2018年01月01日
2018年の広島東洋カープの戦力分析
2018戦力分析/広島「リーグ3連覇は通過点。悲願の日本一を目指す」
1/1(月) 11:05配信
週刊ベースボールONLINE
広島・2017年セ・リーグ1位
成長著しいバティスタは日本一の使者となれるか
リーグ3連覇を狙うチームは、Vメンバーのほとんどが残留。CS敗退の悔しさを共有し、一丸となって12球団の頂点を目指す。
先発は2017年に15勝を挙げた薮田和樹を筆頭に、安定感のある野村祐輔、ジョンソンが3本柱。3年ぶりに2ケタ勝利を挙げた大瀬良大地や、2年目で自己最多の12勝をマークした岡田明丈、プロ初勝利を含む5勝の中村祐太らがローテーションを争うが、まだ絶対的な信頼はない。投手力アップのために、新助っ人獲得の可能性も。救援は流出の可能性のあるジャクソンと再契約し、戦力ダウンを阻止したい。その他は抑えの中崎翔太を中心に、今村猛、一岡竜司、中田廉ら経験、コマともに充実している。ロングリリーフには九里亜蓮がおり、新助っ人のカンポスを獲得。先発以上に安定した働きを期待できる。
先発、救援ともに左腕不足は解消できていないが、戸田隆矢、塹江敦哉、高橋樹也、高橋昂也ら若手投手の台頭に期待したい。
打線は17年とほぼ変わらず、リーグ屈指の破壊力を誇る。注目は高いポテンシャルを秘めたバティスタの起用法。17年は61試合で11本塁打を放ったが、外野守備では粗いプレーもあった。秋には一塁での守備練習を積んでおり、新ポジションで定位置をつかむ可能性も。ベテランながら打力健在の新井貴浩やエルドレッド、17年シーズン終盤に打力爆発した松山竜平と、激しいポジション争いが見られそうだ。また、誰もが認めるバットコントロールを誇る西川龍馬も、定位置奪取に闘志を燃やしている一人。こちらは17年にプロ10年目にして初めて規定打席に達し、チームトップの打率.310を残した安部友裕がライバルとなる。そのほかのポジションもレギュラーの壁は厚いが、岩本貴裕、堂林翔太、野間峻祥、坂倉将吾らも存在感を見せたい。
若手中心のチームはまだ成長段階。選手同士の切磋琢磨が日本一奪取の原動力となる。
2018予想オーダー&主な予想投手
[総合力]
A
先発 4
救援 4.5
攻撃 5
走塁 4.5
守備 4
選手層 4
[予想オーダー]
(遊)△田中広輔
(二) 菊池涼介
(中)△丸 佳浩
(右) 鈴木誠也
(左)△松山竜平
(一) 新井貴浩
(三)△安部友裕
(捕) 會澤 翼
(投) ――
※△は左打ち
[その他の主な野手]
(捕) 石原慶幸
(内) バティスタ
△西川龍馬
エルドレッド
(外)△野間峻祥
△岩本貴裕
※△は左打ち
[主な予想投手]
【先発】
薮田和樹
野村祐輔
△ジョンソン
大瀬良大地
岡田明丈
中村祐太
△高橋昂也
新助っ人?(新戦力)
【中継ぎ】
今村 猛
ジャクソン
一岡竜司
中田 廉
九里亜蓮
カンポス(新戦力)
【抑え】
中崎翔太
※△は左投げ
週刊ベースボール
総合力で言えば広島東洋カープがセ・リーグでは抜け出ているのは間違いないでしょう。不安な点を言えば、先発投手陣が盤石になれるかどうかでしょうね。昨年体調不良で出遅れたジョンソン投手が今季最初から好調にスタートが切れるかどうか。そして、昨年大ブレイクした薮田投手が今季も好調を維持できるかどうか。野村投手のコントロールが精密かどうか。大瀬良投手や岡田投手が突然崩れはしないか。中村祐太投手が昨年を越える勝ち星が稼げるかどうかなど、各投手不安要素があり、完璧ではありません。ポテンシャルは十分あるので、皆がハマったら最強の先発投手陣になり得ます。それと左投手の台頭が待たれます。戸田投手、飯田投手、オスカル投手、塹江投手、高橋樹也投手、高橋昂也投手とコマはいますが、ここから1人でも2人でも一軍で活躍して欲しいですね。
打線については文句のつけようがないですね。打線でカギを握るのはバティスタ選手ですね。一発長打が打てる野手はカープ打線にとっては貴重です。これまでエルドレッド選手がその役割を担ってきましたが、年齢的なものもあるので、バティスタ選手にかかる期待は大きいですね。覚醒して2割8分の打率、ホームラン40本行けば、カープの得点力は昨年以上になり、他チームから見れば脅威そのものになることでしょう。
広島は投手陣の出来次第で、縺れる首位争いの末の優勝になるか、ダントツでリーグ3連覇を決めるかのどちらかになるでしょう。今年も戦いぶりから目が離せません。
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確かに先発投手で絶対的な信頼おける投手がみつからないです。
左が先発ローテーションにもう1人欲しいですしね。
バティスタの打撃は粗いですが魅力的なほうが強いです。
ほんと先発投手だけですね、心配なのは…