この人吉から吉松までは
霧島連峰の山の中へ入っていく路線であり、
険しい山道の連続となります。
自分が乗った【いさぶろう】は、
13時02分の定刻に人吉のホームを離れました。
自分は指定券を持っているので
座るのには困らないのですが、
指定席車の方は
思ったほど人が多くなく、
自由に他の席に移ることができるので
どこが自分の席かなんてことは
気にする必要もなかったです。
【いさぶろう】には、
売店なども車内にあり、
車両中央は展望スペースにしてあって
観光列車であることは
一目瞭然でした。
アテンダントも乗っていて
写真撮影の手伝いなども
していました。
この【いさぶろう】号の由来ですが、
肥薩線を開通させるにあたり
尽力したのが、
「山形いさぶろう」という人でした。
確か伊三郎だったと思います(^^;
その人の功績をたたえ、
また名前を知ってもらおうという意図と
観光PRも兼ねて
人吉と吉松の肥薩線を走る
観光列車はこの列車名になったと思います。
肥薩線は本数が極端に少なく
この観光列車さえ
数時簡に1本の割合で走っている
普通列車の役割があるくらいです。
それもこの山道なので
付近には人の住んでいる雰囲気はないし、
駅といっても、人吉と吉松の間は
たったの3駅しかないので
納得はいきました。
ちなみに、駅は
人吉
大畑(おこば)
矢岳(やたけ)
真幸(まさき)
吉松
です。
住むには大変なところですが、
住む目的でなく、
観光に来た人にとっては
非常に楽しい路線だと思います。
途中で観光停車があるのですが、
たった3駅を1時間20分もかけて
行く所とは興味深いですねぇ。
【このカテゴリーの最新記事】