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2018年10月06日

五能線は運休でも奥羽本線は走ります

風の影響で五能線が運休となりました。



20時前にも関わらず
列車を運休させる余裕のある
五能線ということでこの場は
片が付いた感じです(^^;



さて、自分はというと目的地は
青森なので、このままひた走ります。



19時43分発快速【しらゆき3号】
大館行に乗ります。



快速というのだから、もしかしたら
今まで見たことのない列車かもと
期待をしましたが、
701系でした。


80 奥羽本線.jpg


ワンマン運転で今までは
車掌さんが乗っていたので
それよりもランクが下がった感じです。



東北地方でクロスシートは
期待しない方が無難なようですね。




東能代を出発すると
真っ暗な中を北上します。



奥羽本線というだけあって
複線ではありますが、
行き違いがほとんどなく
単線が似合うローカル線
という感じがしました。




と思っていたら単線になっていました。


どうやら一部区間が単線の
ところもあるらしいです。



外が真っ暗なのではっきりとしたことが
分かりませんが、どうも
複線と単線を交互に敷いている
感じでした。




【しらゆき3号】は快速運転らしく
いくつかの駅を通過しながら
快調に飛ばします。


そして、終点の大舘に
20時22分に到着しました。



自分の予想では、大館までは
【快速】でしたが、ここで
種別を変えて、普通青森行に
なるのではと思っていたので
様子を見ていましたが、
そのような気配が全く感じられませんでした。



【しらゆき3号】は回送となって
出発して行ってしまいました。









2018年10月07日

だいぶ北に来た感じです

大舘まで来ました。

とりあえず、改札を抜けて
駅前に出るともう雪国です。


32 大館駅.jpg




寒さも半端なく東北地方という
感じがヒシヒシと伝わってきました。



それにしても北国は夜が
早いですね。


まだ20時30分前にもかかわらず
人がほとんどいませんね(^^;



東京や横浜と同じ日本とは
思えないほどのギャップがありました。



しかし、こういう雰囲気だからこそ
より一層温かみを感じられる
とも言えますね(^^)


久しぶりに人に会うとなんとなく
声を掛けたくなるのも
こういうところから
来ているかもしれませんね。




せっかく大舘に来たのだから、
散歩でもと思っているのですが、

自分にとって、この寒さは
たいへん厳しいもので
手袋をしなければ
とてもじゃないが外には出れません。



表に出ている顔に関しては
マヒしたかのように凍っている
気がします。


つまり顔があまり動かせないのです。



だから寒し室外から駅待合室に
戻ったときは、顔が
溶けていくような感じがしました。



さて、極寒の大舘をそろそろ出発ですね。



今度の列車は大舘を20時41分に
出発する弘前行です。


なぜ青森まで直通しないのか
不思議ですが・・・・



連絡橋を渡り反対側の
ホームへ行くとディーゼルカーが
停車していました。



車体の横には弘前行という
プレートがはめ込まれていて
どうやら701系から
解放されたようです(^^)





2018年10月08日

北国でディーゼルカー

大舘からは久しぶりにディーゼルカーです。


3両編成で、様々な型式の
列車を連結していました。



86 奥羽本線.jpg86 奥羽本線2.jpg



先頭車はキハ58系ですね。

この当時、キハ58系が
急行列車で運行されていた
という過去を知りませんでした。



なんとなく顔を見たことがある
ディーゼルカーだったので、
珍しい顔の最後尾の車両へ
乗り込みました。


こちらはキハ52系です。



山岳地帯に挑んでいくための
ディーゼルカーですね。



車内保温のために、
列車の扉は半自動扱いでした。



最後尾の車両には自分を含めて
2人しか乗っていませんね。



他の車両も似たような状況でしょうね。


発車時間が近くなれば
少しは増えるのかなぁと思いながら
出発を待つこと数分。



結局誰もその後には乗り込まず
列車のドアが閉まり動き出しました。









2018年10月09日

ボックスシートでのんびり楽しみます

大舘では駅弁を購入しました。


というのもお腹がかなり減っていて
いい加減に動けなくなりそうだったからです(^^;



それにこの空きっ腹でビールを
飲むというのが危険と判断したからです。



久々のボックスシートなので
駅弁を広げ、ビールをチビチビやりながら
の移動は良いもんですね(^^)



セミクロスシートのボックス席に
陣取っているのですが、
独り占めできるので
足を前に伸ばしてボックス席
全部を使いながらの移動です。



そして先ほどまではロングシートで
あまり楽しむことができなかった景色も
見える範囲ではありますが楽しみました。



まぁこの辺りは真っ暗なので
それほどいろいろ見えたわけでありませんがね。



列車の車内灯が隣の線路を照らして
いるのですが、線路のに積もった雪が
凍っているように見えました。



ということは、この列車が
走っている線路も似たような
状況ですよね。


ですが、この列車はかなりのスピードで
走っているので正直ドキドキしていました。



まぁ最後尾に乗っているので
衝突ということはまずないと
思いますが・・・・




駅弁とビールの優雅な食事を終えると
急に眠気が襲ってきました。



701系での移動では
景色が見づらいために寝ていた
ということもありますが、

今乗っている列車は
快適すぎて眠たくなるんですね。



ウトウトしだしましたが
しばらくすると弘前に到着
というアナウンスが入りました。



なんと1時間も乗らずに
このディーゼルカーの
移動は終わりとなってしまいました。



なんだか残念ですが、こればかりは
どうしようもありません。



弘前に21時34分に到着し
ここからは青森行に乗り換えます。



乗ってきた列車の停まったホームから
連絡橋を使い、青森行の停車している
ホームへ移動します。



改札口前にあるホームには
やはり701系が停まっていました。



すぐに乗っても良いのですが、
まだ出発まで時間があるので
弘前駅前に出てみました。



33 弘前駅.jpg



雪がしんしんと降っていて
風情のある光景ですね。



ですが、ここまで雪が降っていると
さすがに体がすぐに冷えてきます。


早々と列車へ戻ることにします。





2018年10月10日

本日最後の列車です

弘前まではディーゼルカーで
駅弁とビールとボックス席。

かなり優雅な移動でした。



ここからはロングシートの
701系です。



さて、今いる弘前は、私鉄の
弘南鉄道が接続している駅です。


しかし、もう運転していないような
雰囲気です。
というのは、駅員や乗務員、乗客の
姿が全く見えず、
列車自体も停まっていないのです。


たまたま空き時間だったのか
どうかは分かりませんが、
この状況には驚きました。




残念ながら弘南鉄道を
眺鉄出来ませんでしたが、
それは次回のお楽しみに
しておきましょう。




そろそろ青森行が出発かという頃
構内アナウンスが入り
【白鳥】が途中を25分ほど
遅れて運行しているとの
連絡が入りました。



自分には関係のないことですが、
今まで走ってきたところを
走っている【白鳥】なので
強風と豪雪の影響かもしれませんね。


そう思うと、先に移動していたことは
良かったのかもしれませんね。



弘前から出発する青森行は
遅れもなく定刻の21時46分に
弘前を出発しました。



あと1時間もすれば
本州最北端の都道府県の青森です。



列車は先ほどのディーゼルカーとは
比べ物にならないくらいの
加速でグングン飛ばします。



そして、一駅一駅丁寧に停車していきます。



そして、時間調整駅大釈迦へ到着しました。



大釈迦も改札はもちろん
切符売り場もない駅で、
ただの小屋があるだけです。


34 大釈迦駅.jpg




一応駅を出てみましたが、
自動販売機がこうこうと光って
いるのが妙に印象に残る駅でした。




トイレのような待合小屋を
後にして列車に戻ります。



この列車も半自動扱いですが、
新車なのでハンドパワーではなく
ドア横の開閉ボタンで
ドアを開け閉めできます。



完全にドアが閉まるので
半自動扱いでも
ハンドパワーの列車とは
隙間風などが違い
保温効果が高いのが
よく分かりました。





2018年10月11日

やっと青森まで来ました

大釈迦では自分だけが
動いていました。

それもそうですよね。



列車はドア横のランプが消えると
静かに動き出しました。


半自動扱いなので
ドアの開閉が無いから静かなんですね。



列車は順調に走り、青森へ
22時37分に到着しました。



このまま宿へ直行しても良いんですが、
せっかくこの遅い時間に
駅にいるので眺鉄したい列車があります。



【はまなす】ですね。



88 はまなす.jpg88 はまなす2.jpg




寝台車を連結している急行です。


青森を出ると青函トンネルを通り
函館、長万部、東室蘭、苫小牧、南千歳
を経由して札幌までを結んでいます。



終点の札幌には6時18分に到着するので
札幌へ到着してからも
移動がしやすい使い勝手の良い列車です。


車両は寝台車とカーペットカーと座席が
連結されていて、カーペットカーは
指定席券があれば乗ることができるようです。



横になれるので寝台に似ていますよね。



ただ、【はまなす】は急行なんですよね。

これが【快速】ならば、
迷うことなく乗るんですがね。



本来ならば、もうすぐ
雪化粧をした【白鳥】が
到着予定でしたが、
弘前で25分遅れを確認したので、
今日はなかなか到着しないでしょう。



寝る方が大事なので、
諦めて宿へ向かいます。




ホームから階段を上り
改札を出るとそこは雪国でした。
というようなロマンチックな
感じはありませんが、
雪が道路を覆っていました。



駅前は既に営業が終わっているらしく
人っ子一人いませんね。


自分は雪道を転ばないように
慎重に歩きながら
宿を目指します。



何とも歩きにくいところで
必死に宿を目指します。



5分ほどで宿へ着いたと思いますが
10分以上歩いたような気がしました。



宿のフロントで予約確認を取り
宿帳へ記入して部屋に入りました。


23時を少し回ったくらいで
だいぶ疲れたので、今日はゆっくり
休みます。



とりあえず、冷えた体を
風呂で温めて、明日に備えます。







2018年10月12日

今日からは太平洋側を移動です

目覚ましのけたたましい音で
目が覚めました。


カーテンを開けると青森の
夜景が広がっていますが
間違いなく朝です。



早速飛び起きで昨日のうちに
買っておいた朝食を
食べながら準備をします。



テレビで今日の天気予報を見ながら
食べるいつものパターンです。



見慣れない地名が出てくる
天気予報を必死に見ていると
どうやら天気は崩れないようですね。


しかし、崩れやすいところもあると。


どうやらいろいろ変わるということですね。



準備も整いいざ出陣。


今日はまず極寒と思われる
下北半島を目指します。



青森まで雪道を歩くこと
5,6分でせっかく暖かかった
身体が冷え切った頃青森駅へ
到着しました。



35 青森駅.jpg




早朝のため、人影がちらほら
見える程度ですが、
自分を含めよくこの朝早くから
列車に乗るなぁと思わせる光景です。



6時25分発の八戸行に乗るのですが、
出発までしばらくあるので
寒さを防ぐことができるところを
探してしばらく列車到着を待ちます。



連絡橋の階段から外れたところが
風通しもなく一番暖かいので
そこで待つことにしました。




八戸行の到着するホームに
津軽線からの青森止まりの
列車が到着しました。



87 津軽線.jpg




ディーゼルカーですね。


そして、どうやらこの列車が
折返し八戸行になるようです。



ということは今日は幸先よく
ディーゼルカーから旅が始まります。



車体横のプレートを
青森から八戸に変更したのを
確認して自分たち乗客は
乗り込みました。



十分に暖まっている
車内なのでホッとしますね。



この列車は青森に6時19分に
到着したので、正味6分程の
休憩で八戸へ向かうので
朝からよく働く列車ですね(^^)




まだ真っ暗なうちに青森を
出発し、大湊線との接続駅
野辺地を目指します。






2018年10月13日

だんだんと明るくなってきました

真っ暗なうちに青森を出発した
八戸行ディーゼルカーは
東北本線を南下していきます。



雪化粧された街並みがそこそこの
街灯で照らされていると
しみじみとしてきますね。



温泉で有名な浅虫温泉を過ぎたころから
だんだんと明るくなってきて
時間調整のため停車する
小湊ではもう朝の色になっていました。



小湊というからには港が
近くにあるのかどうか
ですが、どうもそんな雰囲気の
ない駅でした。


36 小湊駅.jpg



駅舎は小さめですが、
妙にこの場の雰囲気に合っているので
大きく感じますし、

周りを雪に囲まれているので
絵的にも素晴らしいものがありました。



今、時刻は7時頃で
ちょうど通勤通学ラッシュに
なりつつあるため、
駅には人が頻繁に出入りしています。



駅前の小さなスペースにも
自家用車に子供を乗せて
送ってくる親御さんが
順序良く停まっては
スタートしていきました。




どこでも朝は
あわただしいという
日本全国共通の
習慣みたいですね。




通勤通学の人たちに混じって
自分も列車に戻りました。



車内は多少人が増えたことは
増えましたが、それほど多く感じないのは
絶対数が少ないということでしょうね。




定刻になったので、列車はドアを閉め
エンジン音高く吹かしながら
小湊を離れました。




車窓から見る景色は
少しばかり雪が舞っている程度ですが、
家や道路が真っ白に化粧されて
いるのでキレイです。



これでもし太陽が出ていたら
乱反射もあるので
もっときれいに見えたのかもしれませんね。


しかし、太陽が雪に反射すると
通常よりも眩しく感じるので
今日はこのまま曇りでも
良いような気もします(^^;




駅に停車するたびに
人を乗せて行き、
通勤通学列車らしい感じです。



そして、大湊線との接続駅
野辺地へ7時32分の定刻に到着しました。








2018年10月14日

大湊線へ乗り換えです

野辺地に定刻に到着しました。


野辺地では、かなりの人が降りました。

この街にきっと
学校や会社があるのだと思いますが、
駅前から見た感じは
どうもそんな感じはしませんでした。


37 野辺地駅.jpg



しかし、この東北地方というところは
風が強いですね台風



ここ野辺地でもかなりの強風で
寒さが半端ないです。



しかもまた雪が舞い始めたので
風に雪が混じって
風が強いというよりは
嵐といった方が
合っている感じでした。



ただ、雪が降っているのではないんです。
地面に積もった雪が
強風によって舞い上げられていたんです。


これだけでもどれだけ風が
強いか分かるというものです。




この寒さに耐えることができるほど
自分は強くないので駅に戻り
大湊行を待つことにしました。



しばらくすると改札の前の
1番ホームにディーゼルカーが
入線してきました。




キハ110系です。
JR東日本ではお馴染みです。



どうやらこの列車が大湊線の
大湊行らしいです。


まだ乗ることができないようで
改札は始まっていません。




待合室にいる人も
なんだという感じで座り直したり
なんだか変な緊張感が漂っていました。



しばらくすると駅員が改札を
始めるらしいです。



あれっ?!

そういえば、自分は改札を通って
駅構内の待合室にいました。



なぜ、改札があるんでしょう??



どうやら大湊線に限り
もう一度改札を行うようです。



というのもホームがすぐそこで
柵が設けられており
柵の入口に駅員が立っているんです。



理由はよく分かりませんが、
青春18切符を見せて乗り込みました。




1両編成のディーゼルカーで
車内は暑いくらいに暖めてあります。



どうやら1両編成なので、
ワンマン運転っぽいですが
今は駅員と運転手が話を
しているので、車掌がいるように感じます。



なんとなく車掌がいるようだ。
という意味は特に深くはありませんが、
ワンマンというとどうも
バスを連想してしまい、
あまり好きではないというのが
影響していると思います。









2018年10月15日

大湊線が出発です

野辺地8時00分発の大湊行は
定刻に動き出しました。



車内はワンボックスに
1組ずつ座るくらいの乗車率で
ちょうど良いですね。



隣の老夫婦は朝ごはんを食べるのでしょう。
お茶や駅弁を所狭しと広げ
談笑しながらゆっくりと
頬張っていました(^^)



列車は野辺地を出発すると
東北本線を左に見ながら
右に回り分かれていきます。



民家の間を走っていきます。

もちろん単線で、民家は
あっという間になくなり、
いつの間にか人の見当たらない
野原のど真ん中を走っているようでした。




しばらく野原をはしっていると
思ったら、突然左側に
海が見えてきました。



下北半島の青森側なので
陸奥湾になりますね。


湾というくらいだから
波はおとなしいと思いきや
すごい高波でとても
危険なにおいがプンプンしていました。




そしてその高波に付け足されるように
有戸と吹越間では
強風のため徐行運転が余儀なくされました。



予定時間より多少遅れてしまった
ようですが、たぶん問題はないでしょうね。



というのもとても列車が行き違いを
するような路線とは思えないからです。


各駅を几帳面に停車しながら
たまに人を乗せる程度で
特に目立った動きのない車内のまま
列車は下北へ到着しました。




ここから下北交通という
鉄道が出ていて乗換えが
ちょうど良い時間なんでしょう。


かなりの人が降り、車内は
あっという間に閑散としてしまいました。



列車は終点の大湊へ向けて
ラストスパートです。


エンジンを唸らせながら
単線を走り、野辺地から
約1時間で終点大湊へ到着しました。



おそらく今乗ってきた列車が
折返し野辺地行になると
思われるので、自分はさっさと
ホームに降り、大湊駅前を
散策してからUターンするつもりでいました。




そして帰りもゆっくり座って
寛ごうと思っていたんです。


しかし改札を出ると
とんでもないものに出くわしました。