侍、準決勝へ前進…8−5でキューバに競り勝つ
読売新聞 3/14(火) 18:27配信
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の2次ラウンド1組(読売新聞社など主催)日本代表「侍ジャパン」−キューバ戦が14日、東京ドームで行われ、日本が8−5で競り合いを制し、2次ラウンド2連勝。
準決勝進出に近づいた。日本は15日にイスラエルと対戦する。
山田の先頭打者本塁打で先制した日本だがその後は、先発菅野(巨人)が4回7安打4失点で降板するなど、3度リードを奪われる苦しい展開。しかし、2打席連続適時打の筒香や2安打の小林の活躍などで、そのたびに追いついた。さらに八回、代打内川の犠飛で勝ち越すと、続く山田の2ランで8−5と突き放した。日本は平野(オリックス)−増井(日本ハム)−松井裕(楽天)−秋吉(ヤクルト)と継投し、九回は牧田(西武)が3人で締めた。
日本は初回、3試合ぶりに1番に座った山田が、キューバ先発の右腕バノスから左越えにソロ本塁打。
しかし二回、キューバは無死一塁から、5番グラシアルが甘い変化球をライナーで左翼席に打ち込み逆転した。
三回、日本は先頭の山田が三塁線を破る二塁打。二死三塁から筒香が投手の足元を抜く中前打で追いついた。
四回、菅野は先頭の4番デスパイネの中前打など3安打で一死満塁のピンチとなり、二死後9番メサに左前2点適時打を許し、勝ち越された。
五回、日本は先頭の小林の左前打を足がかりに青木の二ゴロと筒香の中前適時打で追いついた。
六回、増井は二死三塁から7番アラルコンに左前打を浴びて勝ち越された。その裏、日本は一死から、松田の振り逃げと秋山の四球で一、二塁として、小林が三遊間をしぶとく破り、同点とした。
七回、松井裕は三者凡退に抑えた。日本は筒香が四球を選んだが無得点。
八回、秋吉がデスパイネにこの日3安打目となる右前打を許したが、後続を断ち無失点。日本は敵失と秋山の左前打で一死一、三塁として、代打内川の右邪飛が犠飛となり、勝ち越した。さらに山田が左中間にこの日2本目の本塁打を放ち、3点差とした。
九回、牧田は先頭のアラルコンから空振り三振を奪うなど、三者凡退で抑えた。
日本の先発オーダーは、以下の通り。
1番 DH・山田(ヤクルト)、2番 二塁・菊池(広島)、3番 右翼・青木(アストロズ)、4番 左翼・筒香(DeNA)、5番 一塁・中田(日本ハム)、6番 遊撃・坂本勇(巨人)、7番 三塁・松田(ソフトバンク)、8番 中堅・秋山(西武)、9番 捕手・小林(巨人)
今夜も厳しい試合になりましたが、日本の総合力で勝ちました。投手陣は菅野投手が4回4失点と苦しいピッチングになりましたが、後続の投手が5回以降1失点と、おとといのオランダ戦同様よく粘りました。日本の投手陣は見事なリレーを見せてくれました。
打っては筒香選手が4番らしいタイムリーが2本出ました。点が欲しいところで打ってくれる筒香選手は頼りになります。山田選手も復調が見られた打撃で、1回の先頭打者ホームランと、8回のダメ押しの2ランは見事でした。今日、稲葉バッティングコーチが山田選手の素晴らしい打撃を予言してたそうです。それほど調子が良かったのでしょう。8回の勝ち越し犠牲フライを打った代打の内川選手も素晴らしかったですね。難しい球をファールでなんとかかわしての犠牲フライは価値がありました。6回の小林選手の同点タイムリーは、気持ちで持って行ったヒットでしたね。それと、浅い当たりだったのですが、2塁ランナーの松田選手を3塁で止めずにホームに回した3塁コーチャーの大西コーチも好判断でした。
挙げればきりがないですが、今日も日本の総合力、全員野球の勝利です。WBCが始まる当初は、日本がここまでやるとは、正直思っていませんでした。下手したら一次ラウンドで敗退もあるんじゃないかと危惧してたのですが、本当に申し訳ない思いです。ここまで来たら、残り全部勝って全勝優勝してほしいですね。
明日はクセモノのイスラエル戦です。油断禁物!満を持して頑張って欲しいです。先発は千賀投手らしいので、速いストレートと「おばけフォーク」でイスラエル打線を翻弄して欲しいです。
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日本人特有のまとまりが見えますね。
エラーってありますか?日本チームは。
一勝もしないと思いました。
失礼しましたって感じです。(笑)