2018年10月07日
25回戦@マツダ 広島3−4横浜DeNA 大瀬良投手単独最多勝ならず。接戦落とし今季最終戦終える。
広島・大瀬良 最多勝タイトル確定ならず 8回123球力投も…
10/7(日) 17:45配信
<広・D>7回表終了後、渋い表情をみせる大瀬良(撮影・坂田 高浩)
◇セ・リーグ 広島3―4DeNA(2018年10月7日 マツダ)
広島の大瀬良大地投手(27)が7日、今季チーム最終戦のDeNA戦(マツダ)に先発登板。8回で8三振を奪い6安打3失点と力投したが、3―3の時点で降板したためリーグ単独トップとなる16勝目はならず、自身初となる最多勝のタイトル確定とはならなかった。15勝で並んでいる巨人・菅野は今季最終戦となる9日の阪神戦(甲子園)で登板する可能性がある。
5回、ソトに40号2ランを浴びて先制を許した大瀬良だったが、その裏、味方打線は1死から会沢、安部の連続二塁打でまず1点を返すと、大瀬良も自ら三塁への内野安打でつないだ。田中は空振り三振に倒れ2死一、三塁となったが、続く菊池が左越え二塁打を放ち、大瀬良も一塁から激走して逆転のホームを踏んだ。
大瀬良は3―3の同点に追いつかれた7回を終えた時点で111球を投げていたが、その裏も先頭打者としてそのまま打席へ。8回を3者凡退に仕留めて123球を投げ終えた。その裏、2死一、二塁と勝ち越しのかかる場面で大瀬良に打席が回ると、代打・松山が告げられ、降板となった。松山は遊撃への痛烈な当たりを放ったが、ライナーに終わって勝ち越すことはできなかった。
大瀬良の投球内容は8回で123球を投げ、6安打3失点。8三振を奪い、与えた四死球は4つだった。
大瀬良投手はよく投げたと思います。単独最多勝のかかったプレッシャーのある中でのピッチングは上々の内容でした。
しかし、5回表にDeNAソト選手にライトスタンドへ2ランを打たれたのは痛かったですね。インコースへ狙って投げたツーシームが真ん中低めに来たところを痛打されました。大瀬良投手はリーグワーストの被弾数で、22本だったと思います。今後の課題はこの被本塁打をいかに減らすかですね。
打線は5回裏に、DeNA先発の石田投手を攻めて、安部選手がレフトフェンス直撃のタイムリー2ベースで1−2とし、さらに菊池選手がレフトオーバーの2点タイムリー2ベースで3−2と逆転しました。
しかし、7回表に大瀬良投手がDeNA筒香選手に左中間へのタイムリー2ベースを打たれ、3−3の同点に追いつかれました。
それでも大瀬良投手は力投を見せ、結局8回を投げて6安打3失点に抑えました。強力DeNA打線をよくここまで抑えたと思います。
9回表、2番手の中崎投手が捕まりました。ノーアウト1塁から、DeNA嶺井選手のサードへの送りバントを上本選手がエラーし、ノーアウト1、2塁とピンチになりました。このエラーはかなり痛かったですね。その後送りバントと敬遠で1アウト満塁の大ピンチとなり、DeNAソト選手にライトへ犠牲フライを打たれ、3−4と勝ち越しを許し、そのまま試合終了となりました。
今日の敗戦はレギュラーシーズン143試合の中で、一番悔しい敗戦でした。大瀬良投手の最多勝がかかった試合で、野手の皆さんが奮起して、大量援護出来れば良かったのですが…。読売が9日の最終戦に菅野投手を先発させるでしょうから、大瀬良投手の最多勝は微妙になりました。しかし、接戦になると広島にミスが目立つと思うのはドリヨシだけでしょうか。球際に弱い野球をまたしても露呈させた感じがします。そして、打線につながりがないのも気になります。特に丸選手と鈴木選手の状態がかなり心配です。このままの打線の状態でCSに入るのは、ドリヨシとしては不安でなりません。
さて、クライマックスシリーズファイナルステージまであと10日です。それまでに投手陣も野手陣もどれだけ調子を上げてくるか注目したいですね。
ドリヨシが心配しているのはセ・リーグの3位争いです。ドリヨシとしては読売に入って欲しいという思いがあるのですが、DeNAが今日勝って、首の皮がつながった状態です。それだけに今日の最終戦は勝ちたかったのですが…。
中9日間は広島は試合がありませんが、「真っ赤なドリヨシ」は毎日更新しますので、よろしくお願いします。
2018年10月04日
25回戦@マツダ 広島0−4読売 打線は読売菅野投手に4安打完封を喫す。天谷選手引退試合を勝利で飾れず。
広島・天谷が引退セレモニー「3連覇のチームの一員、誇りに思う」
10/4(木) 21:16配信
1回、捕ゴロに倒れるも一塁へ全力疾走する広島・天谷=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
「広島0−4巨人」(4日、マツダスタジアム)
今季限りで現役引退する広島・天谷宗一郎外野手が試合終了後、引退セレモニーに臨んだ。
背番号「49」はマウンド付近でナインから胴上げされ、「夢、希望があふれた素晴らしい球場で17年間、必死に野球をやってきました。カープは3連覇をし、チーム一丸となり、本当に強いチームとなりました。チームの一員になれたことを本当に誇りに思います」などとあいさつした。
試合には「1番・中堅」で先発出場。初回の守備では、坂本勇の打球を背走して好捕。その裏の打席では巨人先発の菅野と対戦し、捕ゴロに倒れたが、笑顔でプロ野球人生を締めくくった。
今日は読売菅野投手に翻弄されてしまいました。打線は散発4安打で完封されてしまいました。得点圏にランナーを送ったのは3度ありましたが、そこから読売菅野投手がギアを上げて後続を抑えこみました。CS進出の為には絶対負けられないですし、読売高橋監督の退任もあって、菅野投手はかなり気合いが入っていました。とはいえ、やはり完封されるのはいかがなものかと思います。打線の粘りがもっと欲しかったですね。
先発野村投手はあまり良い内容ではありませんでした。そんな中で、4回まで無失点に抑えました。5回表、ついに野村投手が捕まります。読売岡本選手にセンター前へのタイムリーを浴び、1点先制されました。
6回表には読売菅野投手のスクイズが成功し、0−2とリードされました。結局野村投手は6回途中8安打2失点でした。最低限の仕事はしたかなと思いますが、被安打が多いのが気になります。CSに向けて課題が残る内容ですね。
8回表は4番手に今村投手が登板しましたが、先頭の読売阿部選手に初球をライトスタンドへソロホームランを打たれ0−3。続く長野選手にこれも初球をレフトスタンドへソロホームランを打たれ0−4とされ、ほぼ試合が決まりました。あまりにも不用意な1球だったと思います。今村投手はCSでの登板は不安が残りそうです。
結局このまま試合は終了しました。完封負けはやはりこたえますね。
今日の試合は天谷選手の引退試合でもありました。今日は1番センターでのスタメンで出場しました。初回の守備ではいきなり読売坂本選手の打った飛球を処理しました。守備機会があって良かったです。1回裏の先頭打者では、当たり損ないのキャッチャーゴロでしたが、1塁まで全力疾走しました。いつもいかなる時も全力プレーする天谷選手が印象に残っています。広島東洋カープの暗黒時代を支えた選手がまた1人ユニホームを脱ぐのは、ドリヨシ的にはかなり寂しいですね。天谷選手、17年間お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
さて、広島はレギュラーシーズンは残り1試合になりました。7日のマツダスタジアムでのDeNA戦です。今日、読売菅野投手が勝って15勝になり、大瀬良投手と並びました。ということで7日に大瀬良投手が先発します。この試合で勝てば最多勝は確定します。読売菅野投手はレギュラーシーズン最終戦の阪神戦に先発するはずです。おそらく勝つでしょうから、大瀬良投手は7日の試合は絶対勝たなくてはなりません。また、ホームランダービーですが、丸選手が39本でトップ。38本でDeNAの筒香選手とソト選手です。このあたりの駆け引きも気になります。とにかく、最終戦は絶対勝たなくてはなりません。
2018年10月03日
25回戦@マツダ 広島4−3阪神(延長11回サヨナラ) 鈴木選手サヨナラタイムリー!アドゥワ投手6勝目!
広島 延長サヨナラ勝ち!誠也が決めた 阪神最下位転落、CSさらに遠のく
10/3(水) 22:19配信
<広・神>11回1死一塁、サヨナラ打を放ち、新井(左)らナインと抱き合って喜ぶ鈴木(撮影・坂田 高浩)
◇セ・リーグ 広島4―3阪神(2018年10月3日 マツダ)
広島が阪神に延長サヨナラ勝ちし、2連勝を飾った。
4回まで阪神先発メッセンジャーに1人の走者も出せなかったが、5回に先頭の鈴木が初安打し、続くメヒアが左越え3号2ランを放って追いつくと、安部の左安打、会沢の左適時二塁打で逆転に成功した。7回に同点とされたが、延長11回1死一塁から鈴木の左翼線適時二塁打でサヨナラ勝ちした。
投げては先発九里が初回2失点したものの2回以降は無失点と立ち直り5回を投げ切った。九里の後は岡田が6回を抑え、7回に永川、ヘルウェグで同点とされたが、8回以降1イニングずつをジャクソン、今村、中田、アドゥワが無失点でしのいだ。
阪神は幸先よく2点を先制し、先発メッセンジャーが4回まで完全投球を見せたものの5回に4安打を集中されて逆転された。7回に同点としたが、延長11回に岩崎が出塁を許し、最後は岡本が踏ん張れなかった。阪神は3連敗で最下位に転落、クライマックスシリーズ進出がさらに厳しくなった。
今日の試合は攻撃も守備もギリギリのどころで粘って勝った感じでした。
先発九里投手は立ち上がりがピリッとせず、初回、四球とヒットとパスボールなどで2アウト2、3塁のピンチで、阪神ナバーロ選手にセンター前へ2点タイムリーを浴び、先制を許しました。
しかし、2回以降は持ち前の変化球が低めに決まり、ストレートも伸びてきて、阪神打線を無失点に抑えました。九里投手は5回を投げて4安打2失点と、試合を作りました。
打線は阪神先発のメッセンジャー投手の前に4回までノーヒットに抑えられていましたが、5回裏、先頭の鈴木選手がレフト前ヒットで出塁すると、メヒア選手がレフトスタンドへ2ランを放ち、2−2の同点に追い付きました。メヒア選手のバッティングはすごいですね。さすがウエスタン・リーグ3冠になった選手です。バティスタ選手より確実性があるかもしれません。CS、日本シリーズの秘密兵器になる可能性があります。続く安部選手がレフト前ヒットで出塁すると、會澤選手が左中間を破るタイムリー2ベースで、3−2と逆転しました。見事な4連打でした。
しかし、7回表、4番手のヘルウェグ投手が阪神福留選手に押し出しの四球を与え、3−3の同点にされました。ヘルウェグ投手の制球にやや難があるかもしれませんが、150キロを越えるスピードボールは魅力的です。明日の試合もお試し登板はあると思います。
以降は両チーム共にチャンスは作りますが、あと1本が出ず、そのまま延長戦に入りました。
そして、延長11回裏、阪神5番手の岩崎投手から、1アウト後に丸選手が四球で出塁し、代走に上本選手を起用しました。阪神はここで6番手に岡本投手を登板させました。そして続く鈴木選手がフルカウントからレフト線を破るタイムリー2ベースで上本選手が生還。広島は9度目のサヨナラ勝ちをおさめました。
阪神もCS出場に向けて必死に戦っている中で、広島が競り勝ったのは大きかったです。しかし、打線が今一つ元気がないのが気になります。今日も1番から3番までがノーヒットでした。特に丸選手の状態が気になります。
さて、明日はマツダスタジアムで読売戦です。先発は野村投手です。前回ヤクルト戦では6回途中11安打7失点と散々な内容でした。明日はCSに向けて内容あるピッチングを期待します。読売は菅野投手です。前回DeNA戦では9回5安打完封しています。簡単には攻略できないかもしれませんが、CS突破、日本シリーズ制覇の為には打ち崩さなければなりません。明日は投手戦になりそうです。
2018年10月02日
24回戦@マツダ 広島1−0阪神 丸選手決勝39号ソロ!ジョンソン投手11勝目!
広島・丸、ホームランダービー単独トップの39号先制弾「自分のスイングできた」
10/2(火) 20:17配信
6回広島2死、好投を続ける阪神・岩田稔(手前)から先制のソロを放つ広島・丸佳浩=マツダスタジアム(撮影・高部洋祐)
「広島−阪神」(2日、マツダスタジアム)
広島の丸佳浩外野手が、先制の39号ソロを放った。0−0で迎えた六回2死。岩田のツーシームを捉え、バックスクリーン左へ突き刺した。「追い込まれていたのでセンター方向を意識して、しっかりと自分のスイングができました」。これが、この日のチーム初安打。それまで無安打に抑えられていた左腕に貴重な一撃を見舞った。
筒香、ソトと並ぶ38本でこの試合を迎えた。広島の六回終了時では、本塁打争いで単独トップに立つ39号だ。
これで40号に王手。丸が到達すれば、広島では13年ぶりで山本浩二、ギャレット、ラロッカ、新井に続き5人目。球団の左打者では78年のギャレット以来、40年ぶり2人目。日本選手に限れば初めてとなる。
今日はジョンソン投手の好投と丸選手の決勝ソロでしびれる勝ち方になりました。
先発ジョンソン投手はストレートに伸びがあり、変化球もコーナーに決まって、安定した内容でした。ピンチらしいピンチは6回表でした。2アウトランナーなしから、ヒットと内野安打などで2アウト1、3塁とされましたが、阪神大山選手をライトフライに打ち取り、ピンチを脱しました。
今日はバックももり立てて、特にサードに入った小窪選手が好プレーを連発。CSのレギュラー奪取にアピールしました。
打線は5回まで阪神先発岩田投手の前にノーヒットに抑えられていましたが、6回裏、2アウトランナーなしから、丸選手がバックスクリーン左へリーグ単独トップの39号ソロホームランを放ち、1−0と先制しました。ここ数試合はヒットもなかった丸選手ですが、ホームランが出てホッとしました。
先発ジョンソン投手は7回を投げて6安打無失点のナイスピッチングでした。これでCSを気持ち良く迎えられそうですね。
8回はヘルウェグ投手が登板しました。内野安打を打たれましたが、後続を抑えました。ヘルウェグ投手はランナーを出した時のピッチングの不安定さも克服しているようなので、セットアッパーとしてもいけるのではないかと思います。150キロを越える動く球を連発しますし、シンカーが効果的ですし、おもしろい存在になると思います。
9回は中崎投手が締めて、見事1−0で勝利しました。
ドリヨシ的には、打線にもう少しつながりがあればと思いますが、短期決戦になると投手陣の踏ん張りがモノを言うでしょう。ジョンソン投手の好投は良い材料です。
さて、明日もマツダスタジアムで阪神戦です。広島先発は九里投手です。前回は優勝を決めたヤクルト戦で8回2安打無失点のナイスピッチングでした。明日も安定したピッチングを期待します。阪神はメッセンジャー投手です。前回DeNA戦では6回3安打2失点でした。内容はいいだけに、CSの戦いを想定するに、申し分のないピッチャーだと思います。どのように広島打線が攻めていくか注目です。
2018年09月30日
24回戦@東京ドーム 広島4−5読売(9回サヨナラ) 中崎投手打たれ大瀬良投手の16勝目がフイに。
広島大瀬良、16勝目はお預け…九回に中崎打たれる
9/30(日) 16:32配信
3回終了後、ベンチ前で険しい表情を見せる広島・大瀬良=東京ドーム(撮影・堀内翔)
「巨人−広島」(30日、東京ドーム)
広島・大瀬良大地投手が、7回6安打3失点の力投。16勝目の権利を得て降板したが、九回に中崎が打たれ、お預けとなった。
一回にマギーの犠飛で先制点を献上。三回は田中俊、マギーの適時打で再び勝ち越しを許した。
だが、四回以降は粘りのピッチング。六回、2死二塁で代打大城を二ゴロに仕留めるなど、要所を締めて先発の役割を果たした。
勝利への執念を燃やした。五回は1死から自らのバットで右前打を放ち、出塁。続く田中の10号2ランにつなげ、同点に追いついた。
大瀬良の粘りに仲間もこたえた。八回、鈴木の三塁打で1死三塁とし、松山の犠飛で4−3と勝ち越し。この時点で大瀬良に勝ち投手の権利が転がり込んだ。
勝てば巨人・菅野と2勝差。最多勝へ大きく前進したが、九回に守護神の中崎が打たれ、16勝目はならなかった。
今日は大瀬良投手に勝ちをつけるための試合でしたが、最後中崎投手が打たれてダメでした。残念です。
大瀬良投手は今日は良くもなく悪くもない内容だったと思います。1回裏、読売マギー選手のセンターへの犠牲フライで1点を先制します。
打線は2回表、読売先発のメルセデス投手から、安部選手がレフトへの同点タイムリーで1−1とします。
しかし、3回裏、大瀬良投手が捕まります。読売田中選手にレフトへタイムリー2ベースを浴び1−2。続くマギー選手にレフトへタイムリー2ベースを浴び1−3とされました。
5回表、1アウト後、大瀬良投手が粘って最後はライト前ヒットで出塁しました。このヒットが大きかったです。続く田中選手がライトスタンドへ2ランを放ち、3−3の同点に追い付きました。
大瀬良投手は7回を投げて6安打3失点と、先発ピッチャーの役割は十分果たせたと思います。
そして8回表、読売2番手の畠投手を攻め、1アウト後、鈴木選手がライトフェンス直撃の3ベースを放ち、続く松山選手がセンターへの犠牲フライで4−3と勝ち越しました。これで大瀬良投手の勝利投手の権利が転がり込んで来ました。
このまま逃げ切れるかと思った9回裏、抑えの中崎投手が捕まります。読売岡本選手にレフト前へタイムリーを浴び4−4の同点になり、この時点で大瀬良投手の勝ちが消えました。さらに読売長野選手にセンター前へタイムリーを浴び、4−5となりサヨナラ負けを喫してしまいました。今日の中崎投手は何か体が重そうで、キレがないように思えました。何か不調があるのかどうか少し心配になりました。
最近は菊池選手と丸選手のバッティングがかなり心配です。共に簡単に追い込まれ、菊池選手はアウトコースの変化球を引っかけて内野ゴロのケースが多く、丸選手はタイミングが合わず空振り三振が多くなっています。疲れが出ているのかもしれません。特に丸選手はリフレッシュした方がいいのではないかと思います。
さて、広島は残り4試合です。10月2日、3日は阪神戦。4日は読売戦。7日はDeNA戦と、いずれもマツダスタジアムで行われます。最後まで広島らしい野球がどれだけ出来るかですね。大事な4試合だと思います。
それにしても、ドリヨシは丸選手のバッティングがかなり心配です。
2018年09月29日
23回戦@東京ドーム 広島8−7読売 打撃戦制す!西川選手決勝タイムリー!
広島西川V打、永川2勝目 巨人は今季負け越し決定
9/29(土) 22:03配信
9回表広島2死二塁、西川の適時打で生還し、永川(左)とタッチを交わす菊池(撮影・狩俣裕三)
<巨人7−8広島>◇29日◇東京ドーム
巨人は1回に坂本勇の先頭打者弾で先制。広島は3回に鈴木の適時打などで2点を奪うも、巨人田中俊が再逆転の2ランを放つ。
広島は5回に野間、小窪、石原の3連続適時打などで5点を奪い、逆転。巨人は6回、長野の二ゴロの間に1点を返した。
巨人は7回に坂本勇の看板直撃弾などで同点とするも、広島は9回に西川の適時打で勝ち越した。7回途中から登板した永川が2勝目。巨人は同点の9回に登板した山口俊が踏ん張れず、今季負け越しが決定した。
打撃戦を一枚上回ったのは広島でした。読売はCS進出に向けて負けられない中、必死で戦ってきましたが、及びませんでした。
先発戸田投手は良くもなく悪くもないのらりくらりの内容でした。
1回裏、先頭の読売坂本選手にソロホームランを浴び、1点を先制されます。
しかし、打線は3回表、読売先発の今村投手を攻め、丸選手のショートゴロの間に1点。続く鈴木選手がレフトへタイムリーを放ち、2−1と逆転します。
しかし、戸田投手がピリッとせず、その裏、読売田中選手に右中間スタンドへ2ランを浴び、2−3と再びリードされました。
5回表、広島の猛攻がありました。ノーアウト満塁になったところで、読売は2番手にアダメス投手に代わりましたが、鈴木選手が押し出しの四球で3−3の同点とし、代打西川選手のセカンドゴロの間に1点を入れ4−3と逆転。野間選手がセンター前タイムリーで5−3。小窪選手がレフト前タイムリーで6−3。石原選手がライト前タイムリーで7−3と一気にリードを広げました。
しかし、今日の読売は粘りました。6回裏、ヒット2本打たれたところで戸田投手は降板しました。結局戸田投手は6回途中7安打3失点と、何とも言えない内容でした。次回登板のチャンスがあるかどうかは微妙ですね。2番手にヘルウェグ投手が登板しましたが、読売長野選手のセカンドゴロの間に1点入れ7−4とします。ヘルウェグ投手は対右バッターに対してはインコースに食い込む球が有効かと思われます。ワンポイントでCSでも使えるのではないでしょうか。
7回裏、読売が執念を見せます。3番手のアドゥワ投手から、読売坂本選手がレフトスタンドへ2ランを打ち7−6とし、さらに阿部選手がレフト前へ執念のタイムリーで7−7の同点とされます。
しかし、9回表、広島らしい攻撃を見せます。6番手の読売山口投手を攻め、先頭の菊池選手が四球で出塁します。続く丸選手と鈴木選手が三振で2アウトとなり、西川選手が打席に入ります。ここで菊池選手が盗塁に成功し2アウト2塁になります。西川選手はレフトへタイムリーを放ち、8−7と勝ち越しました。これぞ広島野球だと感じました。
9回裏は一岡投手が締めて、今日の打撃戦を制しました。
これで広島は80勝に到達しました。今日と明日の試合はドリヨシ的には複雑な思いです。3位に読売に入ってもらいたいだけに、読売にも勝ってもらいたいという気持ちもあって、何とも言えない心境です。でも、広島には勝って欲しいですね。
さて、明日はデーゲームです。先発は大瀬良投手です。前回DeNA戦では8回6安打1失点の好投でした。最多勝を確定させるべく、明日も素晴らしいピッチングを期待しましょう。読売はメルセデス投手です。前回阪神戦では8回3安打無失点の好投です。ただし、広島戦は防御率7.50と、打線は苦にしていません。大瀬良投手のためにもやはり勝たないといけませんね。
2018年09月28日
25回戦@マツダ 広島7−4東京ヤクルト 4点差をひっくり返す!會澤選手決勝3塁打!
広島・会沢がV三塁打「疲れました」曽根はダメ押し打「楽な気持ちで」
9/28(金) 21:35配信
8回2死一、二塁、会沢は右越えに勝ち越しの2点適時三塁打を放つ(撮影・北條 貴史)
◇セ・リーグ 広島7―4ヤクルト(2018年9月28日 マツダ)
広島・会沢が8回2死一、二塁から決勝の2点適時三塁打を放った。
7回に松山の適時打で同点とし、8回に迎えた絶好機。「なんとか決めてやろうという気持ちだった」という気迫の一打は、前進守備の頭を越えた。
自身3年ぶりの三塁打に「疲れました」と苦笑い。会沢の後にダメ押しの中前適時打を放った23歳の曽根は「2点差あって楽な気持ちで打席に入れた」と頼れる選手会長に感謝していた。
今日の試合はリリーフ陣の粘りのピッチングで今季39回目の逆転勝ちを納めました。
先発高橋樹也投手は立ち上がりが不安定で、 初回ヤクルト山田選手にセンターへのタイムリー2ベースを浴び2点先制されます。さらに大引選手にレフトへ2点タイムリー2ベースで4点を献上しました。これは高橋樹也投手は舞い上がってもうダメかなと思いました。しかし、2回、3回、4回と持ち前の制球が安定し、ヤクルト打線を無失点に抑えました。この3イニングのピッチングは評価できると思います。中継ぎで登板させた方が力を発揮しそうな感じがしました。
打線は3回裏、ヤクルト先発のカラシティー投手を攻め、田中選手がライトへの2点タイムリー3ベースで2−4。さらに野間選手のファーストゴロの当たりをヤクルト坂口選手がエラーし、田中選手が生還して3−4と1点差に迫ります。
高橋樹也投手は5回表、ヒットと四球で1アウト1、2塁となったところで降板となりました。結局高橋投手は5回途中6安打4失点でしたが、ドリヨシ的にはよく頑張ったと思います。使い方次第で十分戦力になると感じました。
2番手にヘルウェグ投手が登板しましたが、バレンティン選手を空振り三振。雄平選手をピッチャーゴロに打ち取り、無失点に抑えました。
6回は今村投手、7回はアドゥワ投手がヤクルト打線をしっかり抑えました。
打線は7回裏、ヤクルト2番手の梅野投手から、松山選手がライト前へのタイムリーで4−4の同点に追い付きました。いやあ、松山選手が最近勝負強いですね。自身初の規定打席到達と3割がかかっていますから、松山選手も必死です。
8回表はフランスア投手2アウト1、3塁のピンチを招きましたが、無失点に抑えました。
そして8回裏、ヤクルト3番手の近藤投手から、會澤選手がライトオーバーの2点タイムリー3ベースを放ち、6−4と勝ち越しました。近藤投手のフォークボールでしたが、うまく右方向へ打ち返しました。続く曽根選手がセンター前へタイムリーを放ち、7−4とリードを広げました。曽根選手は今日の試合、守備でも見せてくれました。攻守に大活躍でした。
9回表は中崎投手が締めて、見事な逆転勝利でした。
さあ、レギュラーシーズンはあと6試合です。明日からは東京ドームで読売との2連戦です。明日はナイターですが、先発は戸田投手です。前回先発は2日のヤクルト戦では3回途中3失点でした。明日の登板はCSを睨んだテスト登板だと思います。内容あるピッチングを期待します。読売は今村投手です。前回阪神戦では4回2安打無失点でした。正直広島打線は今村投手を苦手にしています。どのように攻略していくか、注目です。
ドリヨシ的には3位には読売に入ってもらいたい思いがあるだけに、明日明後日の試合は複雑な心境です。台風も来てるので、特に日曜日試合が出来るかどうか心配です。
2018年09月27日
24回戦@マツダ 広島3−9東京ヤクルト 野村投手6回途中7失点炎上。打線も奮わず敗戦。
広島・野村 CSローテ入り確実も乱調で5敗目 ヤクルトは2位確保へ着々
9/27(木) 22:07配信
6回途中で降板する広島・野村(19)=マツダスタジアム
「広島3−9ヤクルト」(27日、マツダスタジアム)
前夜に優勝を決めた広島が、逆転負けを喫した。
CSローテ入りが確実な野村が誤算だった。5回1/3を投げ、11安打7失点で5敗目。三回に山田哲の適時打などで2点を献上。五回には雄平に10号3ランを浴びた。
ヤクルトは打線15安打9得点と爆発。6投手の継投で逃げ切った。3位・DeNAとの5ゲーム差をキープした。
昨日の今日ですから、無理は言えませんね。今日の試合は菊池選手や鈴木選手を休ませて挑みました。
今日は先発野村投手がピリッとしませんでした。内容自体はそんなに悪くなかったと思ったのですが、詰めが甘かったかと感じました。3回表、2アウトランナーなしから、ヤクルト青木選手に四球を与え、山田選手に左中間を破るタイムリー2ベースを浴び、1点先制されます。さらにバレンティン選手にライト前タイムリーを浴び0−2とされます。2アウトランナーなしからの失点ですから、もったいないですね。
しかし、打線はその裏、ヤクルト先発の星投手を攻め、野間選手がセンターオーバーのタイムリー3ベースを打ち1−2。さらに安部選手がレフトへの犠牲フライで2−2の同点に追い付きました。
さらに4回裏には田中選手がライトへの犠牲フライで3−2と逆転します。そしてなおも1アウト1、3塁のチャンスでしたが、ヤクルト2番手のハフ投手に代わり、野間選手が見逃し三振。丸選手がライトフライに倒れ、追加点が取れませんでした。これが後々響く事になります。
5回表、野村投手が捕まります。この回も2アウトランナーなしから、ヤクルト山田選手、バレンティン選手がヒットで出塁すると、雄平選手に右中間スタンドへ3ランを浴び、3−5と逆転されました。2アウトランナーなしからの失点ですから、ここももったいないですね。
さらに6回表にも捕まります。ヤクルト坂口選手に右中間を破るタイムリー3ベースで3−6。続く青木選手にセンター前タイムリーを浴び3−7とリードを広げられます。野村投手はここで降板しました。結局6回途中11安打7失点KOになりました。今日はランナーの出し方に問題がありました。それも2アウトランナーなしからの失点が2回あったのは残念でした。
一度火がついたヤクルト打線は止まりません。8回表、3番手の藤井投手から、ヤクルト青木選手がセンターオーバーのタイムリー2ベースを打ち3−8。さらに雄平選手がレフト線へタイムリー2ベースを打ち3−9とし、ほぼ試合が決まりました。
打線も、ヤクルトからもらった四球は10個ありました。ヒットも6本打ってます。得点圏に進めたランナーは8回ありましたが、得点は3点でした。あと1本が出ない拙攻が目立つ攻撃でした。効果的にタイムリーが出ていれば、打撃戦で勝てていたかもしれません。まあ、でも、昨日の今日ですから大目に見ましょうか…。
さて、明日の先発は高橋樹也投手です。前回9日の中日戦で、5回7安打3失点のピッチングでした。明日もしっかり試合を作って、首脳陣にアピールしたいところです。ヤクルトはカラシティー投手です。前回22日の読売戦で6回途中6安打4失点で負け投手になっています。十分漬け込む余地はあります。明日は打線の大量援護で高橋投手に勝ちをつけましょう。
2018年09月26日
23回戦@マツダ 広島10−0東京ヤクルト 球団史上初のリーグ3連覇達成!全国のカープファンの皆さん、おめでとうございます!
広島が3連覇 選手層に厚み加わり日本一へ
9/26(水) 22:05配信
優勝を決め胴上げされる広島・緒方孝市監督=マツダスタジアム(撮影・松永渉平)
守護神の中崎が最後の打者を空振り三振に仕留めると、捕手の会沢がウイニングボールを持ってマウンドへ駆けだした。あっという間に選手の歓喜の輪が広がり、全員でハイタッチ。地元ファンの歓声が高まる中、緒方監督が9回も胴上げされた。
2位ヤクルトとの直接対決は、一回に一挙5点を奪う猛攻で主導権を握り、中盤以降も着々と加点。投げては先発九里が8回零封と好投。最後は守護神中崎が三者凡退で締めくくり、文句なしの完勝で3年連続9回目のリーグ優勝を決めた。
2位以下を大きく引き離し、セ・リーグでは巨人以外では初の3連覇。一昨年、昨年とリーグ連覇しながら日本一には届かず。今季は投打とも主力の陣容を大きく変えないまま選手層に厚みを加え、ペナントレースの独走態勢を築いた。
昨年までの控え選手が主力格に成長した。昨季まで不動のトップバッターだった田中が夏場に打撃の調子を崩すと、8月からは4年目の野間を1番に起用。チームの看板となっていた「タナキクマル」(田中、菊池、丸)にこだわらない柔軟な並びで打線に活気を取り戻した。三塁手の安部も開幕から調子が上がらず8月に故障で出場登録抹消となったが、23歳の西川がその穴を十分に埋める働きを見せた。
投手での大きな成果は、サウスポーの救援投手の補強だ。ドミニカのカープアカデミー出身の左腕フランスアが5月に育成枠から支配下登録されると、中継ぎの柱として大活躍。8月には日本記録の月間18試合に登板して10ホールドを記録するなど、欠かせない存在となった。
ブルペンの強化は後半の勝負強さにつながった。昨季41度を数えた逆転勝ちは今季も8月23日のヤクルト戦で7点差をひっくり返すなど、ここまで38回。「逆転のカープ」は健在だ。
7月には広島を西日本豪雨が襲い、地元の人々が大きな被害に遭った。松田元(はじめ)オーナーは「しっかり戦うさまを見てもらい、復興の支えになる」とチームに号令をかけ、7月は12勝5敗、8月は17勝9敗1引き分けと勢いを加速させた。
選手会長の会沢は「日頃多くの皆さんに『頑張って』と力をいただいている。僕らはプレーで勇気を与え、力になりたい」とナインの思いを代弁する。「若い選手を育てながら勝つ」を実現させた広島。歓喜に沸くファンに緒方監督は「今シーズン、ここがゴールではないです。日本一というゴールに向かって、まだ戦いは続きます。ご声援よろしくお願いします」と呼び掛けた。真っ赤になった指揮官の目は、1984年以来34年ぶりとなる日本シリーズ制覇を見据えていた。(上阪正人)
やっぱり、優勝って素晴らしいですね。嬉しい限りです。
今日は初回から自慢の打線が爆発しました。ヤクルト先発のブキャナン投手を攻め、丸選手がセンター前へのタイムリーで先制すると、松山選手がセンター前のタイムリー2ベースで2−0。野間選手がピッチャー強襲のタイムリー内野安打で3−0。會澤選手がレフト前タイムリーで4−0。安部選手がセンターへの犠牲フライで5−0とし、試合の主導権をがっちり握りました。
さらに5回裏、ヤクルト2番手のハフ投手から、野間選手がライト線へのタイムリー3ベースで6−0とします。
さらにさらに6回裏、ヤクルト3番手の中尾投手から、丸選手のファーストゴロの間に1点。そして松山選手がライトへのタイムリー2ベースで8−0とします。
7回裏にはヤクルト4番手の中澤投手から、田中選手がセンター前タイムリーで9−0。そして丸選手がライト前タイムリーで10−0とします。今日の打線は今までの鬱憤を晴らすかのような、素晴らしいつながりでした。
投げては先発九里投手がナイスピッチングでした。変化球の制球が抜群で、ストレートも伸びがあり、危なげない内容でした。ピンチは4回表、ノーアウト満塁の大ピンチでしたが、ヤクルトバレンティン選手をファーストフライ。続く雄平選手をショートゴロ併殺に打ち取り、ピンチを脱しました。その時の九里投手のガッツポーズは印象的でした。結局九里投手は8回2安打無失点の完璧な内容でした。
9回表、 マウンドに上がったのは抑えの中崎投手でした。今季は不安定な時期もありましたが、ここに来て安定してきました。今日はヤクルト坂口選手をセカンドフライ。上田選手をサードフライ。山田選手を空振り三振に打ち取り、広島東洋カープは3年連続9回目のリーグ優勝を達成しました。
本当に関係各位の皆さん、リーグ優勝おめでとうございます!そして、全国のカープファンの皆さん。「真っ赤なドリヨシ」の読者の皆さん、おめでとうございます!
明日の試合は広島先発は野村投手です。ヤクルトは星投手です。まあ、今日は優勝の喜びにしっかり浸りましょう!
2018年09月25日
24回戦@マツダ 広島3−5横浜DeNA 今日もDeNAに競り負ける。またしても優勝は明日以降にお預け。
広島 2夜連続でまさかの優勝お預け 地元ファンから悲鳴とため息
9/25(火) 21:56配信
9回、試合終了を見つめる新井ら広島ナイン(撮影・飯室逸平)
「広島3−5DeNA」(25日、マツダスタジアム)
広島が2連敗。勝てば無条件で優勝が決まる一戦で競り負け、地元ファンから悲鳴とため息がこだました。ヤクルトも延長戦の末に連勝を決め、マジック1のまま、2夜連続で優勝は持ち越しとなった。
重圧をはね返せなかった。同点の八回、1死一塁。フランスアがロペスに決勝2ランを被弾。歓喜の瞬間を“生観戦”しようと待ち望んでいたファンに、重苦しいムードが広がった。
その直前、ナゴヤドームでは九回、2死までリードを許していたヤクルトが、坂口の適時打で同点。驚異的な粘りで、3連覇確定に「待った」をかけていた。
前夜は逆転負け。連敗は避けようと、広島ナインはファイティングポーズをとり続けた。五回は代打・新井が中犠飛。2点を追う六回には、丸が筒香に並ぶリーグトップタイの38号ソロを放った。1点差に迫ると、5番松山が右翼線へ適時三塁打。試合を振り出しに戻した。
だが、3位争いで負けられないDeNAも執念を発揮。筒香、ロペスが広島ファンの空気を切り裂く一発を放ち、敵地で連勝を飾った。
試合後は緒方監督、選手もベンチで待機。だが、広島敗戦から10分余りが経過し、ヤクルトの勝利が確定した。わずかな望みにかけ、中日を応援しながら残っていたファンから再び、ため息が漏れた。
広島は26日から本拠地でヤクルトと3連戦。直接対決で、今度こそ地元胴上げを目指す。
正直言わせていただくと、情けないの一言です。 首位のチームらしくない重苦しい試合展開が何試合も続くのはいかがなものかと思います。
今日の先発は中村祐太投手でしたが、彼なりによく頑張ったと思います。しかしながら、勝負球が甘く入るケースが多かったでしょうか。2回表にDeNA筒香選手に左中間スタンドへソロホームランを浴び、1点先制されました。
5回表にはDeNA嶺井選手にレフトへタイムリー2ベースを浴び、0−2とリードされます。
打線は5回裏、DeNA2番手のエスコバー投手から、代打新井選手がセンターへの犠牲フライを放ち、1−2とします。
しかし、6回表、広島2番手の一岡投手が捕まります。DeNA乙坂選手にセンター前へタイムリーを浴び、1−3とリードを広げられます。
打線はその裏、DeNA4番手の今永投手を攻め、丸選手がライトスタンドへソロホームランを放ち、2−3。さらに松山選手がライト線へのタイムリー3ベースで3−3の同点に追い付きました。しかしながら、ここでノーアウト3塁の勝ち越しのチャンスでしたが、野間選手がショートゴロ。會澤選手がサードゴロ。安部選手がピッチャーゴロに倒れ、勝ち越せませんでした。
さらに7回裏には、2アウト満塁のチャンスでしたが、松山選手がショートゴロに倒れ、チャンスを潰しました。
この嫌な流れが8回表にやってきます。3番手のフランスア投手が7回からの回跨ぎで登板しましたが、DeNAロペス選手にレフトスタンドへ2ランを浴び、3−5とされました。
結局試合はこのまま終わり、広島は連敗となりました。そして、ヤクルトが今日も勝ちましたので、広島の優勝はまたしてもお預けになりました。残念です。ちなみに、広島は残り9試合ありますが、1勝するのが精一杯の状況の中、ネガティブに考えるのはドリヨシだけでしょうか。いずれにしても、気持ちを切り替えていくしかありません。選手の皆さんは必死で戦っているのはよく分かりますが、こういう時こそ冷静さも大切です。
明日からはマツダスタジアムでヤクルトとの3連戦です。広島の先発は九里投手です。前回DeNA戦では6回6安打1失点の好投でした。明日も気迫あふれるピッチングに期待しましょう。ヤクルトはブキャナン投手です。前回阪神戦では4回5安打4失点で降板しています。とにかく総動員でヤクルト投手陣に襲いかかりましょう。もう明日は絶対決めて欲しいです。いや、決めなければなりません。全国のカープファンの皆さん、明日は広島にエネルギーを送ってください。