2022年10月16日
来季坂倉選手は捕手に専念!
【カープ】坂倉、来季は捕手一本で勝負 新井監督「出ない日は代打で」
10/16(日) 18:29配信
中国新聞デジタル
来季、捕手一本で勝負することが決まり、倉コーチ(手前)と捕球練習をする坂倉
広島の坂倉が来季は捕手一本で勝負することとなった。新井監督と15日に面談し決定した。「会沢さんに挑み、競争していく」。今季、三塁で119試合に先発出場した好打者が気持ちを新たに、捕手でのポジション争いに臨む。
16日のマツダスタジアムでの秋季練習。倉バッテリーコーチとの捕球練習に時間を割いた。「出られることは確実じゃない。覚悟が必要」。捕手用のレガースを身に付け、汗だくになって球に食らい付いた。
今季は打撃を生かすために、首脳陣が三塁で起用。打率2割8分8厘、16本塁打をマークし、定位置を確保した。しかし、捕手への強いこだわりは消えなかった。15日に球場を訪れた新井監督に思いを伝えた。「(監督からは会沢と)競争してくれと言われた。出ない日もあるけど、その時は代打待機などを今は考えていると言っていただいた」
34歳の会沢らとの争いに向け、倉バッテリーコーチは「会沢や磯村に割って入るには、技術的に全て高めることが必要」と話す。坂倉は「いつまでも中途半端にやるのは、他の選手に失礼。重点的に頑張りたい」。マスクをかぶる時間を増やし、守備力アップに挑む。
中国新聞社
新井監督の決断で、坂倉選手は来季キャッチャーのポジションに専念することになりました。
昨日、新ユニフォーム披露会見にサプライズで乱入した新井監督に、坂倉選手が声をかけたそうです。新井監督も坂倉選手の意図はわかっていたらしく、「来年は捕手一本で」と伝えられたそうです。
ドリヨシ的には、坂倉選手がキャッチャーのレギュラーポジションを獲得するためには、血の滲むほどの努力をしなければなりません。坂倉選手はキャッチング、ショートバウンドのセービング、セカンドなどへのスローイング、配球を含むピッチャーのリード面に至るまで、まだまだ未熟です。到底、會澤選手や磯村選手の足元にも及ばない状態と言っていいでしょう。
坂倉選手が新井監督に話をして、キャッチャー一本で来季チャレンジするからには、それだけ出場機会が減るリスクを背負う事にもなります。
新井監督は1軍、2軍の全選手に期待していると言われていました。全ての選手をフラットに見ていくそうです。坂倉選手は攻撃面では欠かせない選手ではありますが、状態によっては来季は2軍スタートの可能性も否定できません。
新井監督の選手の見極めにも注目です。
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