃汰内野手(20)が25日、シーズン100安打到達に意欲を示した。5月中旬に1軍に昇格し、ここまで95安打をマーク。後半戦前に掲げた目標は100安打、10本塁打、40打点。本塁打と打点は既にクリアしており、ノルマは残り3試合で5安打。ラストスパートをかける。
明確な目標がある。林が目指すのは100安打到達。残り3試合。最後まで勝利を目指して戦うチームの一人としてグラウンドに立ち、結果を出す。真っすぐな言葉で思いを表現した。
「絶対に達成します。そういう気持ちです。後半戦が始まったときから、100本を打つことが目標だったので頑張りたい」
前半戦を終えた時点で50安打。後半戦はここまで45本を積み上げてきた。8月に調子を崩してペースが落ち、9月下旬はスランプに陥って20打席連続無安打と苦しんだ時期もあったが、立て直して残り5本まで来た。どんなに調子が良くても悪くても、一貫した考え方を持ち続けたことが大きかった。
原点は春先。結果が出ずに苦しんでいたとき、東出2軍打撃コーチとの何げない会話から視界が開けた。「『競技が違うよ』と。『野球をやっていないよ』と言われたんです」
パワーが持ち味だけに、力強くバットを振り、飛距離を出すことが自分の打撃だと思ってきた。「今までは飛ばしたいという気持ちが一番にあった」。同コーチの言葉を受け、打撃へのアプローチを変えた。上半身に頼らず、下半身を意識してスイングしたり、飛距離を考えることもやめた。
「表現は難しいんですけど、今はボールと勝負をしているというか…。飛ばしたいから振っているんじゃなくて、自分のスイングができているから打てている。そういう感覚に近づいています」
長打も増えている。どちらかといえば得意ではなかった速球への対応力がアップした。17日の阪神戦では、秋山の直球を甲子園の左翼席へ。21日のヤクルト戦で放った節目の10号も、捉えたのは小川の直球だった。
高卒3年目での10本塁打到達は、球団では91年・江藤(11本)、92年・前田智(19本)、12年・堂林(14本)以来の4人目だった。
掲げた目標に到達することは自信となり、さらなる飛躍の原動力にもなる。「達成できるように頑張りたい」。若鯉が改めて力を込めた。
林選手は5月の1軍出場のチャンスをモノにして、サードのレギュラーポジションをゲットしました。その5月、新型コロナウイルスの感染で、1軍選手が離脱する中での入れ替えで、林選手が1軍に昇格しました。そこで持ち前のバッティングセンスを遺憾なく発揮し、そのまま1軍に定着しました。
しかし、林選手は当初はパワーに任せて全力でバットを振り、飛距離を出すことにこだわっていましたが、東出2軍打撃コーチの助言で、打撃スタイルを変えた事が功を奏し、確実性が増してきました。
今季ここまで95安打をマークしている林選手ですが、残り3試合で5本のヒットは不可能ではありません。是非達成させて欲しいと思います。
そして来季は鈴木誠也選手がいないかもしれませんので、カープのクリーンアップを任せられる選手になって欲しいですね。ドリヨシは林選手は来季は大きくブレイクすると確信しています。
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