2022年10月22日
西川選手がFA権を行使せず、広島に残留を発表!
【広島】FA取得の西川龍馬が残留を発表「決め手は、新井さんです」単年契約の見込み
10/22(土) 10:48配信
日刊スポーツ
FA権を行使せず、正式に広島残留を表明した西川(撮影・加藤孝規)
広島は22日、今季国内フリーエージェント(FA)権を取得した西川龍馬外野手(27)がFA権を行使せずに残留することを発表した。決断理由には「決め手は、新井さんです」ときっぱり。12日の就任会見前日に電話で話をした新指揮官の存在が揺れる気持ちを残留に傾かせた。契約年数は単年となる見込み。
西川は今季、97試合に出場し、規定打席に19打席届かなかったものの、打率3割り1分5厘を残した。下半身のコンディション不良で約2カ月離脱した中でも打線の大きな得点源となった。プロ入りから通算2527打席に立ち、通算打率2割9分8厘という打力は他球団の評価も高く、動向が注目されていた。
すでに残留を発表している野間に続き、西川も残留となった。
来季から指揮を執る新井監督は12日の就任会見後、地元テレビ番組出演時に「(現役時にFA移籍した)お前が言うなと言われるかもしれないですが」と前置きしつつ「選手が頑張って得た権利ですが、残ってもらいたい。いてもらわないと困る。彼らには私の思いを伝えている」と慰留したことを明かしていた。新指揮官のラブコールが届き、去就が注目された2選手が来季も広島でプレーする。
西川は来季へ向けて「今シーズン、ケガでなかなか思うようにいかなかったので、来年はケガなく1年間プレーしたいなと思います」と意気込みを語った。
正直、ドリヨシは西川選手はFA権を行使するのではないかとドキドキしていましたが、カープに残留するというニュースに、ホッとしました。
残留の決め手は、新井監督の残留オファーだという事で、新井監督でなかったら、もしかして残留してなかったのかなと思うと、ゾッとします。
西川選手は今季シーズン途中で下半身のコンディション不良で戦線離脱しましたが、本人にとってもこの故障は悔しいだろうと思います。それだけに、来季にかける思いはひとしおでしょう。
新井監督の下、天才的なバッティングでチームをリーグ優勝、日本一に導いてくれるものと期待します。
広島が6選手に戦力外通告。
広島、3連覇貢献の安部友裕、中田廉、ベテラン菊池保則、白浜裕太ら6人に戦力外通告
10/22(土) 14:06配信
デイリースポーツ
(左から)広島・安部、中田、菊池保、白浜
広島は22日、マツダスタジアムで安部友裕内野手(33)、中田廉投手(32)、菊池保則投手(33)、白浜裕太捕手(36)、山口翔投手(23)、田中法彦投手(22)の6人に対して来季の選手契約を更新しない旨を通達した。
安部は福岡大城東から2007年の高校生ドラフト1巡目で広島入り。高い守備力を誇る内野手。2016年にレギュラーの座をつかむと17年には規定打席に初めて到達し、打率・310の高打率を残した。18年の日本シリーズ第3戦では1試合2本塁打を記録するなど、3連覇に大きく貢献した。その後は故障などもあり出番を減らしていった。今季は1度も1軍昇格がなかった。
中田は広陵から2008年のドラフト2位で広島入り。主にリリーフで活躍。2014年には66試合に登板し、9勝8敗18ホールド、防御率3・89の好成績を残した。17年には53試合に登板し優勝に貢献した。今季の1軍登板はなかった。
菊池保は常磐大高から2007年のドラフト4巡目で楽天入り。18年オフに福井優也とのトレードで広島に移籍した。19年には58試合、20年には44試合に登板しブルペンを支えた。今季は8試合に登板し0勝0敗2ホールド、防御率5・63だった。
白浜は広陵から2003年のドラフト1位で広島入り。強肩捕手として期待された。プロ通算90試合に出場し、打率・153、1本塁打、7打点。17年を最後に1軍で安打はなかった。
広島は4日に高橋樹也投手、中神拓都内野手、育成選手の戸田隆矢投手に戦力外通告を行っていた。
あまりにもプロの世界は残酷です。おとといのドラフトで新たな戦力が加われば、チームを去っていく選手も出てきます。
今日は新たに6選手に戦力外通告が下されました。安部選手はカープがリーグ3連覇した時の立役者でした。ドリヨシ的にはショックです。来季1軍はサードのポジションが空くので、安部選手が競争に割って入ってくれればと思っていましたが、残念でなりません。
中田投手も戦力外になったのはショックでした。中田投手もカープリーグ優勝の原動力となったピッチャーです。今季は1軍登板はありませんでしたが、必ず1軍のマウンドに戻ってくれると信じていましたが、残念です。仲良しでメジャーに移籍した前田健太投手もショックだったようです。
菊池保則投手は2018年オフに福井投手とのトレードでカープに移籍しました。中継ぎとしてブルペンを支えて来ました。キレのいい球を投げ込んでいましたが、今季は8試合の登板にとどまりました。起用のし方次第では、まだまだ活躍の機会はあると思いましたが、残念です。
白濱選手は強肩が持ち味のキャッチャーでした。プロ通算90試合に出場も、レギュラー奪取とはなりませんでした。しかし、多くのカープファンから愛されており、今季久しぶりに1軍の試合に出場した時に、ファンから沢山の拍手を浴びていました。
山口投手は2019年にプロ初勝利を挙げて、1軍先発ローテーションに入るかと思われましたが、その後不調でこの度戦力外となりました。
田中法彦投手は2020年はファームで主に抑えを務め、ウエスタンリーグのセーブ王となりました。10月に1軍登録され、10月29日のヤクルト戦に初登板し、1イニングを無失点に抑えました。
ドリヨシは将来の抑え候補だと思っていましたが、残念です。
安部選手、山口投手、田中法彦投手は現役続行を希望し、トライアウトを受ける予定です。白濱選手は球団からポストの提示があったようですが、考えがまとまっていないとのこと。中田投手は現役引退の意向て、菊池保則投手は未定だそうです。
それぞれの選手も、我々ファンも、この件を消化するのに時間がかかりそうですね。でも、先日戦力外通告を受けた3選手とあわせて計9人の選手の皆さんには、感謝しかありません。