三段峡よりもさらに
深い山奥です。
絶対に乗り遅れてはいけませんので、
木次線ホームへ向かうと、
先ほど三次から乗ってきた
ディーゼルカーと同型の
塗装が異なる列車が停車中でした。
一瞬違う列車に見えましたが、
レールバスと言われる
ディーゼルカーですね。
列車に乗り込むと
ロングシートが並んでいる車内に
10人ほど乗っていました。
みんな複数のパーティーで
自分だけが一人旅です。
自分だけが目立つようだし
でも一人で気楽なようなので
微妙な感じでした。
さて、列車に運転手が
乗り込んできて木次線は
9時27分の定刻に
備後落合を出発しました。
備後落合到着前に左手に見た
線路を走っていきます。
さて、車内はというと
乗客よりも運転手が気になります。
なんだか楽しそうに運転しているのです。
もしかしたら気のせいかなぁ。
と思っていました。
ところが、
三井野原に着いたときに
運転手が話し始めたのです。
いわゆるガイドですね(^^)
「この木次線は秋の紅葉の時期に
【奥出雲おろち号】という
トロッコ列車を
木次から備後落合まで
走らせています。」
という臨時観光列車のPRと
三井野原駅の説明をしてくれたのです。
「この駅は真下に出雲坂根駅があり
標高差は170メートルあります。」
「そしてここからはスイッチバックを
1回行い降りていきます。」
運転手がガイドを兼ねている
列車は初めてだったので
驚きました。
しかし、日頃運転している
人が日々の変化を感じながら
説明をしてくれるのも
新鮮でしたね。
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