定刻に動き出しました。
車内はワンボックスに
1組ずつ座るくらいの乗車率で
ちょうど良いですね。
隣の老夫婦は朝ごはんを食べるのでしょう。
お茶や駅弁を所狭しと広げ
談笑しながらゆっくりと
頬張っていました(^^)
列車は野辺地を出発すると
東北本線を左に見ながら
右に回り分かれていきます。
民家の間を走っていきます。
もちろん単線で、民家は
あっという間になくなり、
いつの間にか人の見当たらない
野原のど真ん中を走っているようでした。
しばらく野原をはしっていると
思ったら、突然左側に
海が見えてきました。
下北半島の青森側なので
陸奥湾になりますね。
湾というくらいだから
波はおとなしいと思いきや
すごい高波でとても
危険なにおいがプンプンしていました。
そしてその高波に付け足されるように
有戸と吹越間では
強風のため徐行運転が余儀なくされました。
予定時間より多少遅れてしまった
ようですが、たぶん問題はないでしょうね。
というのもとても列車が行き違いを
するような路線とは思えないからです。
各駅を几帳面に停車しながら
たまに人を乗せる程度で
特に目立った動きのない車内のまま
列車は下北へ到着しました。
ここから下北交通という
鉄道が出ていて乗換えが
ちょうど良い時間なんでしょう。
かなりの人が降り、車内は
あっという間に閑散としてしまいました。
列車は終点の大湊へ向けて
ラストスパートです。
エンジンを唸らせながら
単線を走り、野辺地から
約1時間で終点大湊へ到着しました。
おそらく今乗ってきた列車が
折返し野辺地行になると
思われるので、自分はさっさと
ホームに降り、大湊駅前を
散策してからUターンするつもりでいました。
そして帰りもゆっくり座って
寛ごうと思っていたんです。
しかし改札を出ると
とんでもないものに出くわしました。
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