というのも、
2日続けて座席で真夜中を過ごす
というのはかなり疲労がたまるし
せっかくの北海道で
疲れて遊ぶのが
中途半端になるくらいなら
多少出費をするべきという考えからです。
そして、ディーゼル特急の
中間に寝台車を連結しており、
なかなか珍しい車両編成というのも
乗ってみたいという気持ちにありました。
乗る寝台車は客車として
運行されているもので、
通常は、機関車に引っ張られて
走る車両です。
ですが、ここ北海道の網走から旭川までは
非電化区間であることもそうですが、
乗っている【オホーツク10号】が
自由席等座席車も連結しており、
この座席車はディーゼルで動く
車両なのです。
そのため、ディーゼル車の間に動力のない
客車を組み込んだという
イレギューラー編成なんです。
本来なら機関車に引っ張られる
客車がディーゼルカーの
1編成の中に溶け込んでいるようで
妙な感じがしました。
さて、自分の寝台席はというと
3番の上段でした。
どうやらこの切符を
販売と同時に購入したグループに
入るということでしょうね。
車内はというとガラガラで
どうやら普通座席でも
ゆっくり横に慣れるくらいの
乗車率っぽいです。
ただ、たまたま今日は空いていただけで
万一混んでいたら
とても体が疲れるのも事実なので
自由席の空き具合など
それほど気にすることもないですね。
定刻通り網走を出発すると
寝台車はだいぶ静かになってきます。
というのも減灯されるし
なにより横になることができるので
レールのつなぎ目の音と
心地よい揺れが眠気を誘うのです。
自分も歯を磨いて
バーボンの水割りをチビチビやりながら
寝る準備をし、網走を出発して
30分くらいたったら寝ていたようですね。
真夜中は2,3回目が覚めましたが
それは寝返りをうつのに
少々狭いので苦しくなっていたことによるようです。
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