寂しい状態であると同時に
乗り遅れた人がいるのではと
心配になるくらいでした。
しかし、車掌は改札にいる駅員に
乗り遅れた人がいないことを確認してから
ドアを完全に閉めたので、
乗り遅れた人はいないですね。
列車は静かな身延を静かに出発しました。
約1時間30分の旅になります。
富士宮から景色が似ているが、
富士山をぐるっと回るように走るのだから
仕方ないですね。
それでも、山の様子が少しずつ
違うので、思った以上に飽きずに
車窓を見ていられました。
さて、下部温泉に到着すると
同じ車両に乗っていたおばさまたちが
降りていきました。
自分が乗っている車両には自分を含めて
2人しか乗っていません。
「おいおいっ(^^;」
このままだと・・・・廃線?!
そう思ってしまうような状況でした。
少し疲れと車窓に飽きが出てきたころ
ウトウトし始めました。
外は寒いのですが、車内はポカポカですから
仕方ないですね。
リラックスしてのんびり過ごさせてもらいました(^^)
しばらく寝ていたようで
目が覚めたら車内に人が増えていました。
だいぶ甲府に近付いていたので、
人が多くなっていたようです。
車窓も街らしきものが見え始め
山梨の中心地へ近づいている感じがしました。
右手に線路が見え始めそれが
中央線と分かりました。
そしたら減速し停車しました。
中央線にはホームが無いので
信号停車かと思っていたら
金手でした。
小さな駅ですが、中央線には
ホームがなく、身延線だけが停車する駅ですね。
たまたま轟音を響かせて中央線が
走っていきました。
ちなみに金手の読み方は
「かねんて」です。
金手を出ると2分ほどで終点甲府に到着します。
列車はラストスパートという感じで
モーター音を高くして甲府へ向かいました。
身延線の終着駅甲府には
15時52分に到着しました。
今までの身延線の駅とは
比べものにならないくらい大きくて立派な駅です。
なんだか少し場違いのような気がします。
決して列車自体のせいではなく、
今まで身延線沿線を乗ってきた人に
とってはギャップが有りすぎるということです。
本日のメインであった身延線を完乗したので、
後は神奈川へ戻るだけです。
ということで、少し急ぎながら
駅ビル内の改札を抜け
甲府駅前に出てみました。
駅前はバスターミナルで、人も結構歩いています。
自分にはなんとなく落ち着く光景ですね。
あまり人がいないとかえって落ち着かないという
都会に住んでいるものの悲しさ、という感じです。
次に乗る列車までそれほど余裕があるわけではないので、
ホームへ戻ります。
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