そろそろ暗くなるという時刻で
夜行列車という感じが
ひしひしと伝わってきます。
個室もほぼ全室埋まっている感じですが、
まだまだ主要駅へ停車するため
空室も埋まってくると思われますね。
札幌を出てしばらくすると
改札が始まるアナウンスが入りましたが
自分たちの車両にはなかなか来ないので
かなり待たされました。
やっと車掌が顔をのぞかせ
鍵の使用方法を教えてくれます。
簡単に言うと暗証番号形式で
外から暗証番号を押すと
解除されます。
その際、暗証番号もリセットされ、
外へ出て鍵を閉める際に
暗証番号を再度決めなおす
という方法なんですね。
確かにこれだといつでも
使用している人以外は
鍵を開けることが難しいのに、
開いていれば
誰でも暗証番号から始めることができる
というメリットがありますね。
ただ暗証番号を忘れたら
どうなるのだろうか。
これは車掌室で開けることができるのですよ。
今回の予定していた北海道内は
十分満喫できたし、
ゆっくりと帰る
この優雅さを楽しみながら
同時にもう終わってしまう旅に
寂しくなりながら
心地良いレールのつなぎ目の
響きに揺られていました。
真っ暗になったのでシャワーを
浴びに行きます。
【北斗星】にはシャワー室が
付いているんですよね。
さっぱりしたいのと、
せっかくだから体験したい
という気持ちからシャワーを浴びます。
といっても勝手に浴びることはできず、
事前に食堂車へ出向き、
係りの人へ予約をするのです。
予約時間は30分刻みになっており、
自分は早めの18時00分に
予約をして浴びることにしました。
ところで、
自分の個室「ソロ」は
シャワーの設備がついていませんが、
スイートルームなどは
シャワーがもちろん完備されています。
まさに動くホテルそのものなんです。
シャワー室はロビー室と同じ車両に
2つ用意されています。
ロビー室にはテレビもあり
ビデオが流れています。
そして、見るからに質の良さそうな
ソファーが並んでいて
個室でないお客にとっては
寛ぐのに良いところですね。
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