この列車は、沼津始発なので
座れるかどうか心配ではありますが、
まぁ平日昼間なので大丈夫かと思います。
12時34分に列車がホームに入ってきました。
思っていたより空いていたので
ホッとして車内に入ります。
窓側の席を確保できました。
ボックスシートの列車だったので
これから旅情気分が盛り上がりますね。
列車は115系列車です。
東海道線で走っている113系と似ています。
富士で2分ほど停車し、ドアが閉まって
動き出しました。
しばらくは東海道線と並行して走り、
その後右にカーブして富士山に向かう
ように方向を変えます。
線路はもちろん単線でローカル線という感じですね。
そして富士宮までの駅には人っ子一人いません。
先ほど、1両編成の区間運転の列車がありましたが
納得できる光景ですね。
しかし富士宮に近付くにつれて雰囲気が一変しました。
商店街が出現し店が並んでいます。
人もそこそこいるのが分かります。
そして、富士山も雄大な姿を見せています。
いつも見ている富士山の反対側から
富士山を眺めているのも不思議な感じがします。
まぁどちらが正面とかいうとわけがわからなくなりますが。
そして、富士宮を出ると西富士宮です。
先ほどの区間列車の終点です。
西富士宮は富士宮とは比べ物にならないくらい
田舎の駅で、折り返しのための
引き込み線がある他は特に何もありませんね。
列車は、西富士宮を静かに後にし
先を目指して走り出しました。
左側に川が流れているのが見え
右側には山の斜面が迫っていると
いうところをひた走り
13時48分に終点の身延に到着しました。
今乗ってきた列車は身延止まりですが、
なんとなくこの列車がそのまま
甲府へ行くような気もします。
というのも、接続列車らしきものが
まったく見当たらないのです。
とはいっても、次の甲府行の発車は
50分後なので、とりあえず
散策でもしてこようと思います。
改札を通りきれいな駅舎を抜けると
整備された駅前に出ました。
しかし、
駅前には誰もいません。
バス停はあるので観光地らしい雰囲気ですが
バスが1台も停まっていません。
閑散としている駅前で、店も一応ありますが、
開店休業のような感じなので
ホームへ戻ることにしました。
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