2022年10月22日
広島が6選手に戦力外通告。
広島、3連覇貢献の安部友裕、中田廉、ベテラン菊池保則、白浜裕太ら6人に戦力外通告
10/22(土) 14:06配信
デイリースポーツ
(左から)広島・安部、中田、菊池保、白浜
広島は22日、マツダスタジアムで安部友裕内野手(33)、中田廉投手(32)、菊池保則投手(33)、白浜裕太捕手(36)、山口翔投手(23)、田中法彦投手(22)の6人に対して来季の選手契約を更新しない旨を通達した。
安部は福岡大城東から2007年の高校生ドラフト1巡目で広島入り。高い守備力を誇る内野手。2016年にレギュラーの座をつかむと17年には規定打席に初めて到達し、打率・310の高打率を残した。18年の日本シリーズ第3戦では1試合2本塁打を記録するなど、3連覇に大きく貢献した。その後は故障などもあり出番を減らしていった。今季は1度も1軍昇格がなかった。
中田は広陵から2008年のドラフト2位で広島入り。主にリリーフで活躍。2014年には66試合に登板し、9勝8敗18ホールド、防御率3・89の好成績を残した。17年には53試合に登板し優勝に貢献した。今季の1軍登板はなかった。
菊池保は常磐大高から2007年のドラフト4巡目で楽天入り。18年オフに福井優也とのトレードで広島に移籍した。19年には58試合、20年には44試合に登板しブルペンを支えた。今季は8試合に登板し0勝0敗2ホールド、防御率5・63だった。
白浜は広陵から2003年のドラフト1位で広島入り。強肩捕手として期待された。プロ通算90試合に出場し、打率・153、1本塁打、7打点。17年を最後に1軍で安打はなかった。
広島は4日に高橋樹也投手、中神拓都内野手、育成選手の戸田隆矢投手に戦力外通告を行っていた。
あまりにもプロの世界は残酷です。おとといのドラフトで新たな戦力が加われば、チームを去っていく選手も出てきます。
今日は新たに6選手に戦力外通告が下されました。安部選手はカープがリーグ3連覇した時の立役者でした。ドリヨシ的にはショックです。来季1軍はサードのポジションが空くので、安部選手が競争に割って入ってくれればと思っていましたが、残念でなりません。
中田投手も戦力外になったのはショックでした。中田投手もカープリーグ優勝の原動力となったピッチャーです。今季は1軍登板はありませんでしたが、必ず1軍のマウンドに戻ってくれると信じていましたが、残念です。仲良しでメジャーに移籍した前田健太投手もショックだったようです。
菊池保則投手は2018年オフに福井投手とのトレードでカープに移籍しました。中継ぎとしてブルペンを支えて来ました。キレのいい球を投げ込んでいましたが、今季は8試合の登板にとどまりました。起用のし方次第では、まだまだ活躍の機会はあると思いましたが、残念です。
白濱選手は強肩が持ち味のキャッチャーでした。プロ通算90試合に出場も、レギュラー奪取とはなりませんでした。しかし、多くのカープファンから愛されており、今季久しぶりに1軍の試合に出場した時に、ファンから沢山の拍手を浴びていました。
山口投手は2019年にプロ初勝利を挙げて、1軍先発ローテーションに入るかと思われましたが、その後不調でこの度戦力外となりました。
田中法彦投手は2020年はファームで主に抑えを務め、ウエスタンリーグのセーブ王となりました。10月に1軍登録され、10月29日のヤクルト戦に初登板し、1イニングを無失点に抑えました。
ドリヨシは将来の抑え候補だと思っていましたが、残念です。
安部選手、山口投手、田中法彦投手は現役続行を希望し、トライアウトを受ける予定です。白濱選手は球団からポストの提示があったようですが、考えがまとまっていないとのこと。中田投手は現役引退の意向て、菊池保則投手は未定だそうです。
それぞれの選手も、我々ファンも、この件を消化するのに時間がかかりそうですね。でも、先日戦力外通告を受けた3選手とあわせて計9人の選手の皆さんには、感謝しかありません。
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プロの世界はあまりにも非情ですね。
まだ、チームで活躍できる選手がいると思うのですが…。
今回もまだやってくれそうな選手いたので残念です。
去年の今村投手の時みたいに涙がでました。