三次までいく最終列車です。
ちなみにこの三江線は、
三次の三と
江津の江で
三江線です。
途中の浜原行という列車が
まだあるようですが、
三江線全線を走る列車が
この明るい時間帯に最終という
とんでもない路線でした。
江津を出ると、しばらくして
大きな川沿いを走るようになります。
この川は江の川ですね。
自分は今、太平洋の方へ
進んでいるのですが、
江の川はその太平洋側から
流れています。
なんだか違和感がありますね。
自分が住んでいる神奈川県は
太平洋側に川は流れるものなので。
日本海に江の川が流れているのは
地形上当たり前なんですが、
どうも太平洋に流れるのが
日本の川という先入観があり
少々錯覚を起こしていました。
小さな駅を1つずつ丹念に
停車していきます。
もちろん無人駅なので
降りる人は運転手に整理券と一緒に
運賃を払ったり、
切符を持っている人は
切符を渡して列車から降りていました。
そして、この三江線のというか
運転手のクセというか特徴が
駅を出発する際に必ず警笛を鳴らし
乗り遅れた人がいないかを確認するかの
ようにゆっくりとスタートすることです。
1本乗り過ごしたらと・・・
それくらい本数が少ないために
警笛で注意を促しているのかもしれませんね。
江津を出発してから、
ほとんど人が乗ってこない三次行です。
地元の人を少しずつ降ろして
石見川本へ到着しました。
この石見川本で時間調整があるのです。
約10分ですが、山深く入って
きている三江線の駅に降りてみます。
改札を抜けて駅前に出ると
タクシーが数台停車していました。
わりと利用客があるようですね。
時刻が17時18分で、
ちょうど夕暮れ時でした。
駅舎と後ろの山が夕陽に染まり
神奈川でいつも見ている夕陽とは
一味違った感覚になりました(^^)
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