2018年08月31日
19回戦@神宮 広島6−5東京ヤクルト(延長10回) 4点のビハインドを終盤追い付き、延長戦丸選手のV弾で逆転勝ち!マジック17!
広島・丸、延長10回決勝本塁打!優勝マジック「17」に
8/31(金) 22:12配信
<ヤ・広>10回、丸が右翼へ勝ち越しアーチを放ち、バティスタ(左)の出迎えを受ける (撮影・大塚 徹)
◇セ・リーグ 広島6ー5ヤクルト(2018年8月31日 神宮)
広島が終盤の得点で延長に持ち込み、延長10回に丸の本塁打で勝ち越した。チームは4連勝で優勝マジックを「17」とした。
広島は、3回に1点先制されたものの、7回に1死二塁で田中が右方向への適時三塁打で追いつく。しかし直後に4点勝ち越される苦しい展開に。だが8回、無死一塁でバティスタの22号2ランで反撃開始。チャンスは続き、1死満塁として松山の左前適時打で1点差に詰め寄り、9回にも1死三塁で野間の左犠飛で追いついた。延長10回には先頭の丸がライトスタンドへ31号ソロを放って勝ち越した。
ヤクルトは、3回にバレンティンが右中間への適時二塁打で先制。7回に同点にされるが、直後に青木の勝ち越し7号3ランと西浦の右前適時打で一度は勝ち越しに成功する。しかしその後、リリーフ陣が誤算で、連勝は5で止まった。
今日の試合は終盤で激しく動く展開になりました。
先発野村投手は丁寧にコーナーを突く粘りのピッチングを展開しました。
しかし、3回裏、ヤクルトバレンティン選手に右中間を破るタイムリー2ベースを浴び、0−1と先制されました。
打線はヤクルト先発ブキャナン投手の前にチャンスらしいチャンスがなかなか作れず、もどかしい展開が続いていました。しかし、7回表、松山選手のレフト線を破る2ベースの後、田中選手が右中間を破るタイムリー3ベースで1−1の同点に追い付きました。
さあ、ここからというところで、7回裏に野村投手が捕まります。ヒット2本と送りバントで2アウト1、3塁とされ、ヤクルト青木選手にバックスクリーン右へ3ランを浴び、1−4とされました。さらにヤクルト西浦選手にライト前タイムリーを浴び、1−5とされました。結局野村投手は7回11安打5失点の内容でした。丁寧にコーナーを突く意図は伝わってきますが、あまりにも慎重になりすぎてカウントを悪くして痛打されるケースが目立ちます。次回登板への課題でしょうか。ドリヨシはここで試合を諦めてしまいました。
しかし、広島は諦めていませんでした。8回表、センター前ヒットの西川選手を1塁に置き、代打バティスタ選手がレフトスタンドへ2ランを放ち、3−5とします。
さらに、ヤクルト2番手の近藤投手から、松山選手がレフト前へタイムリーを打ち、4−5と1点差に追い上げました。
9回表、ヤクルト抑えの石山投手を攻め、先頭の西川選手がレフト前ヒットで出塁すると、2塁へ盗塁し、ヤクルトキャッチャー中村選手の悪送球で、西川選手は一気に3塁まで進みました。そして、野間選手がレフトへの犠牲フライで5−5の同点に追い付きました。
9回裏、中崎投手が登板しましたが、またしても中崎劇場が開演です。1アウト後、ヒット2本と申告敬遠で満塁と、一打サヨナラの大ピンチでしたが、ヤクルト代打大引選手をセンターフライ。続く坂口選手もセンターフライに打ち取り、ギリギリのところで無失点に抑えました。
そして、試合は延長戦です。10回表、ヤクルト4番手梅野投手から、先頭の丸選手がカウント0−1からの2球目をジャストミートし、打球は右中間スタンドへ吸い込まれました。この丸選手のソロホームランで、ついに6−5と逆転に成功しました。
10回裏はジャクソン投手が3人をきっちり抑えて、今季初セーブを挙げました。
広島の終盤の驚異的な粘りは素晴らしいですね。リリーフ陣もランナーを出しながらも粘りのピッチングで追加点を許さなかったのも大きいですね。先日の読売戦からですが、球際に強くなったなという印象があります。守備では菊池選手が好プレーを連発しています。
これで広島は4連勝で、優勝へのマジックは17になりました。今日の勝ちでますます優勝に向けて拍車がかかりそうです。
明日の先発は大瀬良投手です。前回中日戦では7回7安打2失点で勝ち投手になっています。今季ヤクルト戦は2戦2勝です。明日も素晴らしいピッチングを期待します。ヤクルトはカラシティー投手です。前回DeNA戦では5回途中6安打3失点でした。ここ数試合内容が悪いだけに、攻略は十分出来ると思います。直接対決だけに、明日も勝って一気にマジックを減らしたいところですね。
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8049273
課題はあるもののこの逆転勝利は凄かったですね!
諦めてましたよ。